公営ガスに関するQ&A

Q1 なぜ公営でなければいけないの?A1 ガス事業は、市民の皆さんが料金を負担して築き上げてきた市民の共有財産です。
市は、その財産を市民の声を無視して売却しようとしています。
ガス事業は、市民の日常生活にとって必要不可欠の事業であり、 公営だからこそ、より安全・安心で、しかも低廉で安定したエネルギー供給を通じて 広く住民福祉の増進や地域の振興、発展に寄与してきました。
私たちは、電気、ガス、水道など市民生活に必要不可欠のライフラインについては、 可能な限り公営事業として取り組まれるべきと考えます。
なお、公営ガス事業者は、九州では、佐賀市と久留米市の2つですが、 全国では、62の自治体が(平成13年10月1日現在)ガス事業を営んでいます。

Q2 佐賀市のガス料金は、他都市に比べてどのくらいなの?A2 九州内27事業者のうちで、3番目に安い料金です。
これは、議会の関与などで、ガス料金設定の透明性が確保されているからです。
なお、佐賀市のガス料金が安いため、佐賀市周辺のLPガスの料金も九州内40地区で、 2番目に安いレベルを保っています。

Q3 民間に譲渡されると、ガス料金は下がるといわれていますが、本当?A3 むしろ逆です。
近年、ガス事業を民間に譲渡した自治体のほとんどが、3年間程度の期間を決めて料金を 据置きにするという条件で譲渡していますが、そのうち2つの事業者が既にガス料金を 値上げしています。

Q4 天然ガスに切り替えるためにどのくらいの費用がかかるの?
また、そのためにガス料金を値上げする必要があるの?
A4 天然ガスに切り替えの費用は、約38億円強必要です。
また、大半の事業者が熱量変更に伴い値上げをしていますが、 佐賀市の場合は値上げせずにやっていけます。

Q5 どうして佐賀市営ガスでは、値上げせずに大丈夫なの?
税金は使うの?
A5 これまでの利益を積み立てており、不足分を借りても、現行の料金を値上げしなくとも返済が 可能であるという計画で進めています。
また、人員も、これまで「九州の熱量変更共同化作業」に参加してきたことから、 佐賀市の熱量変更事業には、九州管内のガス事業体から応援を得ることができ、 現行の人員で十分対応できるものです。
なお、天然ガス切り替えに税金は一切使いません。

Q6 なぜ、天然ガスに切り替えるの?
また、天然ガスになると、何が変わるの?
A6 将来にわたって安定してガスをお届けするために、天然ガスに切り替えます。
天然ガスは世界中に豊富に埋蔵されています。長期契約により輸入されますので将来にわたり安定して確保できます。
その上、天然ガスは現在の都市ガスに比べてカロリーが高いのでガス導管の輸送能力が 約2倍以上活用できます。
また、天然ガスは人と地球に優しいクリーンなエネルギーです。一酸化炭素(CO)を 含まないので生ガス中毒の心配がありません。
また、石油・石炭系燃料に比べて地球温暖化の原因の一つといわれている二酸化炭素 (CO2)の発生量が少なく、地球環境保全に有効です。
マイナス約160℃での液化の過程で、大気汚染の原因でもある硫黄分などの不純物が 取り除かれているので、品質的にも安全です。
また、天然ガスの性質については、発熱量は、現在の都市ガスの2.4倍、比重は、現在の 都市ガスと同じように空気より軽く、拡散しやすい性質があります。
主成分は、メタンで、硫黄分その他の不純物を含みませんので、環境保全に役立ちます。
つぎに、ガス器具については、お手持ちのガス器具をすべて天然ガス用に調整させて いただきます。
なお、転換にかかるお客様の費用は無料です。

Q7 ガス局が民間譲渡されたら地場産業(地元業者)への影響はどうなるの?A7 今は、公営ガスだから民間企業を圧迫しないように協力してきました。
しかし、ガス局が民間に譲渡されれば、大企業の独占状態となり、地元LPガス業界、 管工事業界は、致命的な打撃を受けることが予想され、失業者が増える恐れがあります。

Q8 ガス局は、税金を使っているの?また、経営状態は、どうなの?A8 公営企業として独立採算なので、税金は一切使っていません。
また、公営だからこそ、この黒字は市民サービスの充実のため使われます。

Q9 民間に譲渡された都市では、どのくらいの価格で売却されたの?A9 天然ガスへの切り替えが終わっている自治体と、まだ切り替えていない自治体では、 かなり価格が違いますが、既に天然ガスに切り替えが終わった自治体は、資産価値の 74.0%(4自治体の加重平均)。
まだ切り替えていない自治体は、資産価値の47.7%(3自治体の加重平均)で、 譲渡しています。
いずれの自治体でも資産価値を、大きく下回ってしか売却ができていません。
なお、譲渡価格が最も高い自治体で、資産価値の84.7%、最も安い自治体では、 資産価値の43.1%で譲渡されています。
市民の財産をこんなに安く売ることが 「行政の効率化」でしょうか?

今、佐賀市はガス事業を民間に譲渡しようとしています。
私たちは、 今まで通りガス事業を公営で行うことが、市民サービスの向上につながると 考えます



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