事業者への“話し合い申し入れ”・第2次

『守る会』は、事業者との“話し合い”をより前向きに進めるべく、
2002年9月24日、下記の申入書を事業者3社宛へ配達証明郵便にて郵送いたしました。


                 平成14年9月24日

東急不動産株式会社 殿
三菱商事株式会社 殿
株式会社新日鉄都市開発 殿

(仮称)鷺沼4丁目プロジェクトに係る
市議会まちづくり委員審議会(8月30日開催)を終えて
住民側からの見解および今後への要望

 去る8月30日、我々地域住民からの請願を受けて、川崎市議会まちづくり委員による審議会が行われました。その内容については、御社側各代表の方も傍聴席に同席されていたことから、すでに既知のものとしてここでは繰り返しませんが、(仮称)鷺沼4丁目プロジェクトの計画内容について、市議会から“ある種の否定的判断”が下されたことは、御社側にも強くご留意いただくべきものであると思っております。

 あの審議会の場では、市議会まちづくり委員の皆さんから、この計画の内容に対して少なからぬ疑念が提示され、答弁していた市行政担当部局に対してさまざまな“追加資料”の請求がなされました。
 御社が8月16日から縦覧を開始した条例環境影響評価書の内容に対しても、(高度地区制限の適用除外 をしない場合の具体的建築プランを提示した有効性比較がなされていない等で)「市長から出された条例環境影響審査書の趣旨にこたえた内容とはなっていない」という批判も出されていたと確かに記憶しております。これは、我々地域住民も、まったく意を同じくするところであります。

 あの場で請求された“追加資料”は、もちろん、行政関係部局を経て、御社に提出の要請が出されるものと承知しております。その提出のために準備時間を要する“資料”もあるかと存じます。
 我々住民は、その後、市行政の関係部局の方々に面会を申し入れたり、また、あの市議会まちづくり委員の方々にも直接お会いし、事態の解決のために如何にしたらよいかご相談させていただきました。その結論として、御社が請求された資料をすべて提出した後、それを精査した議員さんらの見解も踏まえたうえで、我々住民は改めて御社側と話し合いを持つべきである。そして、『歩み寄り』の協議をさせていただくのが最良策である、と考えるに至りました。
 行政関係部局の皆さまにも、そうした話し合いの場をつくるうえで、有効に働きかけていただくよう申し入れをさせていただいております。

 去る5月18日の“ミーティング”の際には「その場で意見を出し合い、互いに譲歩し、歩み寄る努力をする」という意味での“話し合い会”にはとてもならない状況でした(そのことに関する住民側の見解は5月26日 、文書にて御社へお届けさせていただきました)が、環境評価審議会の“答申”や、市議会の“判断”の結果を受けた今、あの5月18日とは異なる“話し合い”ができるのではないか、何かよい合意点を見いだすことができるのではないか、と我々住民は期待をしております。

 その5月26日 付文書でも明記いたしましたが、我々地域住民は、(仮称)鷺沼4丁目プロジェクトを、ただマンションを建て販売し採算をあげるための計画ではなく、未来にわたってこの鷺沼地域に住む「人と人との関わり」やその「生活環境」について十分考慮した「街づくり」の観点から、より適正なプランとして練り上げていただくことを望んでおります。御社の現計画がこの「街づくり」の観点からいかに外れているかということはこれまでに再三再四具体的に訴えてまいりましたので、ここでは省略させていただきます。
 またこのプロジェクトに係る話し合い(と称されるもの)は、あの5月18日をもって“やっと始まったばかり”と我々住民は認識していることも、微塵も変わっておりません。

 我々住民は、さらに進んだ段階での“次なる話し合い”を要望していることを、ここに改めて申し入れさせていただきます。

その“話し合い”をまた住民の多くを呼び集めたミーティングにするかどうかは、恐縮ながら、そのときの御社の提案内容によって判断させていただきますが、総体として我々は、前向きに御社と話し合い“実りある決着点”をめざしたいと思っております。

御社側からの“次なる提案”のご連絡を、お待ちしております。

                        鷺沼地域の住環境を守る会
代表



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