人類の原子にたいする理解は19世紀末から急激に発展した.1897年代に電子がJ.J. トムソンによって発見された.それまでに知られていたイオンの数千分の1の質量を持つ素粒子だ.1900年にはプランクの量子仮説が提出され,原子の構造は当時の中心課題となる.そんな中,トムソンは1904年に原子の模型を発表する.わが日本の長岡半太郎も原子の土星模型を提出した.ラザフォードはアルファ線やベータ線を原子に衝突させる実験により,原子は中心に正の電荷を持った原子核があり,その周りを電子が廻っているということを1911年に確立し,原子の構造に関する議論を終結させる.続いて1913年ボーアによる原子模型が提出され,世は量子力学の時代に突入する.ここではこの忘れ去られたトムソンの原子模型の散乱現象を調べる.何がまずかったのか,詳しくは
『原子によるトムソン散乱』
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