
---みちくさ新聞「あぜ道」は編集者である斎藤さんが毎号書かれています--- 「あぜ道」156号 かつては、どこかに行くということは「歩く」ことだった。一ヵ月も平気で歩いていた。列車や車の登場で、明らかにわれわれの脚力は落ちた。確かに行動範囲は広がった。昨日はハワイ、来月はヨーロッパという人は身近にいる。その忙しさは伝わってくるが、人として何かが豊かになっているようには見えない。歩くリズムで移動することで、はじめて味わうことのできるものがある。それは時に、生涯を照らす星にもなる。人生の道標だ。列車も車も、いわば時間短縮の道具で、仮想空間のようなものだ。肉体だけが速く移動するので、心が常に数歩遅れて、まるでテレビを見ているような状態になる。世界の実感がなくなっていく。 かつて志は「山のあなたの空遠く」にあった。そこまで歩いて行く。志とは、いわば歩いて行く気概だった。われわれにとって会社などの組織は、移動手段と同じ、仮想空間なのかもしれない。そこにいることが目的ではない。時速五百キロで移動し、大金を稼ぐことが目的ではない。着くべきところがあったはずだ。しかし、残念ながら、仮想空間を通る限り、われわれは目的地に着かないのではないのか。そう、いつも問われているのは「たったいまの覚悟」なのかもしれない。 |
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| 「『みちくさ新聞』を読むと、心が癒される」みちくさの読者が口をそろえて言う言葉だ。 読んだ後に、自分の矮小な考えが恥ずかしくなる。自分の姿がこっけいになる。そして頑張ろうと思う。私自身、この新聞にどれほど癒され救われたかしれない。毎号大切にファイルし、読み返している。 編集されている斎藤さんの、想像を超える努力・継続力に脱帽。そして感謝。 全国の「みちくさ新聞」ファンの方々の返信を読むと共感する部分が多々あり、自分は一人ではないのだと知る。 私は心が乱れて、どうしようもないとき、「みちくさ新聞」を読みます。 いくつもいくつも記事を読んでいくうちに、不思議と心が静かになっていく。 あれほどまでの苦しみが、波がひいていくように、落ち着いてくる。 誰もが生きるということに未熟。 未熟がゆえに、心を乱し、苦しんでしまう。 「みちくさ新聞」には、活字となったさまざまな生き様が見えます。 未熟な自分をやさしく諭してくれるのでしょうか。 何度も何度も、私はこの言葉たちによって救われました。 同じ過ちを繰り返しながらも、いくつもの記事を読んで、また救われました。 何かの言葉の検索でひっかかってもし偶然「みちくさ新聞」を読み、 そのなかから何かしらを感じ取ってもらえれば、 本当にうれしいです。 定期便でやってくる「みちくさ新聞」のタイトルの下に、「お接待」と書かれています。 「みちくさ新聞」は斉藤さんの長年にわたる「お接待」です。 「お接待」とは四国八十八箇所を巡る旅の途中、無償で休憩所やお茶等を差し出すことです。 疲れた旅の途中、足を休め、腰を下ろして、お茶を一服いただいて、ほっと一息。 ありがたいものです。 by 森川彩美(ホームページ管理者)■■■「高知からいろいろ発信」 |
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| シリーズ「介護日記」 |
| これは雑誌「NHKラジオ深夜便」に掲載された「介護日記」から始まったものです。いくつか「みちくさ新聞」で取り上げられたものをご紹介いたします。 身近に介護をされている方、介護を受けられている方いらっしゃるかと思います。心のあり方ひとつで、人生は豊かにも惨めにもなります。疲れた心のままではお互いにつらいですね。一度、この「介護日記」を読んでみませんか?とてもやさしい気持ちになれます。 |
| みちくさ41号「介護日記」200年1月2月 みちくさ46号「介護日記」魂のふる里へ・2 みちくさ47号「介護日記66」死は愛に包まれて みちくさ48号「介護日記67」幸せとは愛に包まれし心 みちくさ49号「介護日記44」神様とともに生きる みちくさ50号「介護日記69」命の根っこにつながる みちくさ51号「介護日記70」愛は身近な人を気遣うところに始まる みちくさ52号「介護日記72」安らかな死は安らかな生から生まれる みちくさ53号「介護日記73」明るく安らかな死を想う みちくさ54号「介護日記74」太陽の光とともに生きて みちくさ55号「介護日記75」宇宙の法則に身をゆだねて みちくさ56号「介護日記76」たった90歳だもの みちくさ57号「介護日記77」ありがとうは祈りの言葉 みちくさ58号「介護日記78」お年寄りは家族の光 みちくさ59号「介護日記79」病人という名の天使達 みちくさ60号「介護日記80」心に真心の火を燃やして みちくさ61号「介護日記81」命の喜び みちくさ62号「介護日記82」りっぱなおばあさんになった母 みちくさ63号「介護日記83」我生かされて、ここにあり 「介護日記」73号―明るく安らかな死を想う 「介護日記」74号―太陽の光とともに生きて 「介護日記」75号―宇宙の法則に身をゆだねて 「介護日記」76号--たった90歳だもの 「介護日記」77号--ありがとうは祈りの言葉 「介護日記」78号--お年寄りは家族の光 「介護日記」85号―母が神様と出会った日 「介護日記」87――柴田久美子 「介護日記」88―「人は皆、愛の中に」―柴田久美子 「介護日記」89――柴田久美子 「介護日記」90-愛の論理--柴田久美子 「介護日記」91――柴田久美子 「介護日記」92――柴田久美子 「介護日記」」93-―柴田久美子 介護日記94「自然死に添う」-―柴田久美子 「介護日記」95「死を分かち合う」――柴田久美子 |

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