HP製 Omnibook510/500用 バッテリーセル交換


今更って感じですがOmnibook510のバッテリーセルを交換して延命化を図ります。
私のOmniは
P-Vの1GHz メモリーPC133 1GBでネットサーフィンやeメール程度
であれば何の問題も無く行えます。HDDも128GBまでなら認識できますのでHDDも
120GBに交換し使用しています。重量は約1.5kgと目茶目茶軽いわけでは無いです
持ち出し用としては結構重宝します。難点は放熱がすごいので膝上で長時間作業
するとやけどしそうなほど熱くなりますけど・・・。                   


 どう言う基準か解りませんがバッテリー
 
 は2種類存在します。

 omni500のセレロン機が14.8Vの物

 omni510のP-V機が11.1Vの物でした。


 11.1V仕様は 3100mAHで

 14.8V仕様は 1550mAHなので当然

 11.1v仕様の方が長時間動作が可能

 なんでしょうね?

 まずは殻割します。

 アクリルカッターと普通のカッターで

 地道に削って割ります。

 内部のセルが結構強力な両面テープで

 カバーと引っ付いているのでドライバー

 などで剥がしながら行います。

 赤の絶縁シートの内側は、+電極ですので

 ショートに注意して下さい。

 交換するバッテリーセルはROWA製の

 UF103450P(1800mAh)と言うセルを

 使用します。

 4個で3,400円(送料込み)です。

 で、この14.8vバッテリーで4個が直列に

 接続されています。

 ちなみに11.1vセルは、同じケースに

 6個のセルが入っていて3個が直列に

 なったものを2並列に繋いであります。

 当然並列なので容量も倍になります。

 けど14.8Vでも11.1Vでも良いって

 何かパソコンの電源も適当ですよね?

 セルの取り出しはハンダゴテで取ります。

 当然反対側も両面テープで止まってます。

 直列の繋がれ方ですが、左の図の

 用に各セルが金属の板で結線されて

 います。

 左のセルにある茶色の線は熱電対

 のようでセルの温度管理をしている

 ようです。

 2008年11月16日

 ちょっと解りにくいですがセル表面全体が

 プラス電極になっているのでビニールテープ

 でぐるぐる巻きにします。

 マイナス電極側です。

 セルに負荷をかけないように短時間で

 端子に半田を盛ります。

 半田ごては40W以上の高温で短時間

 になじませるようにします。

 
 低温のコテでちまちまするとセル内部の

 温度が上がって発火の可能性が高まり

 ますので時間がかかっているなと感じたら

 一度作業を中止してセルの温度が下がる

 のを待った方がよいです。

 
 プラス端子とマイナス端子すべてに

 半田を盛り終わったら 今度は配線です。

 12A 0.5sqの耐熱コードを使用しました。

 左上→真ん中下→真ん中上→右上の順に

 電流が流れるように配線を半田付けします。

 左上と真ん中上はそのままですと端子が

 接触して電流が流れてしまいますので

 厚紙などで絶縁します。

 ずれないように両面テープなどで付けた

 方が良いです。

 
 セル同士の配線がすべて終わると純正の

 ケースに収めます。

 制御基板から出ている配線とセルに半田

 した配線を半田で繋ぎます。

 最初に繋いであった純正のセルの配線

 状態と間違わないようにする為必ず写真

 を取っておいて見比べながらする方が

 良いです。

 遊びそうな配線はビニテで固定するように

 します。

 絶対忘れてはいけないのが熱感知用の

 熱電対を必ずセルに耐熱接着剤などで

 貼り付けて下さい。
 
 テープでは剥がれますので注意が必要です。

 これをつけないと熱による保護回路が働か

 ないので爆発の危険があります。

 とりあえず完成です。

 ケースからはみ出さないようにしっかり

 セルを押してはめます。

 
 今一度純正のセルと配線が間違って

 いないか確認して下さい。

 この状態で基板左の電流残量ボタンを

 押すと5つのLEDの内一番右の1個のみ

 点滅しました。

 殻割したケースを接着させます。

 塩ビ用の接着剤を用意します。

 300円程です。

 通常のアロンアルファ系の接着剤では

 樹脂が溶けて着かないので必ず塩ビ用を

 使用します。

 
 塩ビ用の接着剤は、乾燥に24時間必要

 ですので剥がれないように何かで固定し

 て放置します。

 最後は、塩ビ用接着剤のはみ出た分を

 剥がせば完成です。

 バッテリーの長持ちさせる為、充電放電を

 3〜5回繰り返します。

 フル充電で表示は2時間18分。

 30分間液晶を消さないでほったらかしで

 表示は、2時間1分。

 30分経過で17分減算。

 そのまま適当にネットサーフィンで

 約2時間30分で残り15%になり

 スタンバイに移行しました。

 

 これで、復活です。

次は、11.1Vの6セルの方をチャレンジするようにします。

6セルの方が、並列接続ですので倍近く長持ちするでしょう!

 



リチウムイオン電池は結構危険です!
ショートは発火に繋がりますので十分気をつけるのは当然ですが
ハンダゴテを使った事の無い方はやめるべきと思います。

当方の今回の紹介を参考に作業をして何かとんでもない事故など
大惨事が起きましても当方は全く責任を持ちませんのでご了承下さい。