声劇台本「邪魔しないで!」2:0:0台本
所要時間:約5分
〜登場人物〜
○○:♂
父:♂
※○○には、名前を自由に入れて演じて下さい。
ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー
○○N:僕の名前は○○。高校受験を間近に控え、学校では受験組全員がぴりぴりとした雰囲気に包まれていた・・・が・・・
父:ねぇーねぇー・・・遊ぼうよぉー・・・。
○○N:ウチではそうとも言ってられないような状況が続いていた。
(一呼吸)
○○:あのさ、お父さん。
父:お、なんだ?ついに一緒に遊んでくれる決意を固めたか!
○○:いやそうじゃなくて。だいたい、もう受験は間近なんだよ?そんな状況で、よく子供に「遊ぼう」なんて言ってられるね!?
父:だってぇー・・・最近○○構ってくれないじゃんかぁー・・・。
○○:なんだよそのわがままな彼女みたいなセリフは!
父:(可愛く)○○クン、あれ買って♪
○○:子供におねだりする親なんか初めて見たよ。
父:○○クン・・・昨日一緒にいた女の子・・・誰・・・?
○○:何修羅場作ってんの?ねぇ!?
父:もういいわ・・・私だけを見てくれないなら・・・一緒に・・・
○○:待て!待てぇーい!!
父:なんだよぉ、良いとこなのにぃ。
○○:良いとこも何も、こっちは勉強してるんだから!邪魔しないでよ!!
父:遊んでくれないの?
○○:当たり前でしょ。
父:男と男のぶつかり合いを楽しみたいのに・・・
○○:せめて受験終わってからにしてよ・・・
父:全裸で・・・
○○:全裸!!?いや何処(どこ)のBLだよ!!おかしいよ!!
父:え、BL?何それ何それ、教えて教えて!
○○:父さん、絶対分かってるだろ・・・確信犯か・・・
父:なんだろうなぁー、B・・・バージン・・・
○○:おいおいおいおい、やばい香りがしてきたぞ、おい・・・
父:L・・・ロスト・・・・はっ!○○!お前いつの間に貞操(ていそう)を捧げたんだ!え!?一体誰にだ!!答えろ!!
○○:もう良いからそう言うの!!だいたいバージンの頭文字はVだから!!Bじゃないから!!
父:V・・・V字開脚・・・
○○:何?今回はこういうパターンなわけ!!?何、下ネタついに解禁しちゃうの?やめてよもう、顔芸と下ネタに走ったらネタとしてもう終わりが近い証拠だよ!
父:今日お前良く喋るなぁ。どうした必死こいて。
○○:そりゃ受験を間近に控えれば必死にもなるよ・・・。
父:そうか、じゃあ父さんが問題を出してやろう。一時間目!!
○○:保健体育だったら結構です。
父:・・・・・!二時間目!!
○○:マジで保体だったのかよ・・・。
父:いくぞ○○、問題だ。英語の問題だぞ。
○○:英語か・・・苦手だけど勉強にもなるし良いかな。
父:英文の生成文法理論(せいせいぶんぽうりろん)に基づき、NpとVpの関わりを枝分かれ図を用いて説明しなさい。
○○:・・・・・・・!!?
父:制限時間は20分だ、いくぞ、よーい・・・
○○:ままま、待って待って!!それ完全に大学レベル!!
父:何を言う、お母さんのお腹の中に居たときに毎日聞かせていたんだぞ、お前なら分かる、お前にはその素質がある!さぁ立て!立つんだ○○−!!
○○:分かるわけねぇだろが!!どんな胎教だよ!
父:はぁ・・・遊ぼうよぉー・・・。
○○:結局最初に戻るのか・・・はぁ・・・じゃあ、遊んであげたら、素直に部屋から出て行ってくれる?
父:おう!○○と遊べるだけで、父さんは満足だ!
○○:まったく・・・しょうがないな・・・。で?何して遊ぶわけ?まさかこの寒いのに外に出るとか言い出すんじゃ・・・
父:大丈夫だ、家の中で遊ぼうじゃないか。
○○:ああそうですかい、風邪なんか引いちゃったんじゃ困るしな。で、何するんだよ?
父:そうだな、クイズにしよう。○○、お前問題出してくれ。父さんはそれに答えようじゃないか。
○○:そっか。・・・どんなジャンルでもいいの?
父:構わん。
○○:・・・(ニヤリ)
父:?
○○:じゃあ行くよ。・・・人類生態学において、学問的研究と環境保護運動の過程における相互関係、また、自然と人間との関係が深く影響されていると仮定する環境保全主義的イデオロギーについて自身の経験を含めて述べなさい。
父:ぇ・・・ぁ・・・え?ww
○○:制限時間は25分。よーい・・・
父:ままま、待って待って、中学でそんなこと勉強してるの!!?
○○:どうしたの?さぁ答えて。
父:え・・あの・・・その・・・・
○○:わかった?僕は勉強で忙しいの。わかったらとっとと部屋から出る!!
父:う・・・いぁ・・・その・・・
○○:GO!GOGOGOGOGO!!!
父:うっ・・うぅっ・・・・
泣きながら部屋を出る父
○○:・・・ふぅ、これでやっと勉強が出来る・・・。まぁ・・・父さん。悪気が無いのは分かるよ・・・。今回は冷たく接しちゃってごめんね。受験終わったら二人でバッティングセンターにでも行こうね・・・。
SE:バァン!(部屋の戸が勢い良く開く音)
父:それ良いね!今から行こう!!!!
○○:ああもう、邪魔すんなああああああああああああ!!!!!
←台本置き場へ