2、精神病の種類
代表的なのは統合失調症(精神分裂症)と気分障害(躁鬱病)です。
・統合失調症(精神分裂症)
人口の0.5〜0.9%(100人〜200人に1人)が発症する身近な症状。
@ 不眠症や感覚が過敏になる・気持ちがあせってしまう。周りの雰囲気がおかしく感じる。
A 幻聴が聞こえることがある。
B 幻覚が見えてしまう。
C 事実ではないのに誰かが自分に対して何かをしようとしていると思ってしまう。
D 自分がした訳でもないのに、自分がしたと感じてしまう。
・境界性人格障害
自分がわからなくなる。他人を信じられなくなる、感情・思考の制御の障害、衝動的な自己破壊行為
・気分障害(躁鬱病)
躁鬱病は、人口の0.5%(200人に1人)が発症する。
鬱病の場合単発の症状のパターンが多いが、躁病の場合併用して鬱病にかかるケースが多く鬱病だけなら5.4〜6.0%(50人に3人)とクラスに二人いる高い割合
(鬱病の場合)
@ 絶望感や憂鬱感を抱き、物事を悲観的にとらえてしまう。
A 思考が止まってしまったり、決断が下せなかったり、集中力が低下する。
B 食欲不振(または過食症)や口が渇きやすい・眠れない・体がだるいといった症状が出る。
C 重い場合にはマイナス思考の妄想を抱く。
(躁病の場合)
@ 爽快感を抱き、楽天的に物事をとらえ、自己評価が高くなって、自己中心的な態度をとる。
A よくしゃべるようになり、落ち着きも無くなり、一つの事に集中できなくなる。
B 金遣いが荒くなり、社会的な逸脱行為をしたり、誇大妄想を持つ。
C テンションが高まって眠れなくなる。
どんな類の精神病にも早めに適切な処置を行うことによって症状を軽くしたり、治したりすることができます。
例え障害が残ってしまっても、薬を飲み続ける事や、周囲の理解によって、社会生活に復帰する事が可能です。しかし、周囲の人が偏見などをもっている、周りに理解されないこと、薬を勝手に止めてしまうことによって、症状が進んでしまったり、重い障害を残したり、再発してしまう事もあるので注意が必要です。
だからまず自分たちが精神病に理解をもち、身近な病気であることを認識しなければいけません。