2005年12月7日の夜。SS市某所にて。

その日、男は帰宅してアパートのドアを開けると
部屋からありもしないラベンダーの香りがしてきたらしい。



奥の方で何かライター程度の小さな灯りが見える。


『何これは!?』

そこで見たものはテーブルの中央で燃えている
ロウソクの灯りだった。
『よく見えないな、電気を点けよう。』

パチッ。

渇いた音と共に部屋に灯りが着いた。


(誰だ…?俺の部屋に勝手に入ったのは…?)
『ケーキだ。』

とくに何もおかしい所は無いようだ。

腐っていたらまずいからな。

あとで捨てておこう。

『みかんが二つある…。』

(…?何か今日「2」という言葉に関係ある大切な事があったような…?)

『あやしい紙があるぞ…!?』

何かこの異常事態を説明する

核心的な内容が書いてあるような気がする!!


もっと近くで読んでみよう。

『8・・・・・・・・。

ダメだ読めない。

(何か読み方があるのか…?)』

『………、………!逆だ!!』

どうやら紙を逆さまに見ていた様だ。


(これで読める!

何なに?に・しゅう・ねん………)

ボクッ……!?

















その直後、鈍器のようなもので殴られた。


鈍い音とともに僕は床へ倒れた。


まさか犯人がこんなに近くにいたなんて…。





血がダクダクと流れていくのを感じる。


『HAPPY BIRTHDAY…。』


薄れ行く意識の中、低い女の声が聞こえた気がした…。
―BAD END。
「二周年に送られたプレゼント」 -終-
※注 このネタの半分は真実で出来ています。
→いつもの仮入部グランド30周