紆余曲折!公団賃貸マンションへの入居
平成24年9月28日 更新


 「独立行政法人都市再生機構(旧・都市基盤整備公団) 賃貸マンション」【以下、なじみのある呼び方のため公団マンションと言います】に入居して一年が経ちましたが、すでに2軒目の部屋に移っています。
 ここでは「公団マンション」の申し込みから入居・退去、そしてまたまたの入居までの道のりを公開します。

 なおこのページは真田村雪中個人で運営しているサイトです。都市再生機構とは一切関係のないものです。なお事情により今後本ページを閉鎖することもあります。
 



お こ と わ り

 「私のマンション住まいの経歴」5、(実際にあったトラブル)で詳細に報告していますが、 基本的に都市再生機構(公団マンション)は部屋の斡旋業務をしているだけで、入居中のトラブル等についてはなんの対応もしてくれません。
 つまりすべては住人の責任において解決しなければなりません。「管理費」ではなく「共益費」を徴収しているところなどお役人的発想でうまく逃げているのです。
 公団マンションに入居を考えている方は、そのへんの覚悟をして申し込みをしてください。
 また民間マンションを同じように、バブル期以降に建築された物件は手を抜いて造られているようで、壁は頑丈で音の漏れの心配はほとんどありませんが、上下の床は防音性が低く騒音に悩まされる可能性があります。
 ここでは、民間マンションに比べればマシであると公団マンションを褒め讃えていますが、そのような事実もお含みおきのうえご覧ください。



■公団マンションに入居する条件■
・現に同居し、又は同居しようとする親族のある方。
 (ただし単身者の申し込めるタイプの住宅は、この限りではありません)
・入居者全員が、公団の定める入居開始可能日から1ヵ月以内に入居できる方。
・平均月収額が基準月収額以上ある方。
  (筆者注:家賃にもよりますが、単身申し込みの場合、都内の新築マンションでは年間給与所得(税込)を12で割った額が25万円以上が条件でした。
 また、近年では定期収入がなくても、家賃支払いに耐えうる貯蓄のある方の申込も出来るようになったようです。)
  (申込書に同封される「お申し込みのご案内」より一部抜粋)

 一見すると厳しい条件のようにも見えますが、たいていの人はこれに当てはまるのではないでしょうか。
 また新築マンションに入居しようとする場合はいろいろな「優遇区分」も設けられ、たとえば地元区(現住所や勤務先が公団マンションと同じ地域内など)の場合、専用の申込区分に振り分けられます。
 また過去に落選10回以上の人は抽選番号が10個(普通区分の10倍)もらえます
 近年の新築物件では単身者も申し込めるタイプが増えて、ひとり暮らしの人でも自由に選べることが出来ます。

■公団マンションと民間マンションとの比較
民間マンション
公団マンション
保証人(原則肉親)が必要
保証人の住民票や収入証明などを取り寄せなければならないこともある
保証人不要
(緊急連絡先は契約時に申請します)
一般的に[敷金・礼金・仲介手数料]が[2・2・1]ヵ月分必要(入居時に一括払い)。
ちなみに礼金・仲介手数料は大家と不動産屋の懐に入り返金は一切ない。
礼金・手数料は不要。敷金が3ヵ月分のみ必要。
敷金は退去時に、クリーニング代や補修分を除いて返金される。
一般的に2年ごとに契約更新があり、更新料(家賃の半月〜1ヵ月)を請求される。 更新はない。よって更新料もない。
更新時に家賃を値上げする物件が多い 定期的な家賃の値上げはない。
(但し物価上昇を勘案した値上げの可能性はある)
*「民間マンション」での例は物件によって条件が異なることがあります。

 さてみなさん、どう思われますか?こんなオイシイ話があっていいのでしょうか?
 でもあるのです。いかに民間賃貸が借り主(つまり我々)から金を絞り取っているかが分かると思います。
 公団というと「高い」というイメージがあるようですが、それはファミリー向けの広い部屋のことであって、単身用のワンルームなども多彩に用意され、そのような部屋は民間マンションと同等か、むしろ安い場合もあります。
 そして捨て金になる「礼金・仲介手数料」が不要とあれば、これほど安い物件は無いといえるのではないでしょうか。


■公団マンションの入居方法■
以下の新築と空家物件とも、インターネットで検索できるため、まずは
「都市再生機構ホームページ」をご覧ください。
新築一斉募集物件
空家随時募集物件
一定の募集期間中にモデルルームの内覧ができ、希望する部屋タイプ1つのみを応募できる。
(同時に複数の団地も応募できる)
公団の各案内所に出向いて検索してもらい、希望する空き部屋があれば予約(仮押え)をして後日内覧する。
もし内覧をして気に入らなければ断ればよい。ペナルティーなどは一切ない。
公開抽選で当選・補欠当選を決定。応募者全員に通知のはがきが届く。(当選・補欠当選者には資格確認用の書類も届く) 内覧をして気に入ったら契約に向けて話しが進められる。まず入居開始日を決める。空家の場合自由に日程を決めることができるため、現住居との二重家賃の負担を極力抑えることができる。
指定された資格確認日に(首都圏の場合)新宿の公団本社に出向いて、先に送られてきた書類と住民票・所得証明(源泉徴収票)を提出する。
ここで希望する部屋(家賃の上限や部屋階数など自由に設定できる)を申請し、後日の郵送される住戸決定通知により入居する部屋が決まる。(希望に叶わないときには落選となる)
資格確認のため(首都圏の場合)新宿の公団本社に出向き、先にもらった書類と住民票・所得証明(源泉徴収票)・印鑑証明書を提出する。ここで審査にパスすると敷金・前家賃等の額が記された振込用紙が渡されるからビル内の銀行で振り込みをする契約書を取り交わして、鍵と入居団地に関する説明書類をもらって契約完了
  
指定された契約・入居説明会の日に、先に送られてきた契約書と印鑑証明書を持参し、また公団本社に行く。なお当日までに契約書などといっしょに送られてくる振込用紙によって敷金・前家賃を振り込んでおかなければならない
入居者全員を集めての入居説明会のあと個別に契約書を提出して鍵を受け取り契約完了
なお新築の入居可能日は公団が指定し、個人的に変更はできない。
  


■苦節半年間の部屋探しの日々■
 (↑クリックすると下記のマンション探しの実録をご覧になれます)

 ●中古物件検索(その1〜その10)
 ●シーリアお台場1番街(港区台場1丁目)
 ●オルトヨコハマビュータワー(第一次)(横浜市鶴見区)
 ●アクシス台東(台東区台東)
 ●板橋ビュータワー(第二次)(板橋区板橋)
 ●A団地(入居していたところ)
 ●オルトヨコハマビュータワー(第二次)
 ●B団地(都区内某所のマンション)
 ●リバーシティ新川(中古物件)内覧
 ●A団地再受付
 ●A団地部屋決定


■新築公団マンションに入居後のお話し■
 (↑クリックすると下記の入居手続〜退去までの実録をご覧になれます)

 ●A団地に入居して・・・その後の出来事・・・
 ●A団地からの退去、そしてSマンション(現在入居しているところ)の申し込み
 ●Sマンション資格確認
 ●Sマンション入居説明会
 ●A団地の査定と敷金精算
 ●敷金精算の後日談
 ●Sマンションでの盗難事件 〜公団と警察のやる気のない対応〜


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