Page Topics
- 21 : [三国志演義] 第七十九回 兄弟にせまって曹植詩を賦し、甥叔を陥れて劉封法に伏す
- 22 : [三国志演義] 第八十回 曹丕帝を廃して炎劉を簒い、漢王位を正して大統を続ぐ
- 23 : [三国志演義] 第八十一回 兄の讎うちに急りて張飛害に遇い、弟の恨みを雪がんとして先主兵を興す
- 24 : [三国志演義] 第八十二回 孫権魏に降って九錫を受け、先主呉を征して六軍を賞す
- 25 : [三国志演義] 第八十三回 コウ亭に戦って先主讐人を得、江口を守って書生大将を拝す
- 26 : [三国志演義] 第八十四回 陸遜営七百里を焼き、孔明巧みに八陣図を布く
- 27 : [三国志演義] 第八十五回 劉先主詔を遺して孤児を託し、諸葛亮安居して五路を平らぐ
- 28 : [三国志演義] 第八十六回 張温を難じて秦フク天弁を逞しゅうし、曹丕を破って徐盛火攻を用う
- 29 : [三国志演義] 第八十七回 南寇を征つべく丞相大いに師を興し、天兵に抗って蛮王初めて執を受く
- 30 : [三国志演義] 第八十八回 濾水を渡って再び蕃王を縛し、詐り降るを識って三たび猛獲を擒とす
- 31 : [三国志演義] 第八十九回 武郷侯四番計を用い、南蛮王五次擒と遭る
2002.3.22 (Fri)
★[三国志演義] 第八十回 曹丕帝を廃して炎劉を簒い、漢王位を正して大統を続ぐ
2002.3.23 (Sat)
★[三国志演義] 第八十一回 兄の讎うちに急りて張飛害に遇い、弟の恨みを雪がんとして先主兵を興す
2002.3.25 (Mon)
★[三国志演義] 第八十三回 コウ亭に戦って先主讐人を得、江口を守って書生大将を拝す
黄忠死す。甘寧死す。
劉備に年寄り呼ばわりされた黄忠は、いきり立って敵陣に突っ込む。そして、矢傷を負って死亡する。何とも強引な最後である。それにしても、黄忠は年齢のことでバカにされすぎ。「笑点」の歌丸ですか。
続いては呉の甘寧が、蛮王・沙摩柯から受けた矢傷がもとで死亡する。こちらも強引な最後である。手を下したのが蜀将じゃないというのがミソで、これはたぶん史実と妥協したのだろう。たとえば、殺したのが関興や張苞だったらさすがに都合良すぎるわけで。
糜芳と傅士仁を捕らえた劉備は、何と自らの手で奴らを粉々に斬りきざんだ。さらに、ハンキョウと張達を捕らえた劉備は、その処置を張苞に任せ、張苞は奴らをずたずたに斬りきざんだ。この頃の劉備一党は苛烈である。
なお、粉々になった肉片は、第二十九回のようにドイツの変態肉屋に売られた。
2002.3.26 (Tue)
★[三国志演義] 第八十四回 陸遜営七百里を焼き、孔明巧みに八陣図を布く
2002.3.27 (Wed)
★[三国志演義] 第八十五回 劉先主詔を遺して孤児を託し、諸葛亮安居して五路を平らぐ
2002.3.28 (Thu)
★[三国志演義] 第八十六回 張温を難じて秦フク天弁を逞しゅうし、曹丕を破って徐盛火攻を用う
張遼死す。
前半は蜀呉外交。蜀は呉との関係を修復するため、トウ芝を呉に送り込む。一方、孫権は使者を脅そうと、煮えたぎった油を入れた鼎と武装した兵士を用意して出迎える。
トウ芝 「そんなにわしが怖いのか。がはは」
孫権 「(しまった。これじゃ天下の笑い者だ)」
トウ芝 「イヒっ」
孫権 「(ここは同盟に賛同して度量を見せねば)」
後半は魏呉合戦。いや、実はその前に張温と秦フクの舌戦があるのだけど、それはだるいので省略する。で、合戦のほうは徐盛の焼き討ちで曹丕軍を撃破。途中、孫韶が徐盛の命令をきかないというアクシデントがあったものの、無事、仕事を全うした。なお、この戦で張遼は、丁奉の矢に当たってその傷がもとで死んだ。この頃になると歴戦の勇士がバタバタ死んでいく。
2002.3.29 (Fri)
★[三国志演義] 第八十七回 南寇を征つべく丞相大いに師を興し、天兵に抗って蛮王初めて執を受く
孔明、南蛮を行く。その一。
めでたく呉と同盟を結んだ諸葛亮は、かねてからの懸案だった南蛮攻略に乗り出す。南のうるさいもっこりどもを黙らせるのだ。まずは準備体操とばかりにヨウガイを離間の計で撃破。南蛮王・猛獲と対峙すべく進撃する。
一方、南蛮のもっこりどもは大慌て。対策を練るべく評議する。
猛獲@南蛮王 「蜀が攻めてきたで。どないしまひょ」
金環三結 「ぶひぶひ」
董荼那 「蜀って何やー。旨いんかあ?」
阿会ナン 「奴ら南蛮の怖さ知りまへん。ここはわいらが力を合わせれば何とかなりますぅ」
金環三結 「ぶひぶひ」
猛獲@南蛮王 「よーし、ほないっちょいてこましたるかあ」
……。
……。
金環三結は趙雲に斬られ、他の三バカも捕縛された。
諸葛亮 「先帝の恩義を忘れて謀反するとは不届きな奴だ」
猛獲@捕虜 「何言うてまんねん。ここはわいらの土地やがな。謀反ちゃいまんがな」
諸葛亮 「降伏しろ」
猛獲@捕虜 「山道が狭いのが悪いんや。わしのせいじゃないわ」
諸葛亮 「逃がしてやるから、もう一度かかってくるがよい」
猛獲@南蛮王 「ほな、さいなら」
猛獲、一度目の釈放。
2002.3.30 (Sat)
★[三国志演義] 第八十八回 濾水を渡って再び蕃王を縛し、詐り降るを識って三たび猛獲を擒とす
孔明、南蛮を行く。その二。
諸葛亮の温情で逃がされた猛獲が帰陣する。
手下 「おお、大王。どうやって帰ってきたのですか」
猛獲@南蛮王 「見張りを斬り殺してきたんや。かる~く百人は斬ったでぇ」
手下 「さすが大王!」
猛獲@南蛮王 「ついでに諸葛亮も斬ろうおもたんがな、さすがにガードが堅くてあかんかった」
手下 「……」(無言の憧憬)
猛獲@南蛮王 「よ~し、早速軍議や。洞主どもを呼ばんか~い」
三バカが集まって軍議する。
董荼那 「いやあ、えろう目におうたのう」
阿会ナン 「ほんまや。あの諸葛亮いうの、なかなかやるで」
猛獲@南蛮王 「なあ~に。さっきのは運が悪かっただけや。今度はいけるで。こっちには作戦がある」
董荼那 「ほう?」
猛獲@南蛮王 「戦わなければいいんや」
阿会ナン 「何と?」
猛獲@南蛮王 「せやから、戦わなければいいんや。外は炎天やし、奴らは疲れとるし、こっちには濾水がある」
阿会ナン 「なるほど。地の利を活かすんやな」
猛獲@南蛮王 「そういうこっちゃ。船を隠して、岸に土累を築けばいいんや」
阿会ナン 「ふむ。これなら勝てそうやの」
董荼那 「よ~し、ほんじゃぼちぼち配置に就きまっかー」
猛獲@南蛮王 「諸葛亮~。今度こそいてこましたるで~」
……。
……。
董荼那・阿会ナンの裏切りで猛獲は捕縛された。
猛獲@捕虜 「畜生、あのアホんだらども……」
諸葛亮 「どうじゃ、降伏するか?」
猛獲@捕虜 「手下が裏切ったんが悪いんや。わしのせいやない」
諸葛亮 「逃がしてやるから、もう一度かかってくるがよい」
猛獲@南蛮王 「ほな、さいなら」
猛獲、二度目の釈放。
帰陣した猛獲は、董荼那・阿会ナンを斬り殺して死体を谷間に捨てた。
猛獲@南蛮王 「ふぅー。このアホんだらどもが」
猛優 「兄ちゃん、どないしたんや?」
猛獲@南蛮王 「おー、お前か。何、ちと一服しとったんや」
猛優 「それより、兄ちゃん、蜀軍や。聞いた話によると、奴らなかなかやるみたいやないか」
猛獲@南蛮王 「なあ~に、勝敗は兵家の常や。今度は妙案があるさかい大丈夫やで~」
猛優 「おお、さすが兄ちゃん。して、どない計画や?」
猛獲@南蛮王 「お前が兵士を率いて宝物を届けるんや。命助けてもろたお礼言うてな。したら奴ら油断するから、そこをわいの軍とお前の軍で攻め立てるんや」
猛優 「……」(無言の憧憬)
猛獲@南蛮王 「よ~し、ほな、行きまっせ~」
……。
……。
あっさり見破られて猛獲は捕縛された。
諸葛亮 「この俺があんな見え見えの策に引っ掛かると思うなよ」
猛獲@捕虜 「ちぃ」
諸葛亮 「どうじゃ、今度は降伏するか?」
猛獲@捕虜 「あかんで~。今度のは弟が悪いんや。奴がアホやからわしが捕まったんや」
諸葛亮 「逃がしてやるから、もう一度かかってくるがよい」
猛獲@南蛮王 「ほな、さいなら」
猛獲、三度目の釈放。
2002.3.31 (Sun)
★[三国志演義] 第八十九回 武郷侯四番計を用い、南蛮王五次擒と遭る
孔明、南蛮を行く。その三。
諸葛亮、陣を棄てて逃げる。
猛優 「諸葛亮がケツまくって逃げたで。何か企んどるやろか」
猛獲@南蛮王 「ちゃうな。あの逃げっぷりからすると、きっと国内に大事が起こったんや」
猛優 「ホンマかいな」
猛獲@南蛮王 「ああ、そうや。わしの野性の勘がそう言うとる。魏か呉でも攻めてきたんやろ」
猛優 「したら、どうする? 追い討ちか?」
猛獲@南蛮王 「もちろんや。諸葛亮~、首洗ろうて待ってろや~」
……。
……。
伏兵に火攻めされ、落とし穴にはまって猛獲は捕縛された。
諸葛亮 「どうじゃ、そろそろ降伏する気になったか?」
猛獲@捕虜 「奸計はあかんで。こんなんじゃ降伏でけへん。もっと正々堂々戦ってや~」
諸葛亮 「往生際が悪いぞ」
猛獲@捕虜 「わしゃ、南蛮の田舎もんじゃがの、人をだまくらかすのだけはあかん。そんなのにはついていけへんわ」
諸葛亮 「逃がしてやるから、もう一度かかってくるがよい」
猛獲@南蛮王 「ほな、さいなら」
猛獲、四度目の釈放。
猛獲・猛優は、朶思大王の棲む禿竜洞へ身を寄せることにした。
朶思大王 「大王、ここなら安全やで」
猛獲@南蛮王 「ほほう?」
朶思大王 「ここまで来るには険しい山道を通るしかない。毒蛇や蠍がうようよしとるし、付近には四つも毒泉があって瘴気発しとるからな」
猛優 「その毒泉とは何や?」
朶思大王 「うむ、一つは唖泉言うてな。飲んだらもの言えなくなって十日後にくたばる。二つめは滅泉言うて、これに漬かると人間がどろどろに溶ける」
猛獲@南蛮王 「剣呑やのう」
朶思大王 「んで、三つめは黒泉。これ被ると手足が真っ黒なて死ぬ。四つめは柔泉で、これ飲むと体が衰弱して死んじまうんわ」
猛優 「よくそんな環境で生活できるのう、自分」
朶思大王 「まあなあ。わしゃ、そこらのもっこりどもと違って逞しゅうできとるさかいな」
猛獲@南蛮王 「妙計を聞いたことやし、わしら酒宴でもするかのう」
猛優 「んだ、んだ」
猛獲@南蛮王 「諸葛亮~。今度こそ年貢の納めどきや」
……。
……。
楊ホウに裏切られて猛獲は捕縛された。
諸葛亮 「どうじゃ、降伏するか?」
猛獲@捕虜 「裏切りが悪いんや。貴様の力やないで」
諸葛亮 「いい加減にしろよ。いったいどうすれば降るんだ?」
猛獲@捕虜 「わしの本拠地で戦こうて、そこで勝てたら降伏する」
諸葛亮 「逃がしてやるから、もう一度かかってくるがよい」
猛獲@南蛮王 「ほな、さいなら」
猛獲、五度目の釈放。