香川/愛媛・徳島
県 境歩き


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県境歩きを始めたきっかけは二つ。

一つ目は、寒風越を歩いた時の横畑集落の老婦人の言葉。

「五十年ほど前に寒風越を越えて阿波から 嫁に来た。
子供の手を引いての里帰りも寒風越。
その子供たちも、今は皆街へ下りてし まっている。
昔は集落の人たちが峠路を手入れしていた が、今は誰も入らないので荒れているだろう。」

生活路であった峠道を辿 り、県境尾根を次の峠まで歩いてみようか?

二つ目は黄色いテントさんの言葉

「(業務連絡)これは阿讃山脈縦走路ですが、三頭越から 大川山までと言わず、いっそのこと相栗峠から竜王山、大川山、二軒茶屋、若狭峰、中蓮寺峰、雲辺寺山を経て、旧曼 荼峠へ至る主要区間の距離と時間とを手持ち資料から引っ張り出して紹介しておきます。
部分的には歩きにくかったり道が判りにく かったりする個所もあるようですが、地図さえ携帯すれば問題は無いでしょう。」

地 形図を眺め てみると、我々夫婦にも何とか歩けそうな気がする。

こういった経緯で二人の県境歩きがスタートしかけた。

しかしガイドブックを覗いてもほとんど記録は見あたらない。
ネットで検索しても、峠に関するのはバイクや自転車ばかり。

黄色いテントさんの「所要時間数」を参考に、先ず龍王峠・東山峠や六地蔵越へ事前に車で上がり東西の尾根へ入る取り 付きを確認。

最初は峠まで車で上がり、東西へのピストン歩きで県境歩きをスタート。

時にはのんびりし過ぎ、尾根上から迎えを頼む場面も。

大半の尾根路では、誰にも出会わず静かな尾根歩きを体験。

私たちの山歩きでは、恥ずかしながらコースタイム等の記録はほとんど取っていません。
地形図を眺め以前に歩いた場所とコース長を、次のコースと目勘定で比較し何時間かかりそうとのいい加減な計画。

ですから三頭越から大川山では、積雪の中を歩き暗くなりライトを頼りに国道へ下山の場面もあり ました。

こんな経緯で、先ず大滝山から余木崎と西半分を、藪もほとんど無いので昨年3月から6月の花の季節に気持ち良く歩けました。

そして、本年残る阿讃県境の東半分を歩くことに。

こちらは資料が全然なし。
HP上で問い合わせたり、歩かれた方に直接問い合わせを行いました。
徳島のS氏やK氏より資料・ご助言を頂き大変助かりました。

また、コース設定もピストン歩きでは難しい所もあり、
「福沢諭吉」を 仲介役に送迎のバイトを頼み込 み、一括契約を締結。

こういった経緯で本年、大滝山から引田・北灘県境の海を何とか歩くこと が出来まし た

良 く整 備された尾根路のハイキングコース。
人 が入っていないブッシュの藪コース。
頂 上へ着けば、そこが駐車場コース。
舗装さ れた車 道歩きの コース。
民 家の庭先コース。


様々なコースがありましたが、故郷の県境を静かに歩くことが出来ました。
これからも沢山の自然が何時までも残っていることを願いながら県境での「自然との触れ合い」を楽 しもうと思います。




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