![]() ![]() 販売される。深谷市宿根の隈元重幸さん(56)が栽培したサト ウキビ100%の搾り汁だ。鹿児島の中学校を卒業後、集団就 職で埼玉へ。40年近く勤めた自動車部品メーカーを2年前に 退職し、農業3日・牛乳配達3日の“半農半X”を実践する隈元 さん。さっぱりとした喉ごしは、幼少期の思い出の味という。 のような色で、植物特有のにおいを一瞬感じるものの、柿やメ ロンなどの果物が熟したような爽やかな味わいがある。 自宅を購入すると、庭で始めた野菜づくりで土いじりに目覚 め、数年後、自宅近くで約2000平方メートルの土地を借り た。循環型農業を目標に、本などを見ながら休日は暗くなるま で畑に出たが、「実っても不格好でおいしくない」。小川町の農 業学校で基礎を学ぶなどして、農業の道へ進む準備を整えて いた。 「家のローンは終わったし、84歳の母親と2人暮らし。少し早い けれど、次のステップに行こう」 たり、退職金をいただいたり、恵まれた人生。だからこそ意義 のあることをしたい」。そう考える隈元さんは「珍しい作物を育 て、地域の人に楽しんでもらいたい」と、「ジャックと豆の木」の モデルとされるナタマメ、長崎白菜、ミカン科の晩白柚(ばんぺ いゆ)といった珍しい作物を手がけている。 思い出もあったから。故郷は鹿児島・垂水市。祖母がサトウキ ビを作り、黒糖工場に納めていた。売り物にならない曲がった サトウキビをかじり、おやつ代わりにしていた。 母を困らせた。そんな時は、サトウキビ汁を煮詰めてあめに し、丸めてきな粉をつけてくれた。近所の裕福な友達が興味 津々で「キャラメルと交換して」とやって来たこともある。今も記 憶に焼きつく味だ。 育ち、昨年暮れ、200本近くが収穫できた。「無農薬で作った ので安心して飲むことができる。自然の甘さを楽しんでもらお う」と今回のジュース販売を思い立ったという。 午前10時から1杯100円で売り出す。牛乳配達の仕事がある ため、午後4時まで。100杯完売で打ち切り。問い合わせは、 白寿の湯(電0274・52・3771)へ。 根 ![]() 深谷市宿根の隈元重幸さん(55)が、今度は世界最大級の柑 橘類「晩白柚(ばんぺいゆ)」の栽培に成功した。隈元さんは 「苗を植えてから収穫するまで8年かかった。深谷でもできるこ とが分かった」と喜んでいる。 の晩白柚が好きで、毎年果実を取り寄せていたが、「深谷でも 育てられないだろうか」と思い、2002年に苗木を植えて栽培 を始めた。 に成長。たわわに実った晩白柚の果実は大きいもので直径1 6センチ、重さ1.2キロにもなり、16個も実った。 みかん、ポンカン、ボンタン、長崎のザボン、熊本の晩白柚が あるが、実が大きくて果肉がおいしい晩白柚が一番好き。植え る場所を何度か移したが、西側のいまの場所がよかったのだ と思う」と話した。 して楽しんでいる。晩白柚の上品な香りが部屋中に漂い始め ると酸味がほどよく抜け、食べごろになる。 った。むいて食べたが、果汁が少なくて果肉がおいしかった。 味のほうも八代のと同じ味がした」と満足そうに話した。 木などを取り寄せて育てる計画も立てている。 ![]() ![]()
|