しみやそばかすは、いずれもメラニンという色素が皮膚の内側に沈着したものです。性別に関係なく、30代以降になると、顔や手の甲、腕などに大小のしみが現れることがあります。これは長年日光に当たり続けることが原因と考えられる「老人性色素斑」、ひどい日焼けをしたところにできる「花弁状色素斑」、遺伝要素が強いと思われる「雀卵斑」(そばかす)などです。一方、両頬や額などに、左右対称にできる比較的大きなしみは、「肝斑」といい、女性ホルモンが深く関係しているといわれています。そのため、20代後半から40代の女性に多くみられ、妊娠時や出産後など、ホルモンバランスが崩れたときに現れることがあります。男性にはほとんどみられません。しみ、そばかすはいずれも紫外線に当たると数が増えたり、色が濃くなったりします。
対処法
しみやそばかすを悪化させる最大の原因は、紫外線です。ちょっとした外出時にも、紫外線を防ぐ工夫をするようにしましょう。たとえば、紫外線の強い10時〜14時はできるだけ外出を避ける、長袖、長ズボンなどを着用し、肌の露出部分を少なくする、顔には目焼け止め用のファンデーションや肌の露出部分には目焼け止めのクリームを塗る。しかし日焼けをしてしまったときには、肌のケアをきちんとします、顔に冷たいタオルを当て背中や肩には水のシャワーを15分度かけ続ける、洗顔は冷水でこすらず軽くたたくようにする、洗顔料は、2〜3日は使用しないほてりがおさまったら、水分や油分を補給する。また、過労やストレスも、しみやそばかすを悪化させるといわれています。十分な睡眠とバランスのとれた食事を心がけるとともに、しみやそばかすを必要以上に気にしないことも大切です。ビタミンCには、メラニンの沈着を防ぐはたらきがありますのでビタミンCが豊富な野菜や果物をたっぷりとりましょう。また、ビタミンEにも、血行を促進してしみやそばかすを防ぐはたらきがあります。ビタミンEは、アーモンドやピーナッツ、小麦胚芽や玄米などに多く含まれています。