神経痛という言葉で「坐骨神経痛」を思い浮かべる人は、多いのではないでしょうか。症状としては、痛みが腰から太ももの裏側を走り、ふくらはぎ、そしてかかとへと走る、足をのばしたまま太ももを持ち上げると激痛があったり、体位を変えたり足を曲げる動作をすると激痛が走るや急1生期には、じっとしていても激しく痛むなどです。坐骨神経は腎部から大腿部、ふくらはぎまでのびている神経で、坐骨神経痛とは、この坐骨神経が圧迫されたり、刺激されることによって痛みが生じる状態のことをいいます。坐骨神経痛の原因としてもっとも多いのは、腰の「椎間板ヘルニア」です。腰の椎問板ヘルニアは、腰椎と腰椎の間にあってクッション材的な役割を果たしている椎間板がはみ出し、これが坐骨神経に触れるなどして痛みが生じる病気です。椎間板がはみ出てしまうきっかけにはいろいろありますが、重いものを持ち上げようとしたり、急に立ち上がったときなどが多いようです。このほか、老化や冷えによる筋肉の硬直で神経痛が起こることもよくL曲よ『あります。また、脊髄の腫瘍やがんの転移、糖尿病やアルコール中毒などが原因で起こることもあります。
対処法
家庭での対処法としては、痛みの発作が起こったときは、安静にして、温めることが大切です。日常生活では、温湿布やサポーターなどで腰の保温に努めたり、入浴など温熱擦法で冷えに注意して、からだを温めるようにしましょう。再発の予防には、腰に負担をかけないよう注意が必要です。そのためには、まず正しい姿勢を保つことが大切です。また、冷えがあると痛みは強くなります。セリやヨモギに含まれる精油成分には、からだを温める作用があり、神経痛によいといわれています。一方、生野菜のサラダやジユース、果物など、からだを冷やすものは多食しないようにしてください。また、エビやカニ、イカやタコなどの魚介類は、血行を妨げるといわれています。できるだけひかえるようにしましょう。