キミはバンコクのメイド喫茶で萌えられるか?


2015年2月末発売
『映画の中の奇妙なニッポン』(彩図社)皿井垂



アニメオタクにカワイイ・カルチャー、萌え女子高生からアジアン按摩嬢まで……
「クール・ジャパン」の向こう側、「フール・ジャパン」の世界へようこそ!

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◆『バンコクジャパニーズ列伝』 (改訂文庫版発売!)
  〜おたく腐女子、ムエタイマニアの女子バックパッカー…タイで花開くオタクJカルチャー

◆『バンコク裏の歩き方』〜奇形水牛村にタトゥー寺…すべてのB級スポットマニアに捧ぐ

◆『ソウル裏の歩き方』〜残酷拷問博物館、海賊版コピービジネス…これが今の韓国!

◆日刊サイゾー『日本脱出&海外逃亡・海外ニート特集記事


カナダ、台湾、シンガポール、韓国……いまや、世界で増殖する日本のオタク伝統文化・メードカフェ。ここバンコクにも、タイ資本の「なんちゃってメード喫茶AKIBA」ができたことは2006年5月の日記に書いたとおりですが、2007年1月には、ついに日本の「本格派メード喫茶ぴなふぉあ」が、バンコク支店をオープンしました。
「ぴなふぉあ」というのは、ドラマ「電車男」のロケ地にもなった秋葉原の老舗メードカフェなんだと言われても、「あーそーですか」という感想しかありませんが、ともかく場所はBTSアソーク駅前タイムズスクエア3階です。
入口に貼り出されたメイドさん写真の一部。18歳から26歳までのタイ人女子十数名が在籍とのこと。1軍選手、2軍選手、戦力外通知選手が入り乱れ、思い思いの萌えポーズをきめています。
壁の鏡で狭さをごまかす、白を基調にした明るい店内。プラスチックのイスは、長居無用と言わんばかりの座り心地です。先客のタイ人若者グループは、焼き鳥だのオニギリだの注文してワイワイ楽しそうでしたが、隅っこにたまる日本人客は、なぜかしょぼくれたおっさんばかり。まあ、自分もその中の一人なわけですが…。
メイドさんは終始笑顔で、1人で来て暇そうにしている客には、「日本全国メイド喫茶ガイド」や「秋葉原フリペ」などを貸してくれます。とはいえ、タイではよくあることですが、開店1週間にして早くも接客マニュアルを忘れてしまったのか、私が訪問したときには、「おかえりなさいませ」の言葉も「いってらっしゃいませ」の言葉もなく、まるで駅前商店街にあるフツーの喫茶店のようでした。
壁掛けテレビに流れる「モー娘。かおりん卒業コンサート」を観て私が号泣していると、同行者はいつの間にか、「文字入れオムライス(180バーツ)」を注文していました。メニューの主力はカキ氷やパフェ系だったのですが、やっぱりソレいきましたか…。
「タイ文字で名前を入れてちょーだい!」と、澄んだ瞳をきらきらさせてリクエストする同行者。この日この瞬間のために、遠路はるばる某工業団地からアソークまで、作業着姿のまま駆けつけたのです。

できあがり〜!マンモスうれぴー!(死語)
タイ文字入りオムライスなんてコリン星でもめずらしりんこ!(無理矢理)

お会計のときにくれたオープン記念バッジ。開店日とタイ語表記の店名があるから、一生の思い出になる貴重なものです。さっそくヤフオクに出品して、オムライス代を取り戻しましょう。

ついでですが、こっぱずかしくどうしてもてメイド喫茶には行けないというシャイな男性にお勧めしたいのが、エンポリアムの正面入口右側にあるオープンカフェです。ふりふり感・ひらひら感には欠けるものの、エプロン姿のウエイトレスさんは限りなくメイドテイストな制服を着ています。

あと、「眺めるだけではおさまらんぜよ」というワイルドなおとうさんには、スクンビット某所に、そのものズバリな名前のこんなお店もあります。看板もネオンも、本能にビシバシ訴えてくるほどまっかっかなので、心ゆくまで血圧を上げてきてください。


=>B級ネタを羅列した目次はこちら…メイドインタイランドHOME

=>2009年復活したakiba-kissからアイドル盗撮まで…バンコクから発信中のBLOG

=>タイ在住者の現地情報裏表…皿井タレーDIARY


【追記】
2007/07/18 タイのメイドカフェ摘発=経営者ら逮捕、「わいせつ」漫画押収

タイ警察当局は18日、バンコクのメイドカフェ「アキバ」経営タワチャイ容疑者(26)ら
タイ人2人をわいせつ図画販売目的所持容疑などで逮捕、日本から輸入した漫画など
200冊以上を押収した。
同店は2006年4月、東南アジア初のメイドカフェとしてオープン。
客は店内で飲食しながら漫画を読めるほか、購入することもでき、
アニメや漫画ファンの若者らでにぎわっていた。
警察当局は「子供たちがメイドカフェに入り浸っているとの保護者グループからの
申し立てに基づき店内を調べた。漫画の中にわいせつな絵があった」と説明している。
(バンコク18日時事)


2007/09/17 東南ア初のメイドカフェが閉店=警察の摘発後に客激減−タイ

「東南アジア初のメイドカフェ」としてバンコクにオープンした「アキバ」が16日夜、
開店から1年5カ月で閉店した。同店は日本アニメや漫画ファンらでにぎわっていたが、
7月に警察の摘発を受け、客が激減。経営が大幅に悪化していた。
同店は昨年4月、バンコク中心部のサイアム・スクエアに開店した。メイドには
タイ最難関とされるチュラロンコン大の女子学生らを採用。漫画本なども販売していた。
警察は今年7月、「子どもたちがメイドカフェに入り浸っている」との通報を受け、
店内を捜索。「店内にわいせつな本があった」とし、経営者らタイ人2人をわいせつ
図画販売目的所持容疑などで逮捕した。
(バンコク17日時事)


2008/04/27 ぴなふぉあバンコク店より閉店のお知らせ

突然ではございますが、この度、ぴなふぉあバンコク店は
2008年5月11日(日)をもちまして閉店とさせていただくこととなりました。
急なお知らせとなりましたことをお詫びいたします。
長らくご愛顧いただきましたお客様・関係各位様に心より御礼申し上げます。
なお、閉店するにあたり5月10日(土)、11日(日)でファイナルイベントを
予定しておりますので、詳細が決まり次第また改めてご案内させていただきます。
ぴなふぉあバンコク店を支えてきてくださった皆さまに改めて感謝申し上げます。
本当にありがとうございました。5月の閉店までにぜひもう一度、
(一度と言わず毎日でも♪)ぴなふぉあバンコク店へ遊びにいらしてください。
スタッフ一同皆さまのお越しをお待ちしております。


2013/2/28 秋葉原めいどりーみんからバンコク店オープンの告知

来客数年間80万人、秋葉原を中心に日本全国11店舗メイドカフェ「めいどりーみん」を
展開する株式会社ネオディライトインターナショナルは、タイ王国 バンコク市内の
「新しい日本のライフスタイルを提案する」ショッピングモール・ゲートウェイ・エカマイに
「めいどりーみん タイランドGateway EKAMAI店」を来春オープンいたします。
海外においては、サブカルチャーは幅広い国々で支持され、そのブームは加速度的に、
拡散をしております。この度のタイ バンコク出店を機にアメリカを始め、東南アジア、
国内各地でも出店を進めます。
名  称:めいどりーみんタイランド Gateway EKAMAI店
施設名称:Gateway EKAMAI(ゲートウェイ エカマイ)
所在地:982/22 Sukhunmvit Road Prakanong,Klongtoey,
     Bangkok 10110 Thailand(BTS エカマイ駅直結)
OPEN:2013年3月(予定)



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(参考)韓国のメイドカフェで「不思議な気分」 2010年11月22日(ここヘンJAPAN)

韓国には無い日本のメイドカフェ「オタクの聖地」として知られる秋葉原。韓国でも秋葉原は有名で、東京を観光する際には一度は行ってみたい場所として人気を集めています。特に、オタク文化を象徴する「メイドカフェ」は、日本でしか経験できない不思議な空間。韓国のインターネット上には、メイドカフェを体験した人の、様々な感想が掲載されています。

ナラさん(仮名・韓国人男性)は、感覚的には受け入れられなかったものの、新しい体験ができたと言います。

「日本人の友達が、秋葉原にあるお勧めのカフェを案内してくれると言うので、一緒に行くことになりました。その日は日曜だったので街には人があふれ、まるで韓国の電気街である龍山(ヨンサン)のような雰囲気。でも、駅周辺にいるメイド姿の女性たちがカフェの呼び込みをしていて、日本でしか見られない風景だと感じました。友達が案内してくれたのは、やはり『メイド喫茶』。店内は、お年寄りからオタクっぽいオジさんまでお客でいっぱいで、ほとんどが一人で利用し、メイドと一緒に遊んだりしていました。日本の漫画本で見たことのあるオタクの姿が、そのままそこにあり、私はとても不思議な気分になりました」

ボリさん(仮名・韓国人女性)は国際色豊かなメイドカフェに驚いたと語ります。

「日本人の友人と秋葉原で買い物をし、せっかくだからメイドカフェに行こうということになりました。近くにいたメイドカフェの案内を持っていた女性に話しかけ、カフェを案内してもらうことに。女性は日本のアニメが大好きだという中国の留学生!で、現在はメイドカフェでアルバイトをしているということでした。店内は簡素な作りでしたが、店内はお客でいっぱい。このお店は、アニメの吹き替え体験もできるようになっていて、他のお店とは差別化を図っているようでした」
「コップ一杯600円という破格のジュースを注文すると、メイドが飲み物を運んできてくれました。その時、さらに美味しくなるよう、おまじないをしてくれるというのですが、私たちも一緒にしなければならないのだと言います。私たちは彼女の勢いに負け、一緒に『萌え萌えキュン』と言いました。店内にはフランス人のメイドがいたり、私のほかにも多くの外国人観光客が訪れていました。秋葉原、そしてメイドカフェはとても国際色豊かですね」。

韓国のソウルにも、メイド姿の女性がいるメイドカフェは数軒存在します。しかし、日本のアニメやメイドに興味のある一部の人が訪れる程度で、日本のような盛り上がりは見せていません。韓国では日本の「メイドカフェ文化」はあまり定着しないようです。






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