思考停止5秒前



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★トホホな That's Entertainment★

有名なダーラーカフェは最近オーナーが店内で射殺されたりしてつぶれちゃったので、MIT風俗取材班は、少し足を伸ばしてビラカフェの方に行きました。「カフェ」という言葉から、表参道あたりにあるヨーロッパ風のオープンなスタイルのコーヒーショップを想像してはいけません。タイのカフェを一言でわかりやすく説明すれば「吉本みたいな歌謡漫才ショーを見ながら食事のできるレストランシアター」といったとこでしょうか。


「広いぞエントランス!」
駐車場と入口前の敷地は広い。なにしてるんだかよくわからないけど、たむろして待ち構えている係員さんもいっぱいです。それにしても入口脇のあの看板なんとかならないのか...。あまりにも吉本、あまりにもおばかさん。


「キッチュを通り越してシュールな内装!」
中に入ってまず広さに驚く。奥のほうの客席がかすんで見える!まだ9:00だというのに席は7割方埋まってます。壁一面には、巨大なハリウッドスターの似てない似顔絵がちりばめられ、エイリアンのハリボテみたいのも張り付いてます。ステージの上には未知との遭遇のマザーシップを彷彿とさせるデコレーションが。


「波状攻撃!」
ステージ上に次々現れる歌手は、その若さにも関わらず、日本人には極めて年寄りくさく聞こえる歌を披露してくれます。タイの演歌ルクトゥーンというやつでしょうか?3曲ほど歌うと引っ込み、次の歌手が出てくるまで、漫才チームが30分ほどのネタをやります。日本と違って、2人組の漫才師というのはいません。みな6人前後のチームで、ネタの合間にアカペラというか鼻歌のようなものをまじえ、うけまくります。コケル時&オトス時に必ずはいる生ドラムのズダダンという効果音も、ダラダラ続くコテコテ漫談に花を添えます。11:00頃になってくると、歌手はほとんど現れなくなり、コテコテ漫談チームが入れ替わり立ち替わり似たようなネタを連発します。漫才チームの中には、必ず1人、ジミ―大西か、今いくよか、白木みのるか、荒井注みたいのが混じってます。はっきり言って、放送コードすれすれです。言葉はわからなくても、メンバーの顔ぶれとお下劣なしぐさで、教養あふれる高尚なネタでない事だけはわかります。


「やたら追加オーダーを迫るボーイさん!」
ほっといてくれよう。取材費は限られてるんだ。まずくはないけど、このくらいのタイ料理だったら他所でもっと安く食べられるんだからさあ。わかったわかった、ショーのカバーチャージもとらないんだもんね。んじゃ、フルーツ。デザートにフルーツね。


「客層もわけわからない!」
真夜中だというのに、どうみても小学校低学年の子供を連れた家族客。しもネタにも家族で仲良く大笑いです。そのすぐ隣の席でホステスさんとからみあう男性客。店内に華やかなドレスを着たホステスさんも散らばっていて指名できるみたいです。週末のデートなんでしょうか?タイのテレビドラマにでてきそうな、さわやかなカップルもいます。若いカップルやグループが意外なほど多いのは、タイの人にとってはカフェが決してダサい娯楽場でない事を物語っています。怪しげなカーテンのかかったボックス観覧席に消えたおやじ連れも気になります。あの中はどうなっているんでしょうか...。


「もー帰ろーよー!」
0:00頃、ついにMIT隊員の1人がねをあげました。3時間近い時をかぶりつきで過ごし、既に目はうつろ、瞳孔は開いてます。フィナーレ(AM2:00頃?)までいたら、回復不能な急性脳軟化症になりそうです。カフェ脱出後も、生ドラムのズダダンという「オチの効果音」が耳鳴りのようにまとわりついて消えません。恐るべし、タイのカフェ。その後3日間はモノを考える気力すらわきませんでした。