選挙が街にやってきた



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2000年3月4日に、上院議員選挙が実施されます。なんでこんなに盛り上がってるかというと、上院議員の直接選挙ってタイでは初めての事なんですね。選挙管理委員会だってできたばかりです。(以前は、選挙は内務省が運営してました。)しかも、強気の「義務投票制度」を導入。投票するのが、権利ではなく、棄権には罰則がつく義務になっちゃいました。



タイって一応、立憲君主制で議会は上下2院制です。でも今まで、上院議員は勅選っていうんでしょうか、国王が任命してたわけです。ところが、政治改革を目標として制定された「97年憲法」の定めにより、今回から上院議員も下院議員同様、直接選挙で選ぶようになりました。全国の県(※)を1つの選挙区として、1500人以上の候補者から定員の200人が選ばれます。政党(※※)の党員や政府公務員には上院立候補の資格なしというのも、「97年憲法」の指定です。今回から、上院が司法・立法・行政の長らの罷免もできるようになりました。

   (※)514,000平方km、日本の約1.4倍の国土に76の県があります

   (※※)与党(連立):民主党(チュアン・リークパイ民主党党首が現在のタイの首相です)
                国家発展等、タイ国民党、民衆党、統一党、自由正義党
        野党:新希望党、社会行動党、タイ人民党、タイ党、道義党



一方、下院議員定員も390人から500人に増え、次回からは、県単位の比例代表制で100人、さらに小選挙区制で400人を選ぶように変わります。また「97年憲法」は、閣僚数も35人に減らす事としており、首相は下院の2割以上の推薦を受け、下院の直接投票で過半数の指示を得て選ばれるようになります。(現在は、第1党の党首が習慣として首相を兼ねているようです。)



んじゃ、もっともらしいマエセツはこれくらいにして、
「選挙ポスター写真展」いきましょう。なんか、ちょっとまずそうな企画ゆえ、怒られる前に謝っときましょう。ゴメンチャイ。


←あのう、そこバス停なんですけど..。こんな無秩序な貼り方してたら、かえって候補者のイメージ悪くなるんじゃ..。




あのう、そこに電話ボックスあるんですけど..。なんか池袋駅前の、サラ金&イメクラ看板貼りまくり状態を思い出します。→
←これは、見事にタイテイストを感じさせるデザインのポスターです。色使いといい、衣装といい、タイ文字ロゴといい、パーフェクトな仕上がりです。




知性派ポスター。大学の先生の正装みたいです。穏やかな落ち着いた色調がいい味だしてます。→
←これはレアアイテムです。マニアならずとも、ぜひ1枚コレクションに加えたい円盤型ポスター。被写体の目線に力があり、アピール度も上々。



ピンの甘い写真がセンターに小さくおかれているため、家出人捜索ポスターのような印象を与えます。「失踪時の服装、ピンクのジャージ。盲腸の傷跡有。栃木訛りで話す。心当たりの方は・・・」→
←今回見かけた中で、最も存在感のあった1枚。ハート型のトリミングはウケをねらったわけではありません。




今回見かけた中で、最もインパクトのあった1枚。それにしても......濃い。→
←頼りになりそうな軍服姿。てんこもりの勲章につられて1票いれちゃいそうです。



誰かやるんじゃないかと思ってましたが案の定です。日本でこれやると公職選挙法違反で手が後ろにまわります。タイは平気なんでしょうか?落書きのえじきになった候補者の方、お気の毒です。→
←水商売から朝のワイドショーのコメンテーターに華麗なる転身、政界を目指す!(推測)。




環境破壊に敢然と立ち向かうナチュラリスト、政界を目指す!(推測)→


(後記)
感心しちゃったのは、3月5日の朝。ウソのように街じゅうから選挙ポスターが消えていました。トゥックジャイモッルーイ!めまいがするほど、そこらじゅうにあふれてた愛すべきポスター達が、一夜にして消えてました。きっと真夜中、得意の人海戦術でとっぱらったんですね。やる時はやる、さすがはタイランドです。しかも、今回の「禁酒令(投票日前日18:00〜投票日深夜0時)」は、いつも以上に厳しかったらしく、クラブやビアバー等ホントに閉めてる店多かったです。仏教関係の特別な日なんかも「禁酒令」がでますが、だいたいいつもカタチだけって感じです。でも今回は、なんか本気だったみたいです。「1票200バーツで..」ってもちかけられたというタイ人の話も聞きましたが..多分作り話でしょう。そういう事にしておきます。




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