ランシットでつぶす1日
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遠出をする元気はないが、うちにずっといても気がめいる。そんな週末の1日。マーブンクロンもあきちゃったし、ワールドトレードセンターだと知ってる日本人に会いそうだし、エンポリアム行くと金持ってて幸せそうな連中ばかりで不愉快だし……。そうだ、今日はランシットで1日つぶそう。 ランシットというのは、ドンムアン空港のちょい北あたりです。少し距離があるので、安くあげるため、バスで行ってみましょう。スクンビットからだと、エアコンバス「ポーオー513番」で一本です。カセ大の裏とか回り道しつつ行くため、メチャクチャ時間かかりますが、片道16バーツなんだから我慢しましょう。 ランシットのへそ・巨大ショッピングモール「フューチャーパーク」が見えたところで、バスを降りると……。 |
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バス停の真ん前に、なぜか雑誌を売る屋台がズラリと並んでいます。ビニールにくるまれて価格を殴り書きされたエロ本。チリ紙との交換さえ拒否されそうな貧弱な紙質のオバケ漫画(1冊5バーツ、3冊なら10バーツ)。ジャニーズのタレントが野生化したような半裸の少年が表紙を飾るホモ雑誌……。なんかもう、不意打ちの反則攻撃みたいな品揃えです。 そのすぐ横には、意表をついて、児童向け学習絵本も並んでいます。ミソもクソもいっしょくたって感じで、一瞬、頭の中が真っ白になりました。 道ゆく女子学生の冷たい視線をものともせず、必死に掘り出しモノを物色しているタイの兄ちゃんが何人もいて面白かったのですが、さすがにセツナイものがあって、その姿をカメラに収めることはできませんでした。 |
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少し歩くと、ズラリ並んだ雑誌屋台が、なぜか靴屋台群に変わります。雑誌と靴。不思議な組み合わせですが、深く考えると偏頭痛が出そうなので、とっとと歩道橋を渡り、「フューチャーパーク」に入りましょう。 バンコクの郊外型巨大ショッピングセンターといえば、シーナカリンにある「ジーコンスクエア」などが有名ですが、ここも、かなりの老舗です。セントラルデパート、ロビンソンデパート、スーパートップス、文具のオフィス、家庭用品のホームプロ、安売りのビッグC……こんなローカルな顔ぶれが一かたまりになっており、体力と暇さえあれば、1日うろついていても飽きません。 ちなみに、訪れたのは土曜でしたが、1日グルグル歩いていても、西洋人3、4人にすれ違っただけで、日本人の姿は見かけませんでした。旅先で同胞と遭遇したくないというコダワリのある旅行者の方には、お薦めできそうです。 |
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広いフロアをうろうろしてると……やってる。やってる。マーブンクロンとかにもいっぱいありますが、記念写真屋さんです。仕上がりを待つ若い女の子たちの行列が、店の外にできるほどの繁盛ぶりでした。 三流芸能プロダクションの宣材写真みたいなポーズを決めてデジカメ撮ってもらうと、フォトショップとか駆使して、これでもかっていうぐらい加工・修正したうえ、プリントしてくれます。どんなXXでも、見違えるような美女となって仕上がるのですが……。ほとんど別人みたくなってしまったポートレートは、もはや「写真」というより、「CGアート」のようです。 |
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3階のシネコンEGVのすぐ横、清潔で巨大なクーポン食堂で、楽しそうな家族連れやカップルに囲まれて腹ごしらえ。それにしても皆さん楽しそうです。本当に週末をエンジョイしている感じが伝わってきて、私のように人生の悩みをかかえた人間など、近づきがたい雰囲気の食堂です。 また、すぐ側のゲーセンには、やたら盛り上がっている一角がありました。公衆電話ボックス二つ分くらいの大きさの最新鋭カラオケボックスです。ぎゅうぎゅう詰めで、1曲10バーツ。飲み食い禁止ゆえ、ひたすら歌い踊るストイックな歌唱空間。いつ酸欠おこして倒れても不思議じゃない狭さですが、順番待ちまででてる大盛況です。スクンビットのオープンバーなんかでも設置したとこがありましたし、このボックス、かなり流行ってるみたいです。 |
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そういえば、マーブンクロンみたいなITゾーンもありました。写真では、ちょっとわかりにくいかもしれませんが、パソコンが同心円状に配置されたガラス張りのPCゲーム部屋です。狭いスペースで効率よく商売してますが、上から見おろしたら、きっとバウムクーヘンみたいな感じでしょう。 地元少年たちが、1時間単位のクーポン買っては、でかいデスクトップにかじりついて、ひたすらシューティングしています。キミたち、もう少し頭使うゲームもやんなさい。いや、その前に、セパタクローとか、スポーツで発散しなさい、スポーツで。 |
『今日のワンポイント』
フューチャー3階の香水屋に勤めるガトゥーイ(おとこおんな)さん。いったんは胸にシリコンいれたそうですが、なんか後から怖くなって取り出してもらったそうです。やっぱり、自然が一番ということで、ナニも未処置。でも、服装や化粧は女性そのもの。休日は同僚の女の子のうちに集まってLEOビールで酒盛りしたり、サイアムスクエアに繰り出したりするとか。ちなみに、「トイレはどっち行くの?」と尋ねたら、「ちゃんと男のほうに行く」とのこと。なにが「ちゃんと」なんだか、よくわかりませんが。
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