あっぱれ、セブンイレブン
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タイのセブンイレブンって、すごいです。あそこの雑居ビルの1階、なんか工事してるな、新しい食堂でもできるのかな...と思ってみてると、あっという間にセブンイレブンがオープンします。セブンイレブン建てるのって、簡単なんでしょうか?ドリフのコントのセットみたいに、ベニヤでできてるんじゃないかと思うほどです。緑とオレンジの帯びマークがついて、「ははーん、これセブンイレブンになるんだ。」と思ったのもつかの間、次の日にはあっさりオープンしてバイトの女の子が店頭で風船配ってたりします。どうやら商品の搬入&陳列なんかも一夜にしてやっつけちゃうみたい。 タイのセブンイレブンは、正式には「CPセブンイレブン」といいます。チャロンポカパン(※)というタイ最大の多国籍企業グループがやってるので、頭文字の「CP」がつくんですね。すでに創業十周年を迎えた、文字通りタイのコンビニ業の草分け的存在です。 10年間で開店した店舗数1300、1日あたりの来客数延べ150万人。今や、年間売上高170億バーツの巨大チェーンです。今年2000年には1500店舗まで増やし、2003年に2003店舗目を開店するとの事。この目標に沿って、毎月約300人ずつ合計3000人の高卒大卒従業員を新規採用し続けている鼻息の荒さです。 タイのセブンイレブン1店舗に割り当てられる従業員数はマネジャー1人を含めて約12人。3〜5人のシフト制で24時間営業を行い、2年の勤務経験を経てマネジャーになる資格が得られるそうです。真夜中だというのに、やたら若く見える女の子2〜3人だけで店番してたりするのも、なんかすごいです。しかも、ロビンソンなどのローカルデパートの店員さんより、はるかにきちんとしていて、店員さん同士で世間話なんかしてません。やっぱり給料いいのかな? (※)CP(チャロンポカパン)グループ アグロインダストリーから発展したタイ最大の多国籍企業グループ。中国名は「正大集団」。国内外で中核となるアグリビジネスの他、バイク製造、流通、不動産、ビール、通信等、多角展開している。ブラック・タイガー種エビ養殖用の飼料生産では世界一。石油小売りなども手掛ける。経営の最高責任者はグループの基礎を築いた謝易初の四男タニン・ジラワノン(謝国民)CPグループ会長。(参考:NewsNetAsia) しかし、本当にそんなにたくさんお店があるんでしょうか?やはりここは、フィールドワーク、体を使って確認してみましょう。市内を東西に走る主要道路であるスクンビット通りでチェックしてみます。 できたてほやほやのバンコク首都高架鉄道(BTS)唯一の乗換駅「サヤーム」から、東の終点「オンヌット」まで、約9kmの距離を高架に沿って走破し、コンビニの数をかぞえます。今回登場はMIT走遊会の面々です。日本野鳥の会も愛用しているカチカチカウンタと双眼鏡を携え、車の少ない深夜0時、サイアムスクエアから短パン姿で出発しました。道の両側をチェック、スクンビットの表通りに面して営業しているコンビニのみカウントしていきます。 ●セブンイレブン: 17店舗 ●ファミリーマート: 3店舗 ●ampm他: 0店舗 調査の結果は、やはり圧倒的なセブンイレブンの独り勝ちです。「サヤーム駅(サイアムスクエア)」や「トンロー駅(スクンビット55)」や「エカマイ駅(スクンビット63)」周辺では、50mも離れていない所に2つのセブンイレブンがあったりしてあきれるほどです。特にトンローでは道路の両側に2つのセブンイレブンが向かいあってたっており、節操ありません。ソイ19の三叉路角の店舗なんて、一体いつできたんだ?あの辺しょっちゅう通ってるのに全然気づかなかったぞ。 ampmが現在、タイ全土で約300店にすぎないそうですから、やはり1500近い店舗数というのはすごいんですね。シーロムあたりを散歩してると、ampmもファミリーマートもあるし、特にセブンイレブンが多いという印象はうけません。しかし、セブンイレブンの本当のすごさは、タイの田舎に行くと実感します。マックもケンタも見かけない、食事といえば屋台のクイティオぐらいしかない、お寺のお祭りと移動式マーケットぐらいしか娯楽がない、タクシーもトゥクトゥクも走ってなくて移動手段は乗合トラックだけしかない...そんな「ど」の付くような田舎にも、セブンイレブンはあったりします。しかも、店構えから品揃えまで、バンコク中心部の店舗とほとんど変わりありません。すごい。すごすぎる。 感動して、また、「スラーピー」を買ってしまう今日この頃です。 (写真:スラーピーCUPコレクション、タイ国立博物館所蔵...ウソ) |