辛くないよ、ヘルシーベトナム料理

ベトナム戦争当時、ベトコン最大の拠点だったクチ地下トンネル。見学の前に、忍耐と勝利の記録フィルムを延々と見せられます。このトンネル、一部実際にもぐれますが、人間一人這いずるのがやっと。恐ろしい狭さです。こんな中で暮らし、超大国アメリカと戦い、そして勝ったなんて、すごすぎる。タイ人だったら、5分で無条件降伏するでしょう。
まるで青い月光仮面のような重装備で、日焼けを防ごうとしてます。お約束の「ひじ上20cm手袋」。これから迎賓館の舞踏会に出席するわけではありません。この用心深さのおかげか、ベトナムには細面色白の女性が多いです。タイ人だったら、顔にペーンイェン(白い清涼感のある粉)つけて、鼻にヤードン(メンソールスティック)突っ込むところです。
ホーチミンのへそREXホテル前。夜になると妙に活気づきます。噴水のあるロータリーの周りを、爆音とともにバイクでひたすらぐるぐる旋回するホンダガール。タイ人だったら、涼しい所にしゃがんで世間話しながらカモを待つでしょう。

というわけで、
ベトナム料理です。 中華の親しみやすさとフランス料理の上品さを合わせもったベトナム料理、おいしいです。野菜たっぷりでヘルシーだし、辛くないし。タイ料理ももちろんおいしいけど、毎日べたべたしたココナツミルクと、ぴりぴりした香辛料を摂取してると、いかにも寿命縮めそうです。生春巻き(ゴイクォン)、揚げ春巻き(チャーゾウ)、お好み焼き(バインセオ)、汁ビーフン(フォー)、海老のすり身さとうきび串揚げ(チャートム)...こんなところが代表的メニューでしょうか。甘酸っぱいタレと、野草っぽい付け合せ、透き通るほどの極薄ライスペーパーでなんでも巻いちゃうのが基本ですね。

以下、バンコクにあるベトナム料理店です。

ここは有名な老舗です。店内ちょっと狭苦しいですが料理の味はばっちりです。どうしてもタイ料理より高くつきますが、まあ日本でベトナム料理食べること思えば、はるかにお値打ちです。ガイドブック常連の筋向いの有名タイ料理店よりも、はるかに美味しいと思うのですが...。駐車場がないため、夜になると狭いソイにズラッと路上駐車の嵐です。

●Le Dalat, 47/1 Sukhumvit Soi23 (Tel:260-1849)

上記のDALATが、500mほど離れた同じソイの反対側に姉妹店をオープンさせました。こちらは、ベトナム宮廷料理というふれこみでインテリアや雰囲気も高級指向、料理の値段も高めです。ホーチミンに滞在して、カフェのアレンジするメコンデルタツアーなどに参加するとよく昼食にでてくるエレファントフィッシュの揚げ物がメニューにあります。ライスペーパーで香草や野菜と一緒に包んで食べると、ミトののんびりした情景が甦り、ベトナムマニアの涙を誘うでしょう。

●Le Dalat Indochine, 14 Sukhumvit Soi23 (Tel:661-7967)
この店は、シーロムとエカマイに1軒ずつあります。特にシーロムの方は、わかりにくい立地なので、穴場と言えば穴場です。庭付き一戸建て、ピンクのおしゃれな洋館ですが意外に落ち着けます。ワインなんか注文しちゃって生春巻き食べるようなノリですね

●Sweet Basil, 5/1 Sukhumvit Soi63 (Tel:381-2834)
又は 1 Sri Wiang, Silom (Tel:234-1889)
(追記)スクンビット店はつぶれた模様


ベトナムの地理的な近さのせいか、野菜を多用するヘルシーさがうけたのか、バンコクには他にもおしゃれなベトナム料理店がたくさんあります。プルンチット通りのPHO、インペリアルクィーンズホテルのUNCLE HO、ショッピングセンターの中にチェーン展開してるとこまであります。どこで食べても、タイのフランス料理店や日本料理店と違って、味に関してそんなにガックリくる事はありません。しかし私の知る限り、女性店員が白い伝統的アオザイ姿で客を迎えてくれるベトナム料理店は、いまんとこバンコクにはないようです。どうでもいいですが。




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