年越しザッピング大会
おおみそかのバンコク市内の様子は去年ちょろっと紹介したので、 今年はカウチポテト(死語)をきめこんで、テレビのリモコンをザッピング(死語)しながら、 地味に2002年を迎えてみよう。 ![]() タイ時間の23時頃、チャンネル9のニュースでは、派手な服装のレポーターが ワールドトレードセンター(WTC)前のカウントダウンイベント会場の様子をレポート。 既に日本では2002年になってるはずだが、タイはあと1時間ほどは2001年なのだ。 WTC会場の様子をぶっつづけで生中継していたのは、ふだんはニュース番組中心のITV。 司会は、金持ちのヒステリー女なんかの役が多い女優の「あの人」だ。 …ああ、名前がでてこない。 瞳が乾燥しないか心配になるくらい巨大なパッチリおオメメ、ぼわんとした胸、 くびれまくったウエスト、ハイテンションのキイキイ声…TVドラマの超売れっ子脇役の彼女。 一度見たら忘れられない個性的な顔立ちで、確かに美人には違いないんだろうけど、 顔の各パーツが強烈にクッキリしすぎてるため、不思議にちぐはぐな印象をうける。 思えば渡タイした私が最初に顔を覚えた芸能人もこの人だった。 最近はちょっと太って、バラエティの司会の仕事を増やしてるみたいだが… どなたかご存じの方、彼女の名前、教えてください… 例年どおりのカウントダウン&打ち上げ花火に続いて、今年は、 真っ直ぐでタイトなマユゲもりりしいモスのオンステージが始まった。 ねばっこいタイのダンスビートが大観衆の脳天直撃だ。
今年はもう一ヶ所、シーロムにも特設会場があった。 12月の毎週日曜、午後から夜中までシーロム通りを歩行者天国にして露店やらなんやらで 盛り上げるという企画"Seven Wonders @ Silom"がずっと開催されていたのだが、 そのクライマックスとして、ITFビル前(チョンノンシの高架鉄道がカーブするあたり)に ステージを築き、大晦日のイベントを行ったのだ。 上のテレビ画面はステージ手前のバンコク銀行の辺だが、WTCよりすごいんじゃないかと 思えるほどの凄まじい人出だ。 23時頃には、タイの板東英二こと、タクシン首相も駆けつけスピーチ。 ステージ上の歌謡ショーはWTCと似たり寄ったりだが、ビルやBTSに囲まれた会場の 雰囲気がちょっと新鮮だった。 ![]() おっと、そうこうするうちにステージのデジタル時計が、いよいよ… 今いる仮住まいはスクンビット某所の12階なのだが、0時になると あちこちで花火があがるのが、部屋のベランダから見えた。WTCやシーロム方面だけでなく、 チャオプラヤ川やサトーンの方でもポンポン。高級ホテルなんかで上げてるのかな? で、大晦日のUBC(タイの衛星放送)の方もサクッと覗いてみたが… CCTV(中国の局)では、党の威信をかけた(?)大袈裟な娯楽番組が炸裂。 超音波でガラスが割れそうな高音裏声で歌うシャオ族3人娘の「酒の歌」が圧巻。 TV5(フランスの局)は、なぜか年末から年始にかけて延々とサーカスの中継。 TVRI(インドネシアの局)では、おどろおどろしい土着の歌謡ショーを中心にした "CEBRAK TVRI 2002"という特番で勝負。原住民化したティナ・ターナーみたいなオバサンの 熱唱を目の当たりにすると、タイの番組でさえ恐ろしく洗練されたものにみえてしまう。 我らがNHKでは、オーケストラアジアなるよくわからない楽団が強引なアンサンブルを披露。 Wカップつながりでソウルなんかからも中継いれてた。 一方B級アクション映画専門のAXNチャンネルでは、これはとっておきだぞといわんばかりに "Crouching Tiger, Hidden Dragon(グリーンデスティニー)"を放映していた。 アジアの一家団欒って感じのチョイスでいいんじゃないかな。 またUBC MOVIESでは、ブロンディ・アポロシアターライブ、U2・ラトル&ハムライブ、 デビッドボウイ・シリアスムーンライトツアー、ピストルズやクラッシュなどのパンクドキュメント… といった、企画意図不明でアウトオブデートな一貫性のない音楽特集を年越しに放映。 昭和天皇が崩御しようが雅子様が出産しようが、カビのはえたようなアニメの再放送を 中断することなく放映しつづけるテレビ東京にも負けない気概を感じさせてくれた。 |