晴走雨読
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理由

 なぜ日本一周なんかするのか?よく聞かれる質問だ。正直言って理由なんかない。「やりたいから」、それだけ。「自分を見つめ直す」、「今の自分を変えたい」、「見識を広めたい」。そんな風に答えることもあったが、そんなことは本当はどうでもいい。強いていうなら、「十年後の自分を変えるため」、といえるかもしれない。

十年後の自分を変える

 今の自分は過去からの惰性に身を任せ、明日へと流されていくだけに思えてならなかった。とにかくその流れを断ち切りたかった。けれど、それは容易なことではない。それなら、断ち切るのではなく、少し変化させてみればいいのではないか。明日の自分は少し変わっているだろうし、明後日の自分はもう少し変わっているだろう。目に見える変化はなくてもいい。ちょっとずつ変わっていけばいい。十年後の自分は、きっと、もっと変わっているだろう。

晴走雨読

 その流れを変える方法はたくさんあるだろう。海外旅行に行くことも方法の一つだろうし、バイトをするのもありだろう。とにかく、やりたいことをやろうと思った。それが「晴走雨読」だった。「晴走雨読」とは、「晴耕雨読」をもじったもので、「晴れの日は自転車で旅し、雨が降ったら急がず本でも読む」そんな日本一周をしようという意味だ。

日本一周

 とはいえ、「日本一周」が突然思い浮かんだ訳ではない。「流れを変える」出来事があった。大学三回生の夏休み、バイクで北海道へ行った。テントや寝袋など、キャンプ用具一式を買いそろえての初めての長期ツーリングだった。北海道にはそれまでに二回行ったことがあったのだが、そのどれとも違う魅力を感じることができた。また、ソロツーリングだったので、色んな人と話す機会があった。その中の1人が、僕に「日本一周」を意識させたのだった。

日本最東端

 納沙布岬の先のライダーハウスで、僕はその人と出会った。それまで、「日本一周」や「世界放浪」は本で読んだり、テレビで見たりするだけのものだった。経験者を生で見るのは初めてだった。彼は特に日本一周の魅力を語った訳でもなく、それを勧めた訳でもなかった。しかし、話を聞いていくうちに、彼をとてつもなく大きいものに感じた。日本最東端という特殊な場所が、そういう思いを強くしたのかもしれない。

自転車

 納沙布岬で会った時、彼はバイクで来ていたが、日本一周時の彼の移動手段は自転車だった。ちょうど僕はその時の北海道ツーリングで、ある疑問を感じていた。バイクはスロットルを開ければ、坂道だろうが、向かい風だろうが加速する。自転車はそうはいかない。本当の旅にふさわしいのはどちらだろうか?

リアルタイム日記

 そんな思いを抱えながら大学四回生になった。ふとしたことから、日本一周をしている人のホームページを見付けた。過去の旅の日記を公開するのではなく、旅をしながら日記を毎日公開するタイプのものだった。いわゆる「リアルタイム日記」というものだ。それを見た時、「すごいなあ」という気持ちと同時に、「やってみよう」と思うようになった。

出発

 それから二年が経った。ついに出発の時が来た。やりたいことをやるのだから精一杯やってみるつもりだ。途中でやめたくなったら、それもありだと思う。とにかく、思うがままにやっていきたい。

  



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