堺木バス停近くにあり,江戸時代から知られた景勝地とされていました。福石観音とともに,平戸八景の一つに数えられていたほどです。
海水による浸食と風化によって大きな岩がえぐられ,2つの大穴をもつ奇穴ができあがったと考えられています。
穴の大きさは,直径8mと5mです。中央部分に千手観音像と梵字(ぼんじ)が刻まれています。 (*梵字とは,仏教で使われている言葉です。)
これは,弘法大師(空海)が,遣唐使について唐の国に渡るわら途中に,この奇妙な岩を見て,人々に仏教をすすめようと梵字を刻んで願いをこめたと言われています。
このように,古くから霊地として信仰され,周囲の景色も美しいため参拝者が多かったとされています。
また,この岩にまつわる「大鬼の伝説」として,大鬼が大野の石盛山を枕にして昼寝をし,目が覚めた時に大きく足を伸ばすと,その伸ばした足が岩を蹴りやぶったと言い伝えられています。さらに,その昼寝の時に鬼がひじをついていた場所が,大野の知見寺にある「鬼のひじすけ石」だそうです。
眼鏡岩(めがねいわ)
〈行き方〉
堺木バス停で下車をして,「眼鏡岩登り口」より徒歩で10分程のところにあります。
車で行く場合は,『西連寺』に登る道路から行くことができます。
眼鏡岩標柱
【弘法大師】が
奉られています