古より与った知恵としての「手仕事」と「指物技法」から、これからも必要な「木箱」をおつくりします。
指箱制作者
三方留めホゾ組み
別名:隠された努力の結実技法
表からはこの技法は隠れて見えません。まさに無名性の妙です。
通し蟻組継ぎ
木組みの基本。
最もシンプルかつ愛嬌のある技法で、ココから違う組み手になっていく発展性のある技法です。
趣味で指物をされる方は、この組み手から始められると、個性溢れる組み手を発案されるかもしれません。
指箱制作者
手島大輔
1977年 東京都江戸川区平井出身。
経歴
江戸川区立平井小学校→江川区立小松川第Ⅲ中学校→船橋市立湊中学校→千葉市立稲毛海岸中学校(転校2回と真面目に不登校経験)→千葉県立千葉東高校通信制課程で高校教育を受けながら16歳から素直に働き出す、町工場からバイト多数→千葉県立技術訓練校にて一年建築設計を学び→千葉県御宿の建築施工OMソーラーハウスの現場監督に2年ほど就任→美芸大受験に目ざめ京都に行き、遅れた青春時代を取り戻しあえなく浪人3,4年経験後、早稲田大学第二文学部にて文学・哲学から超領域で専攻し、在学中、東京江東区の指物塾にて2年間学びながら、学問とモノツクリの関係を深め、現在は千葉県東海岸にて農をしながら手仕事の指物技法で指箱を制作。
次世紀の文化へ橋渡しうる可能性を秘めた手仕事の指物技法から、おおくのモノが溢れているなか、ただ作ればよい、というのではなく、ひとりのにんげんとして「
指箱考
」をもって制作しております。
英語で指物師や建具師のことをjoinerと言います。
joinという英単語には、
つなぐ 継ぎ目 結合する 加わる 参加する 協力する
などがあり、木を組んでいくjoinにはつくり手のありようも与したく想います。
木組み技術は、これまでもあったように、
理にかなったモノつくり
によって他者や社会に
参加する
技法を具える可能性をもって、 この一筋の歴史の流れに
加わる
ことは、古の知恵を「いま」に
つなぎ、結合し
、いままさにおおきな時代の転換点の
継ぎ目
と、ここから繋がっていく遥か遠い「これから」の時を想起した木組みのありようを大切にし、また、日常雑貨や生活品のありようが身体感覚に及ぼす影響が、もしあるのなら、一点モノの「指箱」を、美術作品と
協力
し、つくってまいります。
しだいに、制作そのものが、自然と人工物の調和をとれる日まで。
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