雨の日のピッチング

雨の日にも自分のピッチングをするためには、どんなことに気をつけなければならないか。

 先日の試合で雨が降り出したにもかかわらず、最後まで自分のピッチングをし試合に勝ったのでその時のことを振り返りたいと思います。
 (以前の私は雨が少しでも降ると、すぐピッチングが乱れる方でした。・・・)

 ★ピッチングが乱れる要因
 ・精神的な思いこみ=雨の日のコントロールに対する不安(例「ボールが滑るのではないか」、「ステップしたら滑るのではないか」
 ・ リリースの時、ボールが滑る。
 ・マウンドが、滑りやすくなっている。   など。

 ☆乱れを克服するために、
 ・精神的な思いこみをしない。自信を持つ。=>日頃のコントロールの練習の成果を発揮する。(日頃からほぼコントロールが定まっている人を対象に話を進めています。) ボールはかえって湿り気があった方が、指にぴったりくるものです。ライズボールなんかは更なるキレもでてくるし、コントロールもばっちりです。ただ、最大の注意点は、ボールに接する指の部分と指に接するボールの部分を雨で濡らさないことです。そこさえ気を付ければ、リリースの瞬間に滑ることはありません。だから、キャッチャーからボールが帰ってきたら、まず両手でよくこすります。そしてからボールを握ります。このとき、ボールを握る指の感覚を感じ取ります。少しでも気になるようなら、もう一度こすります。
  (よいですか?みなさん。多少しめっていた方がコントロールがよいのですが、ぬれている場合は滑りますからよくこすります。それでもぬれている場合は、ボールの交換を要求するのです。これはピッチャーとしての権利ですから、遠慮する必要はないと思います。いや、ピッチャーとしてやらなければならない大切な投球術の一つだと思います。それこそ、一球一球の投球に対する集中力こだわりが、ここでもっとも必要となります。ここで妥協してしまうことは試合を放棄することに等しいのです。考えてみてください。雨の中に守備についている野手のことを。投手として、自分の責任を果たすことが野手に対する礼儀ともなっていると思います。)

※「コントロールが定まっている人」=とは、
  ねらったところに投げられる確率をだいたい70%くらいと仮定します。8メートルくらい離れたストラックアウトのようなものだと、最低1球はピンポイントで当たり、2球以上はかなり近いところに当たるくらいです。

 ・雨も自然の天候の一部である。=> 確かに雨はいやですが、そう思った時点で、自分に負けています。雨も自然現象の一つなので、私たちはそれを受け入れなければなりません。日頃から雨の日にも練習をします(私の場合は、ランニング、トレーニングを欠かしません。ただし、軽くですけれど・・(^^; 。)。もちろん、投球練習もします。(少しだけ)そのときはボールを拭きません。ぬれたままで投げます。もちろんコントロールがつくわけありません。とんでもない方にいきます。それでも3本の指をかけたりすると、ぬれていてもだんだんコントロールがついてくるものです。しかし 、投げすぎ注意!。どうしてかというと、自分の本来のピッチングフォームを崩してしまうおそれがあるからです。(経験上)  だから、「雨の日に、ぬれたボールでも、投げられるぞ。」という気持ちがもてるくらいに軽く練習します。 これで、試合の時、多少雨が降っても動揺しなくなります。だって、もっと降っているときに練習している自分がいますから。

 ・ピッチャーズサークル内の地面の状況=>ぐちゃぐちゃになって滑りやすい。これは、主催者側の責任ですから、グランド整備を要求します。ピッチャーができないときは、監督から申し出てもらいます。この辺はベンチワークですね。それこそ、試合はベンチも含めて全員でやっていることの実践の場です。でも多少なら自分でもできます。それは、表面のぐちゃぐちゃをスパイクで取り払うのです。そして、少しでも条件のよい地面を出すようにします。整備するところは、左足を置くところと、踏み出し地点です。そこを重点的に整備します。足もとが滑らないことが安心してステップできる基本的な支えになりますから、ピッチャーズサークルない地面の状況にも気を遣います。

 

まとめ、こう書いてくると、どうやら自分の投球を支えるための条件をどれだけきちんと整えられるか、ということに重点があるようです。まだ、他にもあるかもしれませんが、みなさんのご検討を祈っています。がんばってください。(^^ v