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以前の大会で、すばらしい左バッターと対戦しました。このチームとはもう10年来対戦しています。しかし、今年は(今年からは)、私の勝ち。今までは、3塁打、本塁打は当然のバッターでした。今年はすべて打ち取りました。打順は3番、4番と続きます。しかも両方左バッター。当然、初球を気にします。まともに行ったら打たれます。好打者は初球でも、打てる球には積極的にバットを出してきます。そんなところにまともに球を投げられません。打たれるのは目に見えているからです。
3番バッターは、引っ張って長打がでるタイプです。ですから初球はアウトコースにボール球(ストレート)を投げます。当然ボール(審判によってストライクをとるかもしれない場所。)バッターは見逃します。好球ではないからです。(ここでストライクを宣言されたりすると、2球目の同じところに投げます。これでバッターは手を出しますから、内ゴロでアウト。)さて、ボールを宣言されてあなたなら2球目は何を投げますか?私なら、真ん中から浮き上がるライズですね。多少ボールになってもいいライズ。バッターは間違いなくバットを出してきますね。でも、空振りかファール。いずれにしろストライク。さて3球目。実質的な勝負球です。バッターを打ち取ることができる最初のカウントです。次に投げる球は、はやりライズ。ボールになるライズです。これで見逃せばボール。これでもいいのです。ストラークゾーンは禁。ライズはその性質上、うまく当てられるとさほどの力はなくとも外野は越えてしまう球だからです。3球目にライズを投げるのには訳があります。それは、4球目で勝負しようと考えているからです。同じ球種が投げられるのは2球までで、3球になるとバッターはタイミングが合うからです。そこで4球目は、外レートでもいいし、カーブでもいい。いずれにしろ、タイミングを外しているからまともなあたりはない。必ず打ち取れます(90%以上)。三振はないでしょう。タイミングを外された球に手を出し、あたりそこねで、アウト。
こんな感じでいい左バッターに対します。これで打たれたら仕方がない。次のバッターで勝負!
4番バッター。このバッターはスイングが速いので、球をねらいすまして打ってきます。こちらとしては身も凍る思いです。このようなバッターと対するには、パワーアップを図る以外にはまともに勝負できるすべはないでしょう。相手の方が完全に上手なら、逃げながら(あるいは四球)などというこそくな手を使ってでも逃げ切るしかないでしょう。しかし、今年は違います。どの球も走っています。ストレートはストライクゾーンのぎりぎりに投げ、ライズは高めに投げます。だんだんバッターはいらいらしてきます。その気をつかんで、思い切ってインコースへ(アウトコースへ)・・いずれも低め(高めは厳禁)投げます。打ち気にはやっているバッターは難しい球でもバットを出してきますから、まともなあたりはありません。引っかけるか、フライでアウト、またはシングルヒットどまりです。うまくすればゲッツーがとれるかもしれません。いずれバッターが窮屈に感じるような投球をします。
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