『狭山事件を推理する』HP復刻版 修正点

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「狭山事件を推理する」(HP復刻版)

目次

 「新推理・狭山事件」後の修正点

第1章 事件

第2章 Yの相関

第3章 最終目撃者

第4章 通学路

 第5章 車出いく

 第6章 情報過剰性

 第7章 脅迫状

 第8章 脅迫状訂正

  第9章 訪問者 

  第10章 叫び声 

  第11章 犯行時間 

  第12章 ロープ

 第13章 荒縄とスコップ

  第14章 所持品 

  第15章 Vの悲劇 

  第16章 前の門  

 第17章 脅迫状の作成 

  第18章 殺害・死体遺棄 

  第19章 黙劇者  

  第20章 評決 

 資料1 1審判決

 資料2 誘拐事件資料

 資料3 参考文献

 新聞紹介記事

 
 

 

→ 新推理・狭山事件

 はじめに

1 殺害現場はどこか?

2 脅迫状の詩的表現技法
3 誕生祝いの最終食事
4 強姦か合意の性交か
5 単独犯か複数犯か
6 線状擦過傷の謎
7 虫害が示す犯行現場
8 背後からの腕締め
9 後頭部の傷は生前か死後か?
10 「合理的捜査」か「差別捜査」か?
11 「引っ掻き傷」の男
12 「佐野屋から30分」
13 「強姦・殺害」か「和姦・殺害」か?

  14 真犯人像への方法論  

15 積み上げ法と仮説検証法

16 「バタくさい」真犯人

17 「終わりなき局地戦」から攻勢へ

  18 「前の門」「少時様」と2人の裁判官  

  19 棍棒はリヤカーの「つっかえ棒」 

  20 死体はリヤカーで運ばれた 

  21 第3の罠:「営利誘拐」の起訴罪名外し 

  22 吉展ちゃん事件を真似した犯行か? 

 23 死体埋没時刻再考

 24 「秘密の暴露」なき木綿ロープと荒縄・ビニール風呂敷

  25 どこに死体を埋めるか 

  26 玉石は塞ぎ石である(墓石ではない)  

  27 最終目撃者は誰か 

  28 雨の降る日は誘拐・強姦日和?  

29 佐野屋に現れた犯人

30 封筒の9つの謎

31 目撃犬裁判

32 4人組車犯強盗事件を真似た 

33 「無秩序型」か「秩序型」か?

 34 赤色粘土が示す死体埋没方法  

 35 肌着の裏の土

36 スコップと足跡と須賀地下足袋 

 

 

 

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『「新推理・狭山事件」執筆後の修正点

 

『狭山事件を推理する』を書いて以来、25年の空白をへて、「新推理・狭山事件」の執筆により、脅迫状分析や死体分析などが深化し、誤りが判明したことにより、修正点がいくつか出てきました。

資料的な意味においては、前著を修正すべきではありませんが、新たな読者に誤解を与えることは不本意であり、下記の一覧表の部分について、修正を行い、修正個所については、緑色に変え、必要に応じてコメントを付けたいと思います。

 なお、本文修正作業については、数日後に実施します。

 

                 2013年12月4日   甲斐仁志hyosi1.jpg

 

 「狭山事件を推理する」から「新推理・狭山事件」への変更点

 

狭山事件を推理する

変更点

備考

全体

上田(仮名)

中畑(仮名)

「中畑江」「江畑」のアナグラム(文字の置き換え遊び)に対応

第1章 事件

午後3時23分過ぎに自転車で下校

午後3時23分過ぎ(筆者説2時25分過ぎ)に自転車で下校

 

この犯人の声は、6人が聞いている

この犯人の声は、8人が聞いている

佐野屋の佐野隆二さんと吉沢先生を追加

食後最短3時間

食後約3時間(記者会見。鑑定では最短3時間に変更)

 

(山狩り)5日から8日にかけて

5日は休んで、6〜8日にかけて

 

第3章 最終目撃者

淺野とよ子・大島いく証言

最初の供述時刻に変更。降雨との対応関係も修正。

最低8人対1人の証言で、利根敏子さんの3時23分過ぎ下校説は否定される。上神教諭の運動服配布も、品触れに記載されず、鞄とともに発見されていないことから極めて疑わしい。

3時23分過下校説

2時35分以降下校説に変更

福富孝は・・・3時51分以降に善枝と出会い・・・

出会い時刻は3時前に変更

図6

福富孝の出会い時刻は2時30〜40分頃の誤記

図7

淺野とよ子・大島いくは、最初の供述に変更

第4章 通学路

 

昼食時に学校で善枝がトマトを食べた可能性はない

昼食時に学校で善枝がトマト・ナス・小豆を食べた可能性はない。また、昼食のカレー色・肉・福神漬が存在しない。

 

善枝は誰かと待ちあわせ

誰かを待ち伏せ、あるいは待ち合わせしていた

 

 第14章 所持品

 死体→教科書→鞄→ゴム紐→自転車発見現場(自宅)の順に犯人が移動

 ゴム紐→鞄→教科書→木綿ロープ切れ端の順に移動したように偽装

 足跡の方向から判断。

 第17章 脅迫状の作成

 

 犯人は「気んじょ」の人物である可能性が高い

 「気んじょ」もまた偽装の可能性が高い

 脅迫状の偽装工作や文字遊び(アナグラム・折句・2重読み)、物証偽装工作の全体から判断。

 善枝の家には直通の電話がないから、脅迫状を届ける以外にない。

 直通の普通電話がなく、地区内からは電話できず、「少時様」幼児誘拐事件計画を偽装するために脅迫状を届けた。

 地区内は直通、地区外からは交換手を通す農協電話で、発信場所が特定された。

 第18章 殺害・死体遺棄

 

 隙を見て押し倒し(この時、善枝の後頭部に裂傷ができた)、気を失った善枝を幅広い軟性物を使って絞殺した。

 後ろからの腕締め(裸締め:スリーパーホールド)で失神させた後に、軟性物を使って絞殺し、死戦期に後頭部に傷を付けた。

 爪の皮膚片は善枝さんが犯人の腕をふりほどこうとしたことを示している。

 暴行されたと思わせるため・・・スカートは引っ張って破り、上着のボタンをちぎるなどの工作

 スカートの破れ、上着のボタンの欠落は、穴の底に引き吊り下ろす際にできた。

 上着・スカートの赤色粘土から解明。

 第19章 黙劇者

 

 

 善枝と登美恵が別のXに関係があり

 登美恵・善枝のダブル不倫説は仮説の1つとする。

 「狭山事件を推理する」の続編で整理したい。

 勝ち気な善枝から結婚することを迫られ

 関係を公表すると抗議され

 

 石川一雄が死刑判決を受けるのに、音声についての証言など、登美恵も手を貸していた。

 石川一雄の死刑判決に、音声や腕時計の同一性証言で、登美恵も手を貸していた。