Aitendo's電子工房で面白そうなイベントをしていたので参加してみました。
<謎を解け!第2弾>不明10.4液晶の解析
富士通製10.4インチTFT液晶パネルNA19014−C802のインタフェースを解析し当社の液晶自作キットを使って表示実験に最初に成功した方に現金10,000円を差し上げます。

面白そうな企画でしたので参加してみることにしました。
初めはただD-200Kを購入しようとAitendo'sのHPを見ていたら上記のような企画をしていましたのでついでにこのパネルも購入してみました。
パネルの値段が1000円でしたので・・

結果としましてはどうにか解析完了してPCの画像を映すことに成功しました。解像度640×480・TTL6bitのパネルを1280×768で表示した写真です。

ネットでこのパネルの型番を検索してみましたがやはりデーターシートは見つからず自力での解析が必要みたいです。私の考えでは絶対にデーターシートの入手できないパネルには手を出さないつもりでいましたがついつい手をだしちゃいました。。

動作確認について

使用したコントローラ基板はAitendo'sB-100Nを使いました。インバーターは2灯用の物を所有していませんでしたので1灯用(TDK CXA-L0612A-VJL)で暫定作動しました。1灯のみでしたら標準付属の物で点灯できます。明るく使いたい方は2灯用を購入するのがベストだと思います。
パネルの信号用コネクターは入手できませんでしたので取り外して直接半田付けしています。
(ピッチがそんなに細かくないので難しくはないです。)
制御プログラムは制御プログラムはAitendo'sのHPよりBN_ZAN3_640x480-TTL.txtをダウンロードして使用しました。
1本パネルの上に出ている配線はオシロのGND用です後で除去しました。

まずピンサインの解析ですがパターンを目で追う為にもコネクターをはずし眺めること30分・・・
なんとなくGNDpinの配列から4つのブロックに分けることができました。
(この段階ではRGBがどのブロックかは不明ですが6bit液晶であることは確定!)
PHS、PVS、PENAB、PCLKはパタン的にCN2の1pinから7pinだとは液晶で遊んでいる人ならなんとなくわかると思います。
よくパタンを見ると1本だけ微妙に太いパターンがありしかも前後のピンがGNDになっていますのでPCLK4pin確定!(なぜPCLK確定かと聞かれると・・・勘です。)
PCLKが確定するとパタン的にPENABも6pin確定です!!
残るはPVS、PHSですが1と2pinであることはなんとなくパタンの配置から推測できましたが確定までは行かずとりあえず仮で1と2pinにそれぞれつなげました。
VCCはCN3であることはヒューズがありますのですぐわかりました。
電圧はパネルの年式から多分5Vだと予想はしましたが3.3Vで動かなかったら試そうとこちらも確定ならず。
この段階でRGBの各6bit×3色=18本の配線の内どれでもいいので1本のみ接続すると初めにブロック分けしたブロックがRGBのどれかわかります。
本当でしたらここで完成したも同然
なのですがここではまりました。
上記のPVS、PHSの接続が合っていれば赤黒か緑黒か青黒かで表示が出るはずですが何も写らない・・・・・・・←涙
しかしよく見るとうっすらと何か映っている。(ちょうどバックライトが切れたときのような感じ)
ここで作業中断1時間ぐらい考えました。。。
パネルをずっと見ているとCN4の存在。何のコネクターだろう??
調べてみるとGNDと電圧がかかっているpin(VCCでプルアップされているみたい)と0VだけどGNDではないpinもしかすると液晶の濃度調整では?
ずばり当りみたいでしたが制御方法が不明です。
CN4の2,3pinと4pinを1KΩの抵抗を入れつなぐことで表示が出ました。←感動!!
CN4の処理は下記写真参照
この抵抗で正常に表示が出ましたのでCN4は完了にします。
また時間ができればCN4の制御方法の探りを入れたいと思います。

PVS、PHSの接続も同期が乱れていませんので合っているみたい。(乱れていればPVS、PHSの配線入れ替えて確認するつもりでした)
この時表示が赤だとR、緑だとG、青だとB初めにブロック分けした3ブロックが何色用かわかります。
1つのブロックの初めのpinと終わりのpinにつないで色の濃さの違いを見ることで赤ならRA2かRA7かが判別できます。
これですべてのpinサインが解析完了です。
パネルの作動電圧は3.3Vで表示可能でしたので3.3Vで確定とします。

CN1 CN2 CN3 CN4
1 GA2 PVS GND GND
2 GA3 PHS GND VCCでプルアップ?
3 GA4 GND GND VCCでプルアップ?
4 GND PCLK VCC 濃度入力?
5 GA5 GND VCC GND
6 GA6 PENAB
7 GA7 GND
8 GND BA2
9 RA2 BA3
10 RA3 BA4
11 RA4 GND
12 GND BA5
13 RA5 BA6
14 RA6 BA7
15 RA7

解析にかかった時間は夜の8時から始めて完了したのは深夜2時でしたので6時間です。
CN4の存在で結構はまりましたので疲れた〜
次の日仕事なのに・・・しかもいつもより1時間の早出・・

このパネル何に使おうかな?解像度640×480ではPCで使うのはちょっと狭い・・・
ゲーム機につなぐにしても10インチではちょっと小さいし・・・


注意!
CN4のみ1pinの位置が違います。
基盤のシルク印刷してある1pinを確認!!

CN4の処理です。
この抵抗(1KΩ)を付ける事で正常な表示が出ましたこの抵抗無しでは画面が真っ暗です。

2006年11月14日この企画をAitendo'sのHPで発見、通販にて注文。
2006年11月15日注文したパネルが到着。
2006年11月16日
AM2:16Aitendo'sにメールにて解析完了報告、1番であることを認定待ち!!
2006年11月22日Aitendo'sよりメールにて、1番だと確定!!
2006年11月24日、10000円いただきました!!←ありがとうございました。