■多汗症の一種・手掌多汗症(手のひら多汗症)の方の共通点と治療法

多汗症の一種である手掌多汗症手のひら多汗症)の原因はいろいろと言われていますが、十分に解明されていません。発症率は、2〜300人に一人の割合といわれています。この病気で悩んでいる人の性格には、ある程度の共通点が見られるようです。

その特徴は、子供の頃からおとなしく、几帳面で、素直、いわゆる優等生タイプに多いそうです。その反面、非常に負けず嫌いで、頑張り屋ですが、恥ずかしがり屋でもあり、積極的に自分の意見を主張するタイプは少ないと言われています。

手掌多汗症手のひら多汗症)の治療法として、薬物療法や精神療法などが行われてきましたが、あまり成果をあげることはなかったようです。最近は、『胸腔鏡下交感神経遮断術』という胸腔鏡下に手のひらの汗腺を支配している交感神経節を切断する手術が普及しています。

この手術で手の汗は止まるようですが、代償性発汗といって、他の部分(腰や足)などに多くの発汗が見られるようになる現象が発生することが多いようです。またごく稀に切断した神経が再び繋がって手の平の発汗が再発することもあります。