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アフリカツメガエルの解剖



 自分の身体の中身はどうなっているか知りたくはないですか?
実際にヒトの体内を見ることはできないので、アフリカツメガエルを
解剖することで見ていきましょう。構造は基本的にヒトも同じです。

アフリカツメガエル

アフリカツメガエル

よく見かけるヒキガエルやトノサマガエルとは違い、常に水中で生活するタイプのカエルです。 そのため舌が無かったりします。

アフリカツメガエル正面

正面から見たところ

顔の形も異なり平べたいです。眼は円く飛び出ています。
頭が平べったいので脳の観察は難しいです。

解剖用道具

解剖に使う道具です

主にハサミを使って解剖していきます。太い骨を切る時は更に大きなハサミを用意するとよいでしょう。
生理食塩水も用意しました。カエルの場合は0.65%食塩水です。

麻酔道具

麻酔の準備

麻酔にはジエチルエーテルをを使いました。換気のよいところで行ってください。写真はドラフトの中です。

麻酔中

麻酔中

約30分くらいで麻酔がしっかりかかります。密閉容器にジエチルエーテルを入れ、その中に アフリカツメガエルを入れました。

アフリカツメガエルの仰向け

仰向け

麻酔がかかったアフリカツメガエルを仰向けにしたところです。
今回は成熟した雌を使ったためお腹が大きくなっていました。

解剖開始

解剖開始

まず、皮を切り開きました。皮の裏側を見ると血管が張り巡らされているのが分かります。
皮の下は白い筋肉になってました。

卵巣

筋肉を開いた様子

お腹の筋肉を切り、内臓が見れるようにしました。
大量の卵巣がお腹いっぱいに入っていました。
下の写真は卵巣を取り除いた状態です。各部の名称を載せたので参考にし下さい。

内臓の名称
アフリカツメガエルの口内

アフリカツメガエルの口内

写真は少しぼけてしまっていますが口内の様子です。

肺を膨らます様子

肺を膨らます

肺を膨らませるべくストローを使って空気を送ったのですが、ストローが太くなかなか気管に入 らなかったため膨らみませんでした。

心膜

心膜

心臓を保護している心膜です。このなかに心臓があります。

心臓

心臓

心膜を切り取り、心臓を露出させました。心室部分をピンセットで持ってる様子です。
カエルの心臓はヒトとは異なり2心房1心室です。しっかり見ると分かります。

取り出した心臓が動いている様子です。
胆嚢

肝臓と胆嚢

肝臓を裏返すと胆嚢がありました。ピントがズレてますが丸いのが胆嚢です。 胆嚢には肝臓で作られた胆汁が溜められるところです。

腸間膜

腸間膜

腸をピンセットでつかみ上げると膜で繋がっているのが分かります。これが腸間膜です。

消化管

消化管

肛門付近を切り取り、消化管を取り出したことろです。肉食なので腸は短いです。

取り出した消化管

取り出した消化管

口から食道、胃、小腸、大腸になります。中央にある丸い臓器は脾臓になります。

肺



肺を取り出しました。

卵管

卵管

卵管です。かなり長いので、腸と間違えていた生徒もいました。

腎臓

腎臓

背中の方にに腎臓があります。ヒトとは異なりこのような形をしています。

神経

脊椎と神経

内臓をすべて取り出し、下あごを切り取った状態です。脊椎と神経がみえます。 この神経に電流を流すと筋肉が収縮します。(動画参照)

神経に電流を流している様子。

 普段見れない内臓の見れるのは学校で行う授業くらいでしょう。
 解剖の機会があったら嫌がらず真剣に取り組んでください。そしてよく理解してください。 それぞれの臓器はそれぞれの役割があり、それがまとまって一つの個体を維持させているのです。 日ごろ何気なく生きている我等ですが、さまざまなシステムによって生きているのです。 生命の不思議を実感してください。

 解剖後はよく手を洗いましょう。実験に使ったカエルに感謝します。


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