微生物観察の必要性について
微生物を用いた技術の中でも、下水処理は流入負荷が安定しないことからなかなか自動化が出来ませんでした。
ASMなどの活性汚泥処理モデルが実務的にも応用され始め、下水処理もようやく経験に基づいた運転管理からコンピューター制御による自動化の兆しが見え始めています。
しかし、微生物による処理では、一旦異常が生じるとなかなか回復しないことが知られています。醸造など工業技術ではシステムを止めて微生物を再度作り直せば良いのですが、水の流れを容易に止めることが出来ない下水処理では、正常化まで長期を要してしまうことがあります。
従って、異常を予見して回避するためにも、又、異常現象から回復させるためにも、微生物の観察による維持管理技術が下水処理の分野ではそれなりの比重を持ち続けるのではないかと思います。
そこで、「微生物による診断法」があったほう良いと考え、作成することにしてみました。
併せて、原生動物を中心とした検索ガイドを作成しました。
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微生物の観察法について
通常の生物顕微鏡を用いて同定するする場合、原生動物等は属で留めた方が誤解されにくいと考え、種の記載が必要な場合は解説欄に述べるようにしました。
記載は一応は、分類学上の属名を模していますが、学問的な意味で属名を定めているわけではありません。特に原生動物などは単に形態と動作などが類似している程度の同定です。従って、微生物名の後に「-like]とかを付して記載するのが正しいと思いますが、省いています。生物の名前は読みやすいローマ字で書いています。また、記載は属名だけとしました。例えば、
背景写真は、正しく記載すると、たぶん?
「原生生物界 繊毛虫門 キネトフラグミノフォーラ綱 裸口亜科 側口目 Litonotus属 Litonotus lamella 」
となるのでしょうが、ここでは「リトノタス-like」もしくは、ただ「リトノタス」と記載してます。
原生動物等の同定は、写真、イラストが主なのですが、動きの早いと同定が容易ではありません。併せてビデオとアニメーションを収録しました。
ビデオは、当初低圧縮のクイックタイム・AVI形式で公開していましたので、ホームページの容量の関係で公開できるビデオ数が限られていました。
ウィンドウズMEやXPが広まってきましたので、高圧縮が可能なWMPに対応したフォーマットに全面改定し、公開する微生物種を増やしました。
また、徐々に無料ホームページの容量等が緩んできていますので、ビデオ関係は途中から別サイト(現在はhttp://movie.geocities.jp/seibutu76/)として独立させて内部ページに直接リンクを張っています。
しかし、以前収録したWMPビデオは1編20秒以下を目途に高圧縮で編集したことから、画像が荒く見にくいです。ご容赦願います。
また、アニメーションは生物の動きの特徴を掴めるように工夫したつもりです。おおよその動作の特徴が掴めると思います。
短期間で仕上げたために、リンクエラー、記載誤りが多いようです。加筆しながら、訂正を行ってまいります。
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工場廃水処理のホームページを立ち上げてみました。
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