2005.4.より登山順
| [百名山・富山] 立山 3.015m (富山県立山町)17 | ||||||
| 第1回登山 2008.08.16-17 室堂バスターミナルより立山三山縦走。内蔵助山荘泊 第2回登山 2010.08.07-08 室堂バスターミナルより立山三山縦走。剣御前小屋泊。 第3回登山 2011.09.17-18 室堂バスターミナルより奥大日岳往復、ロッジ立山連峰泊。翌日立山雄山に登る。 第4回登山 2012.10.17. 弥陀ヶ原バス停下車、弥陀ヶ原散策し、八郎坂を称名滝に降りる。 第5回登山 2013.08.04. 室堂バスターミナルより奥大日岳往復の予定が、雨の為室堂平散策。 第6回登山 2013.08.29. 室堂バスターミナルより奥大日岳往復。 第7回登山 2013.10.14. 室堂バスターミナルより弥陀ヶ原ホテルまで降る。 |
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| 2008年08月16-17日(土日)1回目 1日目 8月16日(浄土山-雄山-内蔵助山荘) 「立山」は何度も登っているが、最近は登ってない。テレビの山番組を見ていたら、立山は信仰の山。浄土・雄山・別山、を「立山三山」と称し、三山を詣でるのが正式の登山である、と言っていた。私もなんとなく三山詣でがしたくなった。車で一人自宅を4.15分に出て、富山インターで降り、5.50分にケーブル駅駐車場に車を置く。予定を一日延ばして天候の回復を待ったのだが、今日もあまり天気は良くない。以前お盆に登った時、ケーブルの2時間待ちとかあったが、今日はガラガラで、6.20分のケーブルにすぐ乗れた。乗り換えバスもスムーズ。 ![]() 7.20.室堂の玉殿の清水を飲んで歩き出す。山頂は霧に包まれている。 ![]() 三々五々一の越へ向かって歩く人がいる。7.35.右に分岐がある。室堂山・浄土山・五色ヶ原方面と書いてある。 ![]() 右の登山路に入り浄土山を目指す。ウサギキクが咲いている。 ![]() 少し晴れてきた。雷鳥沢から登る登山路の上に、かすかに剣御前の小屋が見え、その上に「剣岳」が顔を出した。剣岳が見えたのはこの時だけだった。 ![]() 振り返ると室堂のバスターミナルの建物が見え、その上に「大日岳」が見える。みくりが池も見える。 ![]() 目の先に「五色ヶ原」とその上に「薬師岳」が見えて来た。8.20分に、左に「浄土山」の分岐に出た。直進の先に見える展望台あたりを「室堂山」と言うのだろう。 ![]() 左に浄土山を登り出す。岩が累々の急坂を登る。落石注意の看板がある。9.05.「浄土山」頂上らしき所に到着。頂上の祠を探したが見当たらない。石垣に囲まれた軍人霊碑があった。もっとよく探さなければならなかったのか。 「雄山」が目の前だ。その鞍部に一ノ越の小屋が見える。 ![]() トウヤクリンドウが咲いている。 ![]() 浄土山は縦走路より外れているので、あまり立ち寄る人が居ない様だ。縦走路に出たら龍王岳が聳えている。あの山を越えて五色ヶ原へ向こう人が見える。私は反対に「一ノ越」に下がる。 ![]() 10.00分に鞍部に降り立ち一ノ越山荘に到着。高校三年の時、学校登山で立山に登ったのが、私の登山歴の始めで、その時この小屋に泊まった覚えがある。 ![]() 一休みして雄山に向かって登り出す。途端に登山客が多くなる。子供連れが多い。日帰りの人が多いみたいだ。 ![]() 11.35分「雄山」頂上3003mに到着。一ノ越から1時間ちょっと掛かっている。鈍足だね。ベンチで昼食。霧で何も見えず。一等三角点がある。 ![]() 12.15分に雄山出発。別山方面への縦走路に入ると、とたんに人が少なくなる。頂上の賑やかさは何だったのか、と言う感じ。12.35.大汝山休憩所に荷物を置いて「大汝山」3015mを往復。ここが立山最高峰。 ![]() 縦走路で一瞬晴れて「黒四ダム」が見下ろせた。 ![]() 富士ノ折立2999mより大下りとなる。黒部川方面の斜面に雪が多い。 ![]() 一度下ってまた真砂岳を目指して登る。この辺りから雷鳥沢の方へ直接降りる道がある。今晩は温泉だといって降りてゆくパーティがあった。私はまだこの道を下りたことが無い。 ![]() 14.05分に真砂岳2861mに到着。もう小屋が近いのに小雨が振り出した。平成元年10/8日にこのあたりで、秋山登山8人が猛吹雪で凍死したことがあるらしい。10月初めに吹雪とは、やはり山は怖いね。14.30分、ようやく内蔵助山荘に到着。 以前この小屋に泊まったことがある。確か、夜は富山平野の明かりが見え、翌朝は富士山が見えたが、今回は深い霧で何も見えない小屋であった。 2日目 8月17日(内蔵助山荘-剣御前-下山)翌朝、6.30分、雨具を着て小屋を出発。別山に登る。別山を巻いて直接剣御前に出る道は、通行止めになっている。別山頂上を経由しなくてはならない。 ![]() 7.40分「別山」2880mに到着。これで今回の目的の、立山三山詣では成就したことになる。ここからの「剣岳」も期待していたのだが、雨が止んできたのだけで良しとしよう。 ![]() お天気が悪いので雷鳥が出てきて、私の前を歩いてゆく。8.40分に別山乗越の剣御前小屋に到着。 ![]() ここより雷鳥沢には直接降りずに、遠回りになるが大日岳の尾根に入り新室堂乗越から雷鳥沢に出ることにした。高山植物が多いと聞いたからである。イワイチョウ。 ![]() クルマユリ。 ![]() ハクサンイチゲ。 ![]() チングルマも残っていた。11.05分に剣御前小屋からの道と合流。向かいにテント場が見える。ここから室堂までが結構長い。だいぶ登り返さねばならない。 ![]() 12.10分.みくりが池の縁を通過。 バスとケーブルを乗り継いで、駐車場までたどり着いたのは14.10分だった。あとは自宅まで2時間弱か。 2010年08月07日-08日(土日)2回目 第1日目 08月07日(浄土山-雄山-剣御前小屋) 今年の夏はメッチャ暑い。低い山は登れない。高くて簡単に登れる山、で「立山」になった。土日で混んでいるかもしれない。花の季節の立山は初めての、S女史を誘って車で5.30に出て、ケーブル駅に着いた。駐車場が満車で、だいぶ離れたところに留めるよう指示される。それでも7.40.のケーブルに乗れた。最近はバスで直接室堂まで登る人が多いようだ。ケーブルからバスに乗り換えて、9.00から歩き出す。観光客でいっぱいだ。 一ノ越に向かって歩き、しばらくで右に浄土山に直接登る道が分岐している。しばらく歩くと背後に、室堂平のバス終点のホテルが見え、その後ろに奥大日岳から大日岳がそびえている。 前方に浄土山が見えてくる。高山植物が多くなり雪渓も見えてくる。 10.00.に浄土山の登り口に着く。休憩している間に、彼女は室堂山展望台を往復してきた。雪渓を横断して急斜面のガラガラの岩場を登りだす。 11.00.浄土山の頂上到着。広くて石垣や建物の残骸があり、頂上らしくない。どこが頂上かはっきりしない。すぐ尾根を進み、一ノ越・五色の主尾根ルートに合流。五色ヶ原が見える所がある。背後の薬師岳は雲の中。 すぐ左折して、一ノ越の方へ下る。11.40.一ノ越小屋の手前で休憩。お湯を沸かしてもらって昼食。雄山への斜面は、よく見ると人が数珠つなぎだ。 一ノ越にはトイレがある。済ませて雄山へ登りだす。ぞろぞろと人が降りてくる。学校登山のようで、何十人と団体で降りてくる。思えば私の立山登山は、高校3年の学校登山だった。 13.25.立山の雄山頂上の神社の建物に到着。向いに見える最高点の祠で、御払いが行われている。行列して待っている。
建物の近くに三角点がある。最近三角点の写真を撮っているので記念撮影。この三角点は、3,000mに届いていない。頂上祠がある地点は、3003mと言われているようだ。 雄山を過ぎて別山の方へ縦走に掛かるところで、「内蔵助山荘は雪害のため現在営業を中止中」の立札を見付けた。おいおい、聞いていなかったぞ。情報集めが足りなかったな。宿泊予定の小屋が泊まれなくて、次の小屋まで2時間の余計歩かねばならぬ。さあ大変だ。 14.00.大汝山の下の大汝休憩所に到着。私が下の休憩所で一休みしている間に、S女史は立山の最高峰の、大汝山に登りに行った。元気のよい人だ。手を振っている。ここは3015mである。 雄山・大汝山・富士ノ折立と三つのピークが並ぶ。富士ノ折立は、ピークは通らずに手前で左斜面を大降りして行く。所がピークに登る人も居るようで、直進する道らしい踏み跡がある。以前入り込み道が無くなり戻った記憶がある。14.25。 左へ大降りすると、その先に真砂岳が見える。その先が別山で、その上に剣岳の頭が覗いている。先は長い。 15.20.真砂岳の頂上から富士ノ折立を振り返る。一昨年は、ここから別山を捲く道は通行止めになっていたが、今年は捲き道は通れるようだ。有難い。 真ん中に「浄土山」一ノ越へ降りて「雄山」「大汝山」「富士ノ折立」と今日の歩いたコースが全部見える。 18.40.食堂で食事を済ませたら、窓の外が赤くなった。外へ出たら、18.55.日本海に太陽が沈んでいった。 今回の立山で見かけた花々。名前は保障しません。 チングルマ ウサギギク コバイケイソウ イワヒゲ オンタデ ダイモンジソウ ミヤマリンドウ イワオトギリ タカネツメクサ イワギキョウ タカネヤハズハハコ トウヤクリンドウ コバノコゴメグサ イワイチョウ ハクサンイチゲ タカネニガナ イワツメクサ ミヤマキンバイ 第2日目 08月08日(剣御前小屋-別山往復-下山) 朝起きたら明るい。あわててカメラを提げて外に飛び出す。小屋の前の尾根を少し登る。待つ間もなく5.00時頃、背後の、後立山連峰と別山の間から太陽が昇った。後立山の太陽に近い峰は、数日前に登った「唐松岳」のようだ。白馬三山まで続いている。 立山連峰にも陽が射してきた。富士ノ折立が輝いている。 「剣岳」にも陽が射しているが、こちらから見える部分は影が多い。 雄山の稜線に「槍ヶ岳」から「穂高岳」が覗いている。望遠で引っ張ったら、下に一ノ越の山小屋が見える。 「浄土山」の右に、昨日見えなかった「薬師岳」が見える。肩に虹の下だけが見えている。 その虹の反対側の下が「大日岳」の右にあった。 弥陀ヶ原の上の「鍬崎山」の上に、我が古里の山「白山」が浮かんでいる。 もう皆小屋に入って朝食のようだ。我々も食事を済ませたら、昨日頂上を踏まなかった「別山」に登る事にする。 少し別山の方へ登りだすと、剣沢の上に「剣岳が」そびえている。 昨日泊まる予定だった、内蔵助山荘が見える。修理中らしくヘリコプターが時々飛来する。小屋の上にかすかに「富士山」が見える。 別山の頂上はまことに広い。別山のお宮におまいりして、ずーっと伸びている尾根の先まで行く。今年の立山は残雪が多い。 ここ別山から望む「剣岳」は、一番恰好が良いと思われる。 「剣岳」を眺めながら、お湯を沸かしてもらって、モーニングコーヒーを頂く。最高。 これは別山にある池より、立山雄山を望む。 別山より剣御前小屋に戻り、8.30.預けてあったリュックを担いで下山開始。今回も大日岳へ延びる尾根を降り、新室堂乗越から雷鳥沢に出ることにした。少し遠回りだが、お花畑が続く楽しい道だ。途中お花畑でゆっくりとコーヒーブレイク休憩。 10.40.雷鳥沢の橋を渡る。 11.00.地獄谷を通過。結構臭いがきつい。半分駆け抜ける。 急坂を登って、ミクリガ池にたどり着く。急に観光客でいっぱいになる。11.40. 左端の「みくりが池温泉」は、2410mで、日本一標高の高い所にある温泉らしい。山小屋ではなくて旅館らしい。 ミクリガ池の背後の峰々を、今回は、右から左まで全部縦走してきた。室堂バスターミナルまでもうすぐだ。 2011年09月17-18日(土・日)3回目 第一日目 9月17日(雷鳥沢-奥大日岳往復-ロッジ立山連峰) 今年の8月は夏山三昧の予定だったが、ひょんな事で全部ご破算になった。ようやく落ち着いたので立山を歩いてくる事にした。台風が近づいているので天気が悪い。両日とも雨マークが出ている。もし雨だったら、山小屋に泊まって戻って来ようと、温泉のある山小屋を見付けたので予約する。今回は「奥大日岳」に登ろうと思った。去年、立山の剣御前小屋より、奥大日岳を眺めながら新室堂乗越経由で下山した。奥大日岳はカッコよく、登り易そうに見えた。 土砂降りの雨の中、朝5.30分に家を出て、立山インター降車でケーブル駅に7.10に着く。7.20分のケーブルに乗る。小雨だが登山客でいっぱいだ。美女平でバスに乗り換え8.40分に室堂駅に着いた。小雨なので登山者は全員雨具を付けている。小雨なのに見通しが利く。今日登る予定の奥大日岳も見える。秋の気配がする。 遊歩道をみくりが池の方へ進む。池の向こうの立山雄山は、良く見えるが、頂上には雲が掛かっている。 池より地獄谷の方へ降りる。地獄谷の上にそびえているのが、奥大日岳である。 地獄谷を鼻を押さえて通り過ぎると、今日の宿泊予定の「雷鳥沢・ロッジ立山連峰」の前を通る。ここから雷鳥沢のキャンプ場を通ぬける。 「アキノキリンソウ」かな。 この菊の名前は判らない。「ヤマシロギク」かな。 キャンプ場を通り抜け、橋の架かった川を渡る。左に折れ、新室堂乗越を目指す。 乗越が近づいてくると、背後に地獄谷が広がってくる。一番下の小屋が宿泊予定の「ロッジ立山連峰」。その上が「雷鳥沢ヒュッテ」。さらにその上が「雷鳥荘」。その上がバスの終点「ホテル立山」である。 10.10分。新室堂乗越は尾根の上で、右が剣岳方面で、左が大日岳方面である。左に折れ、水平道を室堂乗越まで来ると、剣岳がが顔を出してくる。早月尾根が伸びている。その向こうは毛勝山だろう。 行く先に奥大日岳が見えるが、幾つもピークを越えて行くようだ。それにしてもどれが頂上か判らない。 「オヤマリンドウ」がある。花は全部閉じている。 「シラタマノキ」の実がなっている。白いのもあるがピンクの物もある。 奥大日岳の方へ回り込んでくると、剣岳がますます現われてくる。こちらから見る剣岳は、立山別山より見るより剣岳より、尖って見える。合羽を脱ぐ。 若い頃一度だけ、この剣岳の頂上を登っている。右下のピークは前剣だろう。左の長い早月尾根の下の方に早月小屋が見えた。 剣岳の反対側に、弥陀ヶ原が広がっている。バスが登ってくるのが見える。深い称名川の谷が見える。この先で称名滝になって落ちているのだろう。 なかなか頂上に着かない。室堂の方から見ると尖って見えるが、登ってみると横に長い山だ。ようやく前方に人が集まっている小さな瘤が見えてきた。あれが頂上らしい。残念ながらモタモタしていたら、ガスがかかって来てしまった。 12.10分、奥大日岳の頂上到着。霧雨で何も見えない。残念。おまけに雨までが強くなった。あわてて合羽を着る。4.5人いた登山者も降りて行った。誰も居なくなった。私もそこそこにして下山開始。 「カライトソウ」が残っている。 「ナナカマド」に赤い実がいっぱい付いている。小雨は止まないが、霧が晴れてきて、稜線が見えてきた。気温は、下界は30度超えらしく、山でもあまり寒くないのでありがたい。 前方から登ってきたアベックが、足を止めて何かを見ている。登山路を雷鳥を横切っている。3羽居ると指を出して教えてくれたが、また1羽現われて4羽になった。まだ色が黒い。3羽は斜面を降りてゆき、一羽は戻って斜面を上がって行った。 全羽同じ大きさだが、3羽は子供で、1羽は親らしい。 15.00分、予約してあったロッジ立山連峰に到着。連休なので混んでいるのかと思ったが、客は30人位でガラガラ。混雑期が済んだので、小屋改装中で周りは少し雑然としている。単独登山者は私一人らしい。二段ベットが6ッツ入った12人部屋に、私一人だった。 この山小屋に温泉浴場がある。大きな展望風呂で、登ってきた奥大日岳が見の前に見える。温泉は透明、そのままの温度らしい。ボイラーが無いので水を入れ過ぎないよう、と張り紙がしてある。24時間入れる。食事前と寝る前の2回入浴。まったく、いい湯だな。携帯が通じる。一人で寂しいので、あちこちメールをする。 第2日目 9月18日(雷鳥沢-一ノ越-雄山往復-下山) 朝6時食事。予報では、昨日より今日の方が雨の降る率が高かったのに、良く晴れている。テレビでは降水確率10%と云っている。儲けものだ。雨が降っていたら、朝風呂でも入ってすぐ下山しようかな、と考えていたのに・・・。食堂からは立山が正面に見える。7.05分立山頂上に向けて出発。 昨日と同じくキャンプ場を抜けて川を渡る。昨日は左の大日岳方面に向かったが、今日は右に、一ノ越方面を進む。7.20分。 室堂から一ノ越に至る遊歩道は、人が多くて行列しているが、雷鳥沢から一ノ越に至る道は、ほとんど人が居ない。夏はお花畑の中を通るようだ。「チングルマ」の白い実が風に揺れている。 「チングルマ」の向こうに浄土山が聳えている。 これは「アザミ」かな。 石像が幾つも入った祠がある。野にあったものを、無くならないようにまとめたものらしい。 まだ野にある石像もあった。昔は多くの人が利用した登山路だったのかな。 振り返ると、昨日登った奥大日岳の登山路がほとんど見える。真ん中の小さい瘤が、三角点のある奥大岳の頂上であった。所が家へ帰って地図を見ていたら、右端のピークの方が5メートル高い。奥大日岳の頂上は、一番高い地点ではなかった事を発見。登山路は山腹を捲いている。尾根上に出ると、戻るようにして最高地点までの登山路が有るようだが、迷いこまぬよう立ち入り禁止になっていた。 段々標高を上げてきたら、バス終点の立山ホテルの向こうに平野が広がってきた。 一ノ越小屋の少し下で、室堂からの道と合流し、9.40分一ノ越小屋に到着。途端に東側の展望が広がる。チップ100円トイレがある。一休みして雄山に登りだす。浄土、竜王の向こうに、黒部五郎と笠岳。 大日山の向こうに富山湾が広がり、その向こうに能登半島が先端まで見える。さすが秋。 浄土山の上に、わが故郷の山「白山」が顔を出した。 槍ヶ岳。 富士山。この二山は誰でも見判けられる。 浄土山の右にも平野が広がっている。泊まった小屋が見える。 竜王の先に、五色ヶ原が見えてきた。その上の薬師岳の雲が晴れてきた。その左は黒部五郎岳だ。 燕岳をアップで撮ったら、小屋が見えた。若い頃雨の中を登ったが、あまり記憶にない。もう一度登りたいが、中房温泉から登る道が物凄い急坂で、二の足を踏んでいる。 燕岳から平行に銀座コースが伸びている。大天井岳を通って左に戻るように常念岳が見える。 11.00分。雄山頂上到着。人でいっぱいだ。黒部川を挟んで見える3山は、鹿島槍ヶ岳と五竜岳と唐松岳らしい。 右が鹿島槍ヶ岳、南峰と北峰が重なり槍のように見える。真ん中が五竜岳、来年は辰年なので五竜岳に登り、年賀状用の写真を撮りに行くと相棒が意気込んでいたが、もう登ったかな。左は唐松岳、去年初めて登った。今年も登りたいと考えている。パソコンで写真をアップにしてみたら、唐松小屋が見えた。 雄山の下に黒四ダムの一部が見える。 昼弁当を小屋で取らなかったので、頂上社務所でカップラーメンにお湯を入れて貰って昼食にする。500円。 14.00室堂到着。14.20分のバスに乗り、15.20分に、ケーブル乗り場の駐車場に到着。 雨を覚悟の登山だったが、二日目は晴れ。一日目は小雨なれども展望よし。満足できた山行だった。 2012年10月17日(水)4回目(弥陀ヶ原散策) 立山の弥陀ヶ原が、今年の7月3日に「ラムサール条約」に登録されたと報ぜられました。弥陀ヶ原大日平の湿地を、国際的に守って行こう、と云う条約らしいです。 新聞に「立山」の紅葉が載っていました。もう弥陀ヶ原辺りまで下がって来たようです。矢も楯もたまりません。昨日は白山スーパー林道の紅葉狩りで、今日は「立山弥陀ヶ原」の紅葉狩りです。お天気の予報は悪いです。午後から雨、夕方には大雨になるとか。それでも出かけました。立山弥陀ヶ原を散策して、「八郎坂」を、称名の滝を見ながら降りようという計画です。 私が高い山に登ったのは、「立山」が初めてです。高校3年生の時の学校登山で、57年ほど前の事である。その頃は、ケーブルもバスも出来上がっていなかったようで、電車駅から歩いて、登りも降りも八郎坂を使った。標高差600mを一気に登る急坂だ。弥陀ヶ原の追分に山小屋があり、そこが第1日目の泊りだった。2日目は一ノ越小屋、3日目は雷鳥沢に泊まり、4日目は一気に八郎坂を降りて電車駅まで歩いた。 本当は八郎坂を登るのが登山だが、この年になると無理は出来ない。八郎坂は下山に使う事にして、登りはケーブルを使用する。S女史を乗せて小松発7.00時。8.40分にアルぺンルート出発点の、立山駅に到着。 ケーブルカーで美女平まで登る、標高差500mを7分で登る。中々の急坂だ。 美女平よりバスに乗換。まだ紅葉していない。杉の大木が多い。 滝見台より称名の滝が見える。バス30分乗車で、弥陀ヶ原駅で下車。 9.40分。弥陀ヶ原駅付近には、大きなホテルが二つある。弥陀ヶ原ホテルの後ろは、大日岳と右に奥大日岳。 弥陀ヶ原ホテルに向かって歩き、ホテルの左横に、遊歩道の入り口がある。遊歩道外回りを歩く。 木道が続いている弥陀ヶ原を、緩やかに降って歩いてゆく。振り返ると、立山荘が見える。 午後から雨が降る予報だが、今は晴れている。それでも雲が出てきて、地上に影の黒い部分が出てきた。手前が「大日岳」、奥が去年登った「奥大日岳」だ。手前は「餓鬼の田」。 弥陀ヶ原は緩やかに降っている。富山平野が見える。 振り返ると紅葉が綺麗だ。ピークは、天狗平の南に聳える「天狗山」だろう。 弥陀ヶ原の先の、三角の山は「大辻山」だ。今年6月に登って、立山の展望に感動したものだ。あそこならば立山が良く見えたはずだ。下の丸い山は「来拝山」だろう。遊歩道突き当りで左に折れる。右は天狗平に登って行く道だ。 10.25分、バス道路を横断する。遊歩道外回りは、手前でここから出発点へ戻って行く。我々二人はバス道路を横断して、バス道路沿いの、弘法バス停の方へさらに降りてゆく。ここから先は余り誰も歩かないようで、誰とも出会わなくなる。左前に「鍬崎山」が大きくそびえている。こんな大きな山だったのだ。 左を振り返ると「薬師岳」が大きくそびえている。天気はどんどん悪くなってくる。 並行するバス道路が、七曲りに差し掛かると、紅葉する木が多くなってくる。時々バスが通って行く。 11.30分、バス道路に出て、弘法バス停に着いた。実はここで雨が降っていたら、ここからバスに乗って帰るつもりだった。八郎坂は苔むした急坂で、雨が降ると滑って怖そうだ。所がまだ雨は降りださない。まだしばらく大丈夫みたいだ。バス亭通過、その少し先にトイレのある広場がある。そこでバス道路を横断して、向かい側の遊歩道に入る。大日平が見える。 ここから15分ほど遊歩道を降ると、「八郎坂下山口・標高1580m」の標識のある分岐に出た。右に降りてゆく。直進すると、美女平まで歩く道があるようだ。八郎坂の方へ降りると、木道は無くなる。 いきなり急坂になる訳でなく、初めは斜めに緩やかに、斜面を降りてゆくが、やがてジグザグの岩の道になる。急斜面に付いているので、怖い所もある。木が茂っていて思ったほど滝は見えない。時々開けた所がある。降りてしばらくの地点、一段と三段の滝が見える。 上の滝見台。滝の上部のVカットが見えてきた。 四段の滝の全部が見えてくる。しかし上段の滝は、壁の途中から噴き出しているように見える。 とうとう小雨が降り出した。 下の滝見台。ここまで降りてくると、Vカットが全部見える。陽が差していたら、余程紅葉が映えているだろうにー。曇で小雨で残念。 14.00時、ようやく坂を降り切る。慎重に滑らぬよう、ひざを痛めぬよう、ゆっくりと降りたので、2時間以上掛かっている。途中で若者が一人登ってきた。これが登山中に遇ったただ一人の登山者である。しかもこの登山者は、また上から下りて来て、追い越して行った。トレーニングにでもするつもりで上下しているのだろうか。 橋を渡って車道を歩いて滝の展望台へあがる。対岸へ渡る橋の上だけが、滝壺が見える。橋の上までしぶきが飛んでくる。もっとも、小雨も降っているが。 いつもは観光客でいっぱいなのだろうが、今日は雨で、傘を差したアベックが少しだけ登って来ている。 称名滝駐車場のバス停までぶらぶらと降りる。振り向いたら滝の上部には、もう雲が掛かっていた。駐車場まで25分くらい歩かねばならない。 20分ほど待って、15.00時発のバスに乗れた。雨は本格的に降ってきた。15.20分に立山駅に到着。 紅葉の立山弥陀ヶ原と称名滝は、初めての経験であったが、紅葉を堪能した一日だった。 2013年08月04日(日)5回目(室堂平散策) 昨日やっと梅雨が明けたとテレビで聞いた。もう八月に入っている。日帰りで奥大日岳へ登ろうと朝早く飛び出して、6.30分に立山ケーブル駅に着いた。さすが日曜日すぐにはケーブルに乗れない。順番待ちで三便に乗って、7.20分に室堂平に着いた。所が予想外、濃い霧が立ち込め小雨が降っている。8.45分に雷鳥沢のテント場を過ぎ、雷鳥沢の橋を渡り左に折れそろそろ登りと云う時に、雨が強くなってきた。しばらく考えたが取りあえず「ロッジ立山連峰」まで戻り、雨宿りする事にした。 小屋の入口ロビーで着替え。梅雨が明けるとしばらくは晴天が続くのが常識。簡易雨具しか持って来なかったので、弱った弱った。二年前にこの小屋に泊まった時、温泉風呂が良かった。入り口に10時ヨリ入浴できます、と張り紙があるので、聞いたら今さき湯を抜いたのでしばらく入れないとの事。この上の「雷鳥沢ヒュッテ」なら入れます、との事で、少し上のヒュッテで朝風呂とシャレる。 ![]() ゆっくりと風呂に入っていたら、雨が止んで明るくなってきた。11.20分にテント場まで降り、又雷鳥沢の橋を渡り、今度は右に曲がり、一ノ越方面に登って行く。この道は2年前に通った事がある。静かで、花がいっぱい咲いていそうな道である。 沢を渡渉するのに、渡り難い所があったが、後は登り易い道である。 ![]() ![]() コイワカガミ イワイチョウ ![]() ![]() ツガザクラ ミネズオウ ![]() ![]() 石仏 チングルマ ![]() ![]() ハクサンイチゲとミヤマキンポウゲ 雷鳥 ![]() ![]() タカネヤハズハハコ コバイケイソウ ![]() 今年は残雪が多い、バスターミナルから直接一ノ越に登る道にも雪が残っている。 大日岳の雲はまだ取れない。 ![]() 一瞬だが室堂の上の奥大日岳の、小さな頂上が見えた。今日はあそこへ登る予定だったがー。 ![]() まあいいか。こちらには花がいっぱいだった。奥大日岳はまたの機会に。一ノ越の下で本道と合流し、バスターミナルへ戻った。 2013年08月29日(木)6回目(奥大日岳往復) 前回8月4日のリベンジである。相棒K君とS女史の3人で「奥大日岳」を目指す。今回は晴れてほしい。5.00時にS女史を拾い、何の気なしに小松のICに入ったら、金沢方面が通行止めになっていた。重大事故で通行止めとの事。仕方がないので反対向きに片山津まで走り、また小松まで戻り下道を走り、美川ICで高速に入り直し、徳光SAで相棒を乗せる。平日でも立山ロープウェーの駐車場は満車。離れた場所に置く。7.10分のケーブルに乗る事が出来、8.00時過ぎに室堂平に着いた。 8.25分に歩き出す。8.40分に地獄谷を見下ろせる尾根を通る。今日はお天気が良い。前方にこれから登る「奥大日岳」が見える。9.10分に雷鳥沢を渡る。地獄谷は通行禁止で少し遠回りになる。奥大日岳は登山者が少ないかと思っていたのに、結構多い。登山者で混む立山頂上を避けて、奥大日へ廻る人が多いようだ。室堂乗越を左に折れ頂上を目指す。まことに展望の良い登山道だ。 ![]() 登山道で見掛けた花。もう残っていないかと思っていたが、少し残っていた。 ![]() ![]() ![]() ミヤマリンドウ タテヤマリンドウ? ミヤマダイコンソウ ![]() ![]() ![]() シラタマノキ オヤマリンドウ チングルマ ![]() ![]() ![]() トリカブト ベニバナイチゴの美 記念撮影。 私とS女史は11.35分に頂上到着。歩き出して3時間10分だった。相棒は調子が悪いらしくだいぶ遅れているようだ。相棒の話では「今年は暑くでしばらく登っていない。暑くて家の中にいて熱中症になって、点滴を受けた」との事。お互いに歳だものね。 先ず「剣岳」。こんなに近くて大きく見えるとは。素晴らしい。右の鞍部に見えるのは「五龍岳」らしい。左の鞍部は「白馬岳」らしい。たぶん間違いないと思うがな―。 ![]() 「立山」。右に「雄山」神社が見える。真ん中が「大汝山」左が「富士の折立」 ![]() 海の方が見える。川は「早月川」。大きい山は「毛勝三山」らしい。とすると、目の前の低い丸い山が「中山」かな。 ![]() 「剣岳」から「剣御前」から「別山」から「立山」。 ![]() 「立山」の右に「浄土山」。槍穂高はちょっと見えない。 ![]() 「弥陀ヶ原」の上に「薬師岳」 ![]() 「薬師岳」の下の山は「鍬崎山」。手前は「大日岳」。ピークの間に「大日小屋」が見える。 ![]() 上から覗いていたら、相棒が尾根に登り着いて歩いてくるのが見えた。所がいつまでたっても到着しないので、探しにちょっと降ったら、すぐ下の登山道わきに座り込んでいた。足がつって今、薬を飲んだ所だと云う。12.05分に我々より30分遅れて頂上到着。日帰りなので室堂から出る最終バスに乗り遅れると、帰れなくなってしまう。最終バスは17.00時の筈なので、我々は12.30分に下山を開始の予定。相棒に「最終バスまでに着かないと先に帰ってしまうよ」と云ったら「みくりが池温泉で一泊してから帰る」と云った。帰りは降りだから大丈夫、先に行ってくれと云うので12.30分に下山開始。雷鳥沢に降りて、また登り返すのが辛い。15.35分に、登りと同じ3時間掛かって室堂到着。 16.00時を過ぎてもまだ現れない。バスはあと2本残すのみ。みくりが池まで戻って姿が見えないかと覗いてみたが見えない。 ![]() ![]() 16、30分のちょっと前に相棒は現れた。直ぐ4.30バス乗車の順番に着いたが満員で、あとは17.00時の最終便になりますと云われた。ギリギリなんとか無事今日中に帰れそうだ。 奥大日岳の三角点は、上が丸く、昔の物のようである。新しいのは見当たらず。
2013年10月14日(月祝)第7回目(弥陀ヶ原散策) 去年の秋に「弥陀ヶ原散策」として、弥陀ヶ原バス停より歩いて、弘法から八郎坂を降だった。とても良かったので今年は、室堂ターミナルより歩いて、天狗平山荘経由、獅子ヶ鼻岩−追分−松尾峠展望台まで行き、弥陀ヶ原バス停から帰る予定。去年と同じ時期なので紅葉も楽しめると考えていたのだが。 ![]() 今日は連休最終日。昨日までは台風で雨が降っていたが今日は晴れた。5.00時前に家を出てケーブル乗り場に着いたが、駐車場は満杯。一番遠い所に車を置く。6.00時より10分おきのピストン輸送で、6.50分に乗る。8.00時に室堂到着。先ずみくりが池を写す。 ![]() 振り返ると浄土山辺りが白い。昨日雪が降ったらしい。日陰に少し雪が残る。水たまりに氷が張っている所もある。 ![]() 帰った後で調べたのだが、昨日が立山初冠雪で室堂付近で1センチの積雪があったらしい。バスターミナルとみくりが池の間から、下に見える天狗平の「立山高原ホテル」と「天狗平山荘」に向かってのんびりと降りてゆく。天狗平の向こうに「富山平野」が広がり「能登半島」が見える。 ![]() 右手が大日連峰。手前が「奥大日岳」で向こうが「大日岳」。奥大日岳は手前のピークが最高地点であるが、稜線の真ん中の小さいピークに三角点が在るので、そこが頂上になっている。最高地点より5m程低い。 ![]() 剣御前に隠れていた「剣岳」が段々と大きく姿を現す。手前の斜面の水平歩道は地獄谷に至るものだが、通行止めになっていた。剣岳は天狗平を過ぎると、奥大日岳に隠れてしまう。 ![]() 9.10分にバス道を横切って天狗山荘に到着。トイレを借りる。ここからは「弥陀ヶ原バス停」まで直接降りる道もあるが、遊歩道は「獅子ヶ鼻岩」を経由している。ナナカマドの赤い実の向こうが奥大日岳である。もう一度バス道を横切り弥陀ヶ原へ降りてゆく。 ![]() 大日連峰全景。木道になっているので歩きやすい。 ![]() 振り返ると天狗平の上に「立山主峰」が頭を出している。登山客は皆んな頂上を目指して、弥陀ヶ原を歩く人は居ないと思っていたが、結構登山客とすれ違う。追い越してゆく人は、一気に八郎坂を降りて称名滝を目指す人が多い。皆さん元気だなー。 ![]() 実に気持ちの良い、池塘が広がる弥陀ヶ原である。「鍬崎山」を目指してのんびりと降って行く。ベンチでのんびりと食事をしていたら、下から登ってきた人がベンチで休ませてと云って「大変だった―」と云った。見た感じでは草原が続くが、この先で深くえぐられた川を渡るらしい。 ![]() ![]() 11.25分、なるほど突然に大きな谷のふちに出た。初めは大したことは無かったが、 ![]() やがて急勾配になり、垂直かと思われるほどの岩場に出た。太い真新しい鎖が下がっている。足場が見えなくて心細い。結構長い。 谷底へおりて振り向いたら、降りて来た上に大きな岩が聳えていた。あれが「獅子ヶ鼻岩」らしい。今まで気が付かなかった。谷底は思ったより水が少ない。 ![]() 今度はまた弥陀ヶ原まで登り返す。12.10分。また大日岳が見えてくる。少し紅葉している。去年はもっと綺麗だったような気がする。 ![]() 富山平野がまだ見える。一番先は「大辻山」らしい。この辺りに池塘が多い。 ![]() ![]() 12.45分、弥陀ヶ原バス停より下の「追分」に出た。バス道を横切り今日は向うに見える「松尾峠展望台」まで往復するつもり。去年はここより「弘法」の方へ降りて行った。私が高校3年の時、生まれて初めて登山を経験した。その時初めて学校登山で立山に登った頃、バス道路を建設中で、八郎坂を歩いて登りここ追分の「追分小屋」に一泊目の宿を取った記憶がある。今は何もない。昔の写真を引っ張り出してきた。これが追分小屋である。二日目の「一ノ越山荘」へ向かう所だ。1955年と有るから58年も昔の事だ。 松尾峠は目の前の小山らしい。昔はここ追分から松尾峠を越え、立山カルデラの底に有った「立山温泉」を過ぎ、ザラ峠を越え、さらに針の木峠を越えて信濃に出る道があったらしい。佐々成政が雪中に通った話は有名である。 ![]() ![]() 実は私もザラ峠から松尾峠まで歩いた事がある。1963年とあるから結婚して3年後位か。亡くなった妻と二人で一ノ越から「五色ヶ原」まで行き、ザラ峠からカルデラを降り、また松尾峠まで登り返し、弥陀ヶ原でテントを張り、翌日に八郎坂を降り、粟巣野の電車駅まで歩いた記憶がある。だいぶ強行軍で彼女はへたばったし、そのあと子供が出来て育児に専念し、二人で山に入る機会は無くなっていった。 昔の写真を探していたら、上の写真とまったく同じ地形の写真が出てきた。五色ヶ原から松尾峠を越えてここまでたどり着いた。彼女は笑っている。50年前の写真だ。 ![]() 13.25分に「松尾峠」に着いた。三角点が在った。
立て札に依れば、「昭和44年の水害で立山温泉が閉鎖されるまで、弥陀ヶ原から立山温泉に至るルートとして利用された峠である」 また三角点は、「この三角点は明治40年に、測量官・柴崎芳太郎が、剣岳を中心として立山連峰一帯の、測量を行った際設置したものである」と書いてある。 「剣岳・点の記」と云う映画が評判になった。私も見に行った。日本地図の最後の空白地点の剣岳に三角点を建てる話だ。それを命じられたのが柴崎芳太郎で浅野忠信が演じ、案内人の宇治長次郎を香川照之が演じていた。その時に設置された三角点のようだ。 三角点地点は展望は無いが、すぐ横の展望台に登ると、立山から薬師岳へ続く稜線が見える。下が立山カルデラで、工事の現場が見下ろせる。稜線の一番低い所がザラ峠であそこからここまで歩いた事がある。今は全然登山路は無いようだ。 ![]() 一番左が「竜王岳」次が「鬼岳」次が「獅子岳」。低い所が「ザラ峠」。次が「鷲岳」次が「鳶岳」。鷲岳の裏側に「五色ヶ原」である。 ![]() ![]() 長い間感慨にふけって山を眺めい居た。一度歩きたいが、薬師岳までは凄く遠そうだ。 14.45分に弥陀ヶ原バス停に戻った。連休で晴れたので今日は行楽者が多いみたいだ。室堂からのバスは満員らしく弥陀ヶ原から始発が出た。ケーブルの乗車整理券が付いて来た。美女平は人でいっぱい。ケーブルに乗るのに一時間も待たされた。 |
| [百名山] 苗場山 2.145.3m (新潟県・長野県)18 |
| 第1回登山 2008.09.27-28 秋山郷小赤沢より往復。山頂ヒュッテ泊 |
| 2008年08月27-28日(土.日) 相棒のK君は日本百名山を目指している。是非協力して登りたいが、彼が登っていなくて私でも登れる初心者向けの山を探していて「苗場山」を見つけた。これは頂上に山小屋があるためだ。苗場山というとスキー場を連想し、上越方面の方から登るものと思っていたが、信州の方からも登れると判明。これならば北陸からでも少しは近いだろう。おまけに3合目まで車が入れるという。山小屋を予約して3合目までの林道を確認。100人泊まれる小屋は、ただ今70人くらいの予約でまだ泊まれますよという話。この山は日帰りで登る人が多いようだが、泊まる人も大勢居るのだな。 5.20.相棒を迎えに行く。奥様も出て来られて恐縮。北陸高速に乗り名立谷浜サービスエリアで、7.07-07.36.お湯を沸かして味噌汁でおにぎりを食べる。上越インターで降り、国道8号線をしばらく走り、右折して国道253号線を走る。池尻という所で国道353号線に入り、松之山温泉から津南町に出る。津南の町の中から国道405号線に入る。ここから「秋山郷」を目指す。ちょっとややこしいが、車にナビが付いているので楽である。ナビ様様である。秋山郷は中津川を遡り山に入ってゆく。ひなびた温泉が次から次へと現れる。 ![]() 9.50.小赤沢の村に入る。橋を渡ったら電柱に、民宿の案内板が五つ。その下に苗場山の矢印も在った。左折して細い村の中の道を通り抜けたら林道になった。10.10.林道突き当りの駐車場に着いた。まことに広い駐車場で100台、いや150台は留められそうだ。ここが三合目駐車場らしい。15.6台留めてある。 ![]() 天気は悪い。雨が降りそう。10.25.駐車場の端から歩き出す。5分歩いたら「三合目」の標識。ここからは1合目毎に標識があった。 ![]() 所々に水たまりがありドロドロ、木の根っこがゴツゴツ、の道である。水溜りには、木の輪切りが並べてあるが用心しないとすべる。 ![]() 尾根斜面に白い花を見つける。相棒は「ウメバチソウ」ではないかという。相棒は先日、田中澄江著「花の百名山根子岳ウメバチソウ」に登ったのに、ウメバチソウにお目に掛かれなかったと嘆いていた。帰ってから調べるとやはりこれはウメバチソウらしい。私も始めて見た。 ![]() 11.05.四合目通過。11.45.五合目通過。12.05.水場通過。美味しい水だ。 ![]() 12.20.白い髭もじゃもじゃの「シラヒゲソウ」を発見。此花も始めて見た。 前方の山の上部がなんと白くなっている。前夜雪が降ったらしい。降りてきた人が上は雪、スパッツを付けたほうが良いですよ、と言う。9月で雪なんて考えられない事態。スパッツなんて持ってこなかった。 ![]() 12.30.六合目通過。その先の丸太が並べられた所でお湯を沸かしていつもの昼食。13.20.七合目通過。ここから急坂になる。岩がゴツゴツ。木に雪が残っている。13.40.八合目通過。 ![]() 13.50.突然に頂上台地の一角に登り着く。黄色い草紅葉の草原。池塘がある。苗場山の苗場とは、この池塘を田圃に見立てたものだろう。 ![]() 湿原に続く木道には雪が残っている。霧がかかっているので見通しは利かない。 ![]() 池塘は幻想的だ。 ![]() 段々雪が多くなってくる。前夜に降ったものだろう。初冠雪と思われる。14.16.九合目通過。 ![]() 一度草原から、シラビソのなどの樹林帯に入る。道はぬかるんで悪路。木に積もった雪が溶けて雨の様に落ちてくる。紅葉のナナカマドが凍っている。 ![]() 樹林帯を抜けて、また池塘の原となる。 ![]() リンドウの花も寒そうだ。やがて霧の中に小屋が現れる。すぐ近くに頂上があるはずだ。 ![]() 15.10.苗場山頂上到着。我々の泊まる「頂上ヒュッテ」からシラビソの林を50mほど抜けた所に三角点があった。ここにも山小屋「遊仙閣」があり、その裏が頂上だ。三角点は一等で大きい。周りは展望は利かない。遊仙閣の前まで回ると、東側が開けているが今日は霧の中だ。 ![]() 15.25.山小屋に入る。「苗場山自然体験交流センター、栄村」が正式の小屋名らしい。満員で100名位は入っているだろう。 夕食はカレーライスでお代わり自由。外の霧はなかなか晴れない。 ![]() 第2日目。起きたら外は霧。朝食6.30.外へ出てみたら霧が晴れてきた。 7.20.小屋を出発。 ![]() まず、小屋の西の展望台に行ってみる。ここは頂上台地の縁となり展望が良い。小屋に張ってあった写真によると、佐渡が島が見えるそうだ。今日は妙高と北アルプスの白馬連峰からそれに連なる山が微かに見える。 ![]() これが苗場山の頂上だ。緩やかな岡だ。右の小屋遊仙閣の裏に三角点がある。左に一段低い所にあるのが我々の泊まった頂上ヒュッテ。 ![]() 昨日は見渡せなかったが、結構広い台地の頂上台地だ。あっちこっちと遠回りして歩いてみる。散歩の人が戻ってくる。向うに無数の山山が見えるが、この地方は初めてなので山名の特定は出来ない。 ![]() 下山してゆくパーティが見える。後ろの山山は?。谷川岳連峰が近いはずだが?。 ![]() 9月なのに、思わぬ雪景色に遭遇して、貴重な体験だ。 ![]() 台地真ん中あたりのケルン。 苗場神社があるというので往復。 ![]() 樹林帯を抜けて一段下がると、雪が少なくなり、草紅葉が綺麗だ。 ![]() 早くも登ってくる人がいる。今日は日曜日で、日帰り登山らしい。 ![]() 草の紅葉がこんなに美しいとは知らなかった。 ![]() 降りるの惜しくて、あちこちと道草をしていたが、9.40.向うに見えるピークの麓より下山を始める。いきなりの急坂である。山の上が田圃だから、それに至る道もぬかるみが多い。日帰りの人が続々登ってくる。人気の山だ。12.20.駐車場到着。途中で抹茶を頂く休憩をしたが、相変わらずの鈍足だ。駐車場には50台近く停まっている。 ![]() 13.00.小赤沢の立ち寄り湯「楽養館」に入る。山小屋にこの風呂の宣伝張り紙があった。その名の通り赤い湯だ。なかなか温泉らしくて気持ちが良い。13.40.少し下がったドライブイン平家茶屋でイワナ定食。旨かった。秋山郷は上り詰めると奥志賀に抜けられると話していた。一度通ってみたい気がする。 帰途は同じ道を帰る。18.20.に金沢に帰り着いた。 |