SHARP BDレコーダ内蔵液晶TV LED AQUOS LC-32DX3のBDレコーダ不具合を完治できたかも     SeiOtaQ '16 07某日 色々あるから簡潔に記述。時系列順に書いてないので紆余曲折は省略 0.まず、こんな状態ならやってみそ 症状 T.ローディング時にディスク汚れで強制排出 U.記録面に微細な点が多数(LEDマグライトか蛍光灯直下で確認。横から光を当てると付着物とわかる。通常光下の目視ではほぼ確認不可能)。モヤモヤした油膜の場合もあり V.ディスク外縁が滑りやすい W.排出時に記録面に2ミリ程度の筋状の汚れ付着 対策 A.BDクリーナークロスで記録面に垂直にクロスをあてて丁寧に微細な点を拭き取る(完全に取るのは難しい)。油膜の場合は中性洗剤で洗浄してティッシュで軽く拭き取る。確実にディスクを両面とも乾燥させる B.ディスク外縁をティッシュなどで拭いて滑らないようにする C.ディスク外縁の凸凹がローディング時のディスク支持部材になるべく当たらない位置でスロットに入れる Y.読込み失敗したらとにかく記録面を掃除する(ディスクを傷付けないよう注意)。再試行は1分程度間を開けて電源スイッチリセット(電源スイッチを5秒長押しすると電源ランプがオレンジ点滅)してから Z,ローディングが長引いてガーガーという音がまとまって2回鳴ってもピッという音がしないならすぐディスクを取り出して記録面掃除、1分待機、電源スイッチリセット、再試行。ピッと鳴れば読込みはほぼ成功 症状が違うなら役に立てなさそう 1.事の始まり '10 8月に購入したLC-32DX3が、新規購入のSONYの25G BD-RE(パッケージ、レシートとも紛失で型番不明)で汚れエラーによるローディング時の強制排出乱発 ディスクの縁のバリ取りで一時的回復 後に過去に使用していたBDディスクでも汚れエラー乱発に ちなみ 過去使用してきたSONYの25G BD-RE 1パック 10枚は正常動作していた。ディスク外縁もバリはなく角が立ってビラビラしていない。そんなに安いものではなかった 今まで使用してきた他メーカのBD-REディスクも外縁がここまで異常なものはなかった 参照 CDやDVD等の縁部分のギザギザについて - メディア(記憶媒体) 解決済 | 教えて!goo(バリ取りはやらないほうがいいが今回はスロットインなのでいたしかたない?) http://oshiete.goo.ne.jp/qa/8277336.html 2.症状 汚れエラーでディスクローディング時に排出 再生リストの再生映像が『表示できません』の場合あり 予約で録画開始時に挿入済みのメディアを認識できずに強制排出の場合あり 電波状態に関係のない録画時のブロックノイズ発生 排出時にスロットイン入り口の形で記録面に汚れ付着(購入当初から) 記録面に微細な粉状の汚れ。悪化傾向あり(購入当初から) ごくたまにディスクのイジェクト失敗(購入当初から) DVDは正常再生 参照 kakaku.comのLC-32DX3のクチコミ掲示板(不具合例多数) Yahoo!知恵袋のLC-32DX3タグ(不具合例多数。回答者の文句は多いが検証例皆無) 3.状態確認 異常ローディング時にクランプリトライらしき音(TVを消音してドライブ付近で聞き耳立て。ガーガー音)。ディスク回転にブレあり(スロットイン入り口を開いて直接目視) クランプリトライにはパターンがあるが必ずしもパターンは一定ではない 電源スイッチリセット後でクランプリトライのパターンが変わる場合あり 正常ローディング時はディスク回転のブレ少ない 正常ローディング出来た場合は大体正常録画可能 雨の日のローディング失敗率はかなり高い ローディング失敗する場合は徹底して失敗する場合が多い ドライブを開けて確認  目視できるゴミは少ない  ピックアップにホコリ少々。掃除  読み取り部(ピックアップレンズ、プリズム、ミラー、コリメータレンズ)に目視で汚れ確認できず  ポリカーボネートらしいゴミ少々。ディスクのクランプ部分の文字モールドの剥げか  クランプディスク(ディスクを挟んでスピンドルに押し付ける円盤)外縁に広域な油付着。わりとべったり。スピンドル接触部、ディスク接触部には付着がないことを確認  クランプ周辺の金属カバーの穴の上下両面に修正らしい擦り跡  クランプディスクの外側に傷あり。クランプディスクをはがすアームに叩かれた跡か?  他の稼動部品やディスクの擦れ跡は確認できず BDドライブを外して水平置きしてもローディング失敗の場合あり 新規ディスクに微細汚れが回転するように付着 排出後にディスク外縁が油付着のような滑り感あり(目視では付着確認不可能) ACリセット1分放置で正常ローディングする可能性高し tip.クランプリトライ時にイジェクト可能(不可能な場合もあるが理由不明)。読めないと悟ったらリトライを中断できる 参照 アクオスTV LC-32DX2 ・ LC-26DX ブルーレイ修理 - YouTube(ドライブの開け方と清掃の成功例。LC-32DX3とドライブの部品配置が少し異なる) https://www.youtube.com/watch?v=ZoAJpNGra7A 真空管アンプのページ 完動品化の楽しみ 2014.10月から2016.3.15更新まで(ドライブの開け方と清掃の成功例。プリズムの汚れ確認と清掃は一般人には無理) http://www.geocities.jp/tube6550a/newpage30.html 4.考察 前提 BDドライブ動作中の実体確認は装備も知識もないのでしていない。あくまで考察。 不具合の理由  記録面に付着した微細な点はクランプディスク外縁に付着している油と推測。これを拭いても量が少なすぎて液体様にはならず表面張力で強く貼り付いている  クランプディスクがクランプ解除時にクランプディスクをはがすアームとの接触で微細な油を飛散。油はクランプディスクが固着してはがせなくなる事例への対応か縦置きへの対応か→最終的に読み取り部が油で汚染されメディアを読めなくなるが経年劣化ともみなせるのでこの対応になった?  読み取り部およびディスク記録面と外縁に微細な油が付着  不良ディスクのローディングでクランプリトライと回転振動の増加のため油飛散が悪化  不良ディスクの外縁の不均一性と外縁の油付着によりローディングの位置決め失敗、また微細な油で記録面判読が妨害されローディング、読み取り失敗  雨の日の湿度の高さとディスク外縁の油付着でディスクの支持が滑りローディングの位置決め失敗が雨の日に頻発 DVDが正常再生だったのは  外縁が不良なディスクではなかったためクランプリトライせずに油飛散することなく正常にローディングした  使用頻度が少なかったためディスクの汚れが少なかった  DVDはBDよりゴミに強いため読み取り部の汚れがBDより読み込みに影響しなかった ACリセットで正常化する傾向があるのは  ドライブ内部に飛散した油が駆動部品の停止中に沈下した。1分待つことが重要。また、電源スイッチリセットでクランプリトライのパターンが変わったことから汚れエラーで読込み動作自体が異常になり以後は正常な読み込みが出来なくなっている印象。それを解除することもACリセットには含まれる 参照 《DIY》PC用のDVDドライブが読み込みすら出来なくなったので修理しました。 - 今日も俺は空・寝・遊(光学系の汚れは目視できない) http://sitifukuzin.com/blog/?p=40510 TV 内蔵ブルーレイドライブの不具合: 大師小100期生集まれ!(コールセンターのいう電源スイッチリセットの効用はローディング時の読込みパターン異常対策?) http://daishi100.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/tv-586e.html 5.施行した対策 前提 考察が全く正しいものとした対策。ホントは意味のない行為なのかも ピックアップレンズの清掃(メーカ推奨のエレコムAVD-CKBR2を使用するもほとんどクリーニング終了の文字を見れず直接クリーナ液と綿棒で清掃。この対策だけでは当時の状況に変化なし) 記録面の微細な油の除去(記録面に垂直にクロスをあててディスク中央付近の無記録位置から外縁まで丁寧に拭き取る。何度も拭いているとクロスで拭ききれないほどの油膜になる。中性洗剤で洗浄してティッシュで軽く拭き取るとかなり油膜が取れる。油膜は通常光下で目視確認不可能。確実にディスクを両面とも乾燥させる) ディスク外縁の油の除去(ティッシュなどで滑らない程度に拭き取る) ディスク外縁の凸凹がローディング時のディスク支持部材になるべく当たらない位置でスロットに入れる 電源スイッチリセット実行 クランプディスクの油は塗布の理由がわからず他のトラブルを懸念して現時点では除去せず 参照 ディスク読み取り部のお手入れのしかたについて Q&A情報(文書番号:128468):シャープ(メーカ推奨レンズクリーナ。重量バランスの悪いこのようなディスクとは相性悪そう) http://cs.sharp.co.jp/faq/qa?qid=128468 《DIY》パイオニアのDVDドライブ「DVR-108」が壊れたので分解修理しました。 - 今日も俺は空・寝・遊(BDピックアップレンズの直接清掃は要注意。後で知ってブルーレーザー以上の顔面蒼白) http://sitifukuzin.com/blog/?p=38994 6.結果 対策施行後の読込み成功率は感覚的に6割程度。記録面の油拭き取りで確実に読込み成功率はあがる印象 油を拭き取り読込み正常となった後も、新たに付着した微細な油以外で記録面が曇る傾向あり(油膜になって拭ききれない)。読み込み失敗もあるのでエラー頻発の場合中性洗剤で洗浄するしか除去方法がない。油膜は通常光下では目視確認できないのでLEDマグライト必須 7.更なる対策 クランプリトライが起きた場合油の飛散が悪化するのでリトライで読めなければディスクをイジェクト。ドライブ内部で浮遊する油が沈下するまで1分程度待機(どうせ記録面拭き取りに1分くらいかかる) 油飛散防止のためクランプディスクの油除去(油を残すと読取り部の汚染は続くので必須)、またそのため予想されるクランプ解放時の固着を防止するためクランプディスク、スピンドル間の間隔を拡大(未実行) 参照 #48 光学ドライブのイジェクト不良メンテナンンス | 日常の小細工(クランプ固着原因と対策) http://bcat314.blog41.fc2.com/blog-entry-56.html パイオニアのブルーレィドライブを修理する | 創造の館(よりスマートなクランプ固着対策) http://souzouno-yakata.com/2016/01/24/15716/ Twitter アクオス内蔵ブルーレイドライブの修理に挑戦しました(クランプ固着対策。おすすめできない) https://mobile.twitter.com/try_anything/status/608507300341415936 8.蛇足の考察 購入してしばらくは初期化や複数番組録画の一部消去で動作が不安定になっていたがある時期を境に安定動作するようになった。フォーマット方法が変わったのでは? シャープの記録メディアに対する不可解な応答は不具合の原因(クランプ固着を避けるためにはこうならざるを得ない)を知っていたのでは? 参照 SHARPのLEDアクオス「LC-40DX3」を修理しての感想...SHARPは本当に大丈夫なのか? - 攻めは飛車角銀桂守りは金銀三枚(SHARPサービスマンの不可解発言) http://www.fair-skinned-monster.com/entry/sharp-aquos-blu-ray TV 内蔵ブルーレイドライブの不具合: 大師小100期生集まれ!(まっとうなサービスマンの回答、と思えなくなった。。。) http://daishi100.cocolog-nifty.com/blog/2011/08/tv-586e.html 9.おまけ LC-32DX3用 BDドライブ型番  DRW2434もしくはBD-BRD30_AQ  ネットで検索できるバージョンは   DXA2225(初期型?)、RUNTDA034WJ01、RUNTDA064WJ01 他にもあるかも 10.そしてオチ 家人の強い要請でジャンクのDX3用BDドライブで換装のバクチに。開けてみたところクランプディスクに油気まったくなし。ちとピックアップのボディの鋳物に錆がついてたり、なんとなく光学系が澱んでる気がする以外問題なし。クランプディスクはずしのアーム2本のうちひとつにリターンスプリングなし(はじめからなかった模様)。動作は録画再生とも一応成功。イジェクトしたディスク記録面に微細な点も確認できず。過去のディスクも認識ok。びっくりするくらいローディングの音が静かになり読み込み時間もかなり短縮。今までの汚れたディスクを洗浄して今回の顛末は終了(深い溜息) 参照 SHARP BD-BRD12_AQ(余ったドライブのPCでの再利用は難しそう) http://yss.la.coocan.jp/brd12aq/brd12aq_top.htm 11.最後に ドライブを開けてまで不具合の原因を考えた理由  補償期間をとうに過ぎていた  ビンボーで他のを買えそうになくて自分でなんとかするしかなかった  過去の事例からメーカが原因を正しく答えてくれそうになかった  家人が使い続ける意向だった  このTVはお祝いとして家人がいただいたもので巷で言われる不良品扱いにして放置したくなかった