零六・近江乃乱・秋

H18,10,1

ヘドン・スプーク最狂軍団!主催、N-1グランプリ
未だ連敗続きの我々は、大金星を狙い、N湖に向かった。
今回は、新構成員の吐夢を加え、親文、JUN、エスパーDの四人で出陣。
 

目指すは長命痔 親文
目指すは長命痔 親文
 
受付、午前3時。4時前に我等は水面に滑り出した。 皆、思い想いのポイントに向け走りだす。
 
J「親文?・・何?走らんの?」
親「フッ、あい等みんな走ってくやろ?逆に盲点!会場付近や!」
J「釣れるん?」
親「・・・・・・・」
J「・・・・無言?・・・やわなぁ」
 
開始早々、JUNにバイト!が、しかしショボい。合わせられない。
 
親「なっ  来るやろ?」
J「ホンマや」
 
次、親文に ヒュ〜〜〜〜ポチャンガバババン!!
 
親「よっしゃっ・・・・・????」
ザバンザバンザバンザバン
親「おかしい・・・コレ・・おかしい・・・」
J「え〜っ 何!?・・・・お〜ヤッたな親文!」
 
とりあえず、マズマズの魚をGET。 その後、1バイト・・のらず。 再び、会場付近をスローで流す。 ケタケタと数人の笑い声!?て、いうか、ぷろぺら狂会、副会長の笑い声。
 
J「つうか、まだ浮いてないんや??」
親「あい等、何やっとんや!余裕ブチかましか! まぁ、エエがん とにかくわしは、魚、獲らなあかんねん! 行くぞ!大移動や」
 
二人は、副会長の笑い声を聞きながら、会場付近を後にした。
 
 
 
意見は却下。操船者に身をゆだねるJUN
意見は却下。操船者に身をゆだねるJUN
 
その頃、エスパーDと吐夢は、民家沿いを打ちながら釣り上がって行った。
 
吐「わぁ〜久しぶりやわぁ N湖。 何としても獲りたいなぁ〜」
エ「エッ?来たことあるんすか?」
吐「うん エエのは釣ったコトないけどね・・・エスパーは、どうなん?」
エ「僕は、去年から親文に連れてきてもうて・・・・けど、魚は未だ見れてないんすよぉ 何か親文的には、僕は、厄病神的存在らしくて・・・お前を連れてってからN湖で釣れんくなったとか・・色々言われてます」
吐「マジで!?・・・・・それって・・・俺、キツくない?」
エ「大丈夫ですよ!あの人、無茶苦茶言いますもん・・・」
 
バイトもないまま、闇が去り、ボルテージ・MAX! 朝マズメを迎えた。
 
我慢しまくったアンモニー 一面泡だらけ
我慢しまくったアンモニー 一面泡だらけ
 
その頃、長命寺川付近で朝マズメを迎えた 親&J
 
二人のキャストは、冴えまくり、生唾ゴックン!アクションを繰り返す。
 
ポ チャ〜ン・・・・・・・・ジョロッ・・グルン・ジョッジョッガボッ!
 
親「おら来た〜〜〜抜けた〜」
J「おいおい 来る来る」
 
パシャ!
 
親「また来た〜〜〜もってってない・・」
 
その後、早起きオジンガーの漁師船のエンジントラブルによる騒音&またもや漁師船の藻絡み、前進、バックの繰り返しの爆音にヤル気を削がれた二人は、長命寺川からN湖に続く水路に向かった。
 
 
走れ超命痔
走れ超命痔
 
(プルルルル〜プルルルル〜)
 
親「はい?」
ぷろぺら・副会長「親文、今、いいです?片っ端から電話してるんやけど、誰も、わしの話相手になってくれやんもんで!親文、どーせ魚、釣ってませんのやろ??」
親「あのさぁ〜、勘弁してくれやんかなぁ〜一緒にせんといてや!て、いうか釣りせんか!投げんと釣れやんど」
ぷ・副「何かね〜わし、投げるとヤッてまう予感するんやわぁ〜 そやから、あえて、投げてないんですわ〜 わしが釣ると、大会の雰囲気壊すやろぅ〜」
親「とにかくや!わしは、既におそらく優勝であろう魚を釣ってるんやけど、トドメの一発を狙てるねん!」
ぷ・副「えぇぇぇ〜ホンマなん? あ〜そぅ〜  (ブチッ・・・ツーツーツー)
 
妨害電話をクリアし、何の変哲もないコンクリート護岸を走る。
 
(プルルルル〜プルルルル〜)
 
親「・・・・・・JUN!お前とれ」
J「お・・俺? もしもし・・・JUNやけど・・うそぅ〜!?・・・マジで!!・・・ライブウェルに入らん???・・・・さべやん・・・りょう〜か〜い・・言うときます・・はい・・は〜い」
親「何や!フィッシング・マシーンが、クーラーに入らん鯉釣ったてか?」
J「もう、優勝間違いナシやから、魚見に、会場に戻るらしいわ」
親「早っ!!!・・つうか、何処までしょうもねぇ嘘つくんじゃ・・・どーせ雷魚か何かに決まっとる・・・・ブツブツブツ
 
僕等は、水路に進入した。
 
 
今日も絶好調!プリッツマン この時点で本日21発目
今日も絶好調!プリッツマン この時点で本日21発目
 
一方、吐&エは、高鳴る期待とは裏腹に、無情なキャストを繰り返す。
 
吐「何でやろ・・やっぱ・・・君が・・・」
エ「エッ!?勘弁してくださいよ」
 
二人を、遠周りで抜いていく一隻の船。ぷろぺら狂会。
 
エ「彼等、先に入って打ちますよね? なら、僕等、逆に沖行きますか!」
吐「そうやなぁ 行きますか!」
 
エレキ全開!少しの風の音と水を切り裂く音のはざまで、二人は、かすかに歓喜の叫びを聞いた。
 
吐「・・・・・ん?・・・・・・釣ったんやろか・・・・」
 
 
デカイ・・・しかし
デカイ・・・しかし
 
水路に入ったものの、魚っ気ナシ。こちらも、無情なキャストを繰り返す。
 
J「・・・・これ、失敗やろ!?」
親「・・・・・・・」
 
数十分後
 
J「・・・・・もう、あかんぞ親文!・・戻ろに!」
親「あのな〜こんなトコまで来といて、何?戻る?冗談は、屁ぇの数だけにしとけよ! よしよし、わかったわかった 言おか!いくら魚っ気ナシか何か知らんけど、バスが1匹もおらん訳ないやろ?N湖も琵琶湖も、この水路も、皆、つながってるねん!ほいで何ね!何ですか?釣り人一人いないんですか? いわばノンプレッシャー状態や!&アシの奥行きもしれとるやろ! 獲れる魚は絶対おるてや!」
J「そ・・そうな〜ん・・・ていうか、このまま進んでN湖戻れるん?」
親「心配すな!行ける行ける」
 
朝方、獲ったBIGフィッシュの写真を撮り、再び二人は、キャストに集中した。
ヌメリ気最高
ヌメリ気最高
 
沖のエリ、杭周りを丹念に打つが・・・
 
エ「・・・・何で出やんかなぁ〜・・・・」
吐「・・・・一体、どんだけの人が、魚釣ってるんやろ?」
エ「N湖にしても、B1湖にしても・・・何か、やる気出ませんよね〜 僕等、野池主体やから、色んな変化が欲しいっすわ・・」
吐「エスパー・・・既に、諦めの呟きに聞こえるんやけど?・・て、いうか!!俺は、まだ!諦めてないからさ」
エ「イヤイヤ!!僕もっすよ」
 
ゴボッ!!
 
吐「ヨシっ!!」
エ「(゜o゜)」
吐「おぉぉ〜引くわ、エスパー」
 
バシャバシャ!ン!
 
吐「うわぁっっ・・・」
エ「ポっ」
吐「ロ〜ン・・」
エ「勘弁してくださいよ!ポロンとか」
吐「・・けど、ヤル気出たやろ?」
 
二人は、再びヤル気マンマン子!もくもくとマシンガン・キャストを繰り返していった。 そこいら一帯は、晩秋から冬のポイントであることも知らずに・・・・。
 
後が続かない・・・・
後が続かない・・・・
 
一方、水路組は・・
 
J「これ・・野生の勘的には、どっちなん?」
親「・・・これも、右やろ・・」
J「また右!?これは左やろ?・・ていうか、電話して聞いてよぉ」
 
幾つかの分岐で、湖東の番人・やす に電話を入れる。  話が長いので、少略。
 
や「そらぁ、ちょっと・・わかりませんわ・・」
親「あのさ〜わからんて!自分?湖東の番人ちゃうの?それは、ないやろ〜」
や「大体、行かんすもん!そんなトコ」
親「そんなトコ?おぉ〜言うたのぅ そんなトコ? へぇ〜そんなトコ(ブチッ ツーツーツー)
や「あれっ!?もしもし?・・・・切りよった・・」
 
僕等は、右に進んだ。
そして、ほどなく、多少の魚っ気!変化のある部分を打つ。
アシに小枝がかぶさり合い、その中では(ジョロジョロ)と小さな流れアリ。
そして、音もなく
 
モワァっ!!
 
親「コラァ!?何さらしとんじゃ〜〜
J「!?うわぁっ・・・しもた・・・」
親「よそ見等、しとるでじゃ!!」
 
更に、僕等は突き進んで行った。
 
 
ここどこなんね いったい
ここどこなんね いったい
 
ベイトがざわつく、すかさずキャスト!着水同時かなジャーク!一発反射食い狙い!
 
J「!?アレッ?・・糸絡んだわ・・いや?付いとる?・・ゴミか?・・・・・・・ウァオォォ〜ヤリィィィ〜(ミラクル・ジムばりの)」
親「なっ!釣れたやろ?」
J「何でやろ?・・・・全然ウレシねぇ・・」
 
ルアーよりちっちゃいんかよ
ルアーよりちっちゃいんかよ
 
更に、進むと・・死角から人の声!? そして対面!潜りアングラー!潜コンビ!
2時間振りに、人間を見た二人は、言葉を発するでもなく、満面の笑みで、ただただ潜コンビを見つめる。 こいつ等、N湖から来ている。しかも、わし等の進行方向から・・。これで、帰れる。て、いうか戻れる。二人は、思った。
 
潜「(何なんや・・こいつ等・・ニヤニヤして)・・・ど、どうですか?釣れます?」
笑いながら
J「釣れませんよ!」
潜「僕等も、全然あきませんわ・・選択間違えましたわ・・今日は、絶対本湖でしたわ・・・水、死んでますもん・・」
親「水?・・コレ、死んでるんか?」
潜「僕等、ワームでやってても、たまに、ショートバイトのみ!みたいな! 全然、釣れません」
親「何てぇぇ〜!?・・・・ほんなら俺等、どうなんのや?トップどないなんのや!?」
潜「・・・・出ないっしょ」
親「あっきゃろぅ、出ないっしょ〜?ふざけやがって」
J「いやいや、この人等、ふざけてないからさ!・・ごめんね〜もう、行って行って」
親「待てぇ!逃げるんか!?俺は、何がなんでも釣らなあかんのじゃ〜〜」
潜「・・・・・・・・」
 
潜コンビは、僕等の視覚から、姿を消した。
 
親「おいっ!?聞かへんだやねえか!帰り道!!!」
J「・・・・・・・・死んだなぁ・・・・遭難か・・」
親「しゃーない このままでは終了時間に間に合わん・・とりあえず、打たんと全速で飛ばすわ」
 
細い水路を、カヌーで全速。・・・しかし
 
J「・・・・・つうか・・・・いつまで2速で走っとんの?もっと飛ばしてよ」
親「・・・・・・・・・it,aファィナル カウントダーァン」
J「エエっ!?」
親「パラパーラ パラパッパッパ パラパーラ パラパッパッパッパッパー 
タララーラー タラタッタッタ タララーラー タラタッタッタッタ〜タララータラタラタラタラ ズドンズドンズドンズドンタラララズドンズドン・・・
J「・・あのさぁ〜・・確かに、最後の秒読み体制なんはわかるけど・・・(ちなみに、ヨーロッパのファイナル・カウントダウンらしい・・)」
 
僕等は、て、いうか僕は、耳障りな、誰かのアカペラ、でたらめ英語を無理矢理聞かされながら、逃げるすべもなく、身をゆだねた。
 
親「ちょっと、バッテリー休憩や」
J「はっきり言うよ!間に合わんよ」
親「ちょっと投げるわ!ちょっとだけや」
J「・・・・・・俺も・・・かよ・・」
 
二人は、キャストに集中した。
アシの前に、バラけた小枝。 
おもむろにキャスト!そして、ポーズ!左右の首振り!
 
ガバッ!!
 
親「ほらキタ〜」
J「(゜o゜)」
 
握力MAXランディング!
信頼の淀川トーピード
信頼の淀川トーピード
 
その頃、エ&吐は、勝負を諦めた。
 
吐「エスパー?もう、そろそろ戻る?」
エ「そうっすね、会場まで走ったら、エエ時間すね」
吐「親文等、釣ったんやろか?」
エ「ここだけの話、親文とぷ・福貝超だけは、魚釣らんといて欲しい存在なんすよ!そういうイメージっすわ」
吐「そんなイメージついてるんや・・でも、魚釣らんと帰れやんやろ?あの人・・」
エ「そこが問題なんですよ・・・昼からも、多分・・・同行系?」
吐「・・・・やわなぁ〜・・・行こ!」
 
僕等は、会場に向かった。
いったいなんなんだ 見えね〜
いったいなんなんだ 見えね〜
 
その頃、水路組は、全速力で進む!・・・・・・パドルで!!!
 
J「・・・・もう・・これで最後やな・・・・あ〜えらぁ、何じゃコリャ・・・・・もう二度と、私は、あなたと乗りません」
親「グタグタ言うとらんと、しっかり漕がんかい!!ホンマにトロくさいっ」
 
水郷めぐりか!?お客を二人乗せ、袈裟をかぶった船頭!発見!!!
JUNのパドルにも力が入る。 逃がしてなるものかの勢い!一気に射程範囲に!!
 
J「あぁぁ〜えらぁ〜 おっちゃ〜ん、お仕事中ごめんなぁ〜 ちょっと教えて」
おじん「何や?」
J「西の湖行きたいんやけど、もう、結構、近い?」
お「西の湖?・・・・何でこんなトコにおるんや? 反対方向やぞ! ずーっとずーっと向こうや!!」
J「反対方向って・・・・・・俺等が、来た方向・・なん?」
お「そうや」
 
一瞬の沈黙・・そして、大声で
 
親「も〜ぉ 終わりだね  僕等〜 Nに帰れない
 
四人の視線が突き刺さる。 微動だにせず、歌い続ける。
 
お「・・・・にいやん、大丈夫なんか!?」
J「あ〜もう、気にせんといて!この人、制御不能になると、殴りかかるか、歌いだすか、やから」
 
おじんと客の凄まじい熱視線!
 
J「おっちゃん、ありがとう」
  さよならぁ〜さよならぁ〜さよなら〜ぁあ 僕等はNにもどぉれない〜
  迷ったのは〜確かに 僕のせい 突き進んだ〜ぼ〜くのせい〜
(プルルル〜 プルルル〜 ガチャ)
エ「もしもし?何処にいるんですか?戻ってきてないのJUN君等だけですよ」
J「助けてくれ!なっともならんわ・・もう」
エ「・・何すか?・・・何か聞こえますけど・・大丈夫っすか?」
J「どえらいハズイやろ?まだ今日は歌やでエエけど・・・小田和正や・・・替え歌や・・」
エ「ちょっと、電話替わりますね」
 
N子のゴー丸ハンター BROTHER・トモ に替わる。
 
Bと「何が見えますか?」
J「ごめんね、迷惑かけて・・・・えぇ〜と、何か!打ちっぱなしみたいなん見えるわ」
Bと「エッ!?・・・・・あぁ〜・・・どえらいトコまで行ってますね・・車で行きますんで、待っててください」
J「マジで!? すんません・・皆さんにも謝っといてください」
  迷ったのは 確かに 僕のせい 突き進んだ〜 僕のせい〜」
 
替え歌、完唱。 僕等は、エスパーとB・ともの迎えを待ち、めちゃくちゃなトコから船を上げ、車にて、会場に戻った。
 
 
どんだけ待たすんね!熱視線
どんだけ待たすんね!熱視線
 
会場に戻り、大会参加者、関係者の方々に軽く謝罪をし、かなり遅れた計量が始まった。
ブラックを釣り上げてきたのは、四人!?30人弱出て、4人である。
恐ろしい程の、ヘタクソ揃いである。 まぁ、そんな中でも釣る人は釣るもんやなぁ〜
 
優勝 58cm 日本ぷろぺら狂会 さべ殿
二位 50cm 人知れず5丸ハンター BROTHER・とも殿
三位 33cm 湖東の番人 やす殿
四位 31cm 勢州水面 親文
 
精鋭四人に、割れんばかりの拍手!
 
釣りが、ウマイらしいよ〜
釣りが、ウマイらしいよ〜
実は、N湖戦、前日、熱く語り合った二人↓
二人揃ってのウエイン!素晴らしい。
 
三重のデカバスハンター&三重のチビバスハンター
三重のデカバスハンター&三重のチビバスハンター
 
そして、例のごとく、代表者が釣ってこなかったクラブ3名のボスが、顔面落書きの餌食となる。
 
わたくし、余裕である。   が、しかし!?誰かが私を呼ぶ??
 
親文!はやくステージに上がってください
親「は??俺、釣ったやんけ!」
ぷ・副「親文〜みんなの代弁して言うけど・・そ〜と〜待たしたにぃ そらぁ、皆、納まらんちゃう?」
親「・・・・・・貴様〜・・・・・・」
 
そして、落書きは始まり、屈辱と怒りの中で、四人は、 次こそは と、思うのでした。
お前?この顔で家まで帰れるんか?
お前?この顔で家まで帰れるんか?
SPECIAL THANKS
 
ぷろぺら狂会 副貝蝶
湖東の番人 やす
N子の5丸ハンター BROTHER・とも
 
潜りアングラー 潜コンビ
水郷巡り・船頭 おじんGER
 
JUN
吐夢
エスパーD
親文
 
親「よしよし、わかったわかったから待っとけや、この次や」
 
 
俺のポテンシャル・・・俺の・・
俺のポテンシャル・・・俺の・・

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