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H18,10,1
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受付、午前3時。4時前に我等は水面に滑り出した。 皆、思い想いのポイントに向け走りだす。
J「親文?・・何?走らんの?」
親「フッ、あい等みんな走ってくやろ?逆に盲点!会場付近や!」
J「釣れるん?」
親「・・・・・・・」
J「・・・・無言?・・・やわなぁ」
開始早々、JUNにバイト!が、しかしショボい。合わせられない。
親「なっ 来るやろ?」
J「ホンマや」
次、親文に ヒュ〜〜〜〜ポチャンガバババン!!
親「よっしゃっ・・・・・????」
ザバンザバンザバンザバン
親「おかしい・・・コレ・・おかしい・・・」
J「え〜っ 何!?・・・・お〜ヤッたな親文!」
とりあえず、マズマズの魚をGET。 その後、1バイト・・のらず。 再び、会場付近をスローで流す。 ケタケタと数人の笑い声!?て、いうか、ぷろぺら狂会、副会長の笑い声。
J「つうか、まだ浮いてないんや??」
親「あい等、何やっとんや!余裕ブチかましか! まぁ、エエがん とにかくわしは、魚、獲らなあかんねん! 行くぞ!大移動や」
二人は、副会長の笑い声を聞きながら、会場付近を後にした。
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その頃、エスパーDと吐夢は、民家沿いを打ちながら釣り上がって行った。
吐「わぁ〜久しぶりやわぁ N湖。 何としても獲りたいなぁ〜」
エ「エッ?来たことあるんすか?」
吐「うん エエのは釣ったコトないけどね・・・エスパーは、どうなん?」
エ「僕は、去年から親文に連れてきてもうて・・・・けど、魚は未だ見れてないんすよぉ 何か親文的には、僕は、厄病神的存在らしくて・・・お前を連れてってからN湖で釣れんくなったとか・・色々言われてます」
吐「マジで!?・・・・・それって・・・俺、キツくない?」
エ「大丈夫ですよ!あの人、無茶苦茶言いますもん・・・」
バイトもないまま、闇が去り、ボルテージ・MAX! 朝マズメを迎えた。
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その頃、長命寺川付近で朝マズメを迎えた 親&J
二人のキャストは、冴えまくり、生唾ゴックン!アクションを繰り返す。
ポ チャ〜ン・・・・・・・・ジョロッ・・グルン・ジョッジョッガボッ!
親「おら来た〜〜〜抜けた〜」
J「おいおい 来る来る」
パシャ!
親「また来た〜〜〜もってってない・・」
その後、早起きオジンガーの漁師船のエンジントラブルによる騒音&またもや漁師船の藻絡み、前進、バックの繰り返しの爆音にヤル気を削がれた二人は、長命寺川からN湖に続く水路に向かった。
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(プルルルル〜プルルルル〜)
親「はい?」
ぷろぺら・副会長「親文、今、いいです?片っ端から電話してるんやけど、誰も、わしの話相手になってくれやんもんで!親文、どーせ魚、釣ってませんのやろ??」
親「あのさぁ〜、勘弁してくれやんかなぁ〜一緒にせんといてや!て、いうか釣りせんか!投げんと釣れやんど」
ぷ・副「何かね〜わし、投げるとヤッてまう予感するんやわぁ〜 そやから、あえて、投げてないんですわ〜 わしが釣ると、大会の雰囲気壊すやろぅ〜」
親「とにかくや!わしは、既におそらく優勝であろう魚を釣ってるんやけど、トドメの一発を狙てるねん!」
ぷ・副「えぇぇぇ〜ホンマなん? あ〜そぅ〜 (ブチッ・・・ツーツーツー)
妨害電話をクリアし、何の変哲もないコンクリート護岸を走る。
(プルルルル〜プルルルル〜)
親「・・・・・・JUN!お前とれ」
J「お・・俺? もしもし・・・JUNやけど・・うそぅ〜!?・・・マジで!!・・・ライブウェルに入らん???・・・・さべやん・・・りょう〜か〜い・・言うときます・・はい・・は〜い」
親「何や!フィッシング・マシーンが、クーラーに入らん鯉釣ったてか?」
J「もう、優勝間違いナシやから、魚見に、会場に戻るらしいわ」
親「早っ!!!・・つうか、何処までしょうもねぇ嘘つくんじゃ・・・どーせ雷魚か何かに決まっとる・・・・ブツブツブツ」
僕等は、水路に進入した。
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一方、吐&エは、高鳴る期待とは裏腹に、無情なキャストを繰り返す。
吐「何でやろ・・やっぱ・・・君が・・・」
エ「エッ!?勘弁してくださいよ」
二人を、遠周りで抜いていく一隻の船。ぷろぺら狂会。
エ「彼等、先に入って打ちますよね? なら、僕等、逆に沖行きますか!」
吐「そうやなぁ 行きますか!」
エレキ全開!少しの風の音と水を切り裂く音のはざまで、二人は、かすかに歓喜の叫びを聞いた。
吐「・・・・・ん?・・・・・・釣ったんやろか・・・・」
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水路に入ったものの、魚っ気ナシ。こちらも、無情なキャストを繰り返す。
J「・・・・これ、失敗やろ!?」
親「・・・・・・・」
数十分後
J「・・・・・もう、あかんぞ親文!・・戻ろに!」
親「あのな〜こんなトコまで来といて、何?戻る?冗談は、屁ぇの数だけにしとけよ! よしよし、わかったわかった 言おか!いくら魚っ気ナシか何か知らんけど、バスが1匹もおらん訳ないやろ?N湖も琵琶湖も、この水路も、皆、つながってるねん!ほいで何ね!何ですか?釣り人一人いないんですか? いわばノンプレッシャー状態や!&アシの奥行きもしれとるやろ! 獲れる魚は絶対おるてや!」
J「そ・・そうな〜ん・・・ていうか、このまま進んでN湖戻れるん?」
親「心配すな!行ける行ける」
朝方、獲ったBIGフィッシュの写真を撮り、再び二人は、キャストに集中した。
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沖のエリ、杭周りを丹念に打つが・・・
エ「・・・・何で出やんかなぁ〜・・・・」
吐「・・・・一体、どんだけの人が、魚釣ってるんやろ?」
エ「N湖にしても、B1湖にしても・・・何か、やる気出ませんよね〜 僕等、野池主体やから、色んな変化が欲しいっすわ・・」
吐「エスパー・・・既に、諦めの呟きに聞こえるんやけど?・・て、いうか!!俺は、まだ!諦めてないからさ」
エ「イヤイヤ!!僕もっすよ」
ゴボッ!!
吐「ヨシっ!!」
エ「(゜o゜)」
吐「おぉぉ〜引くわ、エスパー」
バシャバシャ!ン!
吐「うわぁっっ・・・」
エ「ポっ」
吐「ロ〜ン・・」
エ「勘弁してくださいよ!ポロンとか」
吐「・・けど、ヤル気出たやろ?」
二人は、再びヤル気マンマン子!もくもくとマシンガン・キャストを繰り返していった。 そこいら一帯は、晩秋から冬のポイントであることも知らずに・・・・。
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一方、水路組は・・
J「これ・・野生の勘的には、どっちなん?」
親「・・・これも、右やろ・・」
J「また右!?これは左やろ?・・ていうか、電話して聞いてよぉ」
幾つかの分岐で、湖東の番人・やす に電話を入れる。 話が長いので、少略。
や「そらぁ、ちょっと・・わかりませんわ・・」
親「あのさ〜わからんて!自分?湖東の番人ちゃうの?それは、ないやろ〜」
や「大体、行かんすもん!そんなトコ」
親「そんなトコ?おぉ〜言うたのぅ そんなトコ? へぇ〜そんなトコ(ブチッ ツーツーツー)
や「あれっ!?もしもし?・・・・切りよった・・」
僕等は、右に進んだ。
そして、ほどなく、多少の魚っ気!変化のある部分を打つ。
アシに小枝がかぶさり合い、その中では(ジョロジョロ)と小さな流れアリ。
そして、音もなく
モワァっ!!
親「コラァ!?何さらしとんじゃ〜〜」
J「!?うわぁっ・・・しもた・・・」
親「よそ見等、しとるでじゃ!!」
更に、僕等は突き進んで行った。
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ベイトがざわつく、すかさずキャスト!着水同時かなジャーク!一発反射食い狙い!
J「!?アレッ?・・糸絡んだわ・・いや?付いとる?・・ゴミか?・・・・・・・ウァオォォ〜ヤリィィィ〜(ミラクル・ジムばりの)」
親「なっ!釣れたやろ?」
J「何でやろ?・・・・全然ウレシねぇ・・」
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更に、進むと・・死角から人の声!? そして対面!潜りアングラー!潜コンビ!
2時間振りに、人間を見た二人は、言葉を発するでもなく、満面の笑みで、ただただ潜コンビを見つめる。 こいつ等、N湖から来ている。しかも、わし等の進行方向から・・。これで、帰れる。て、いうか戻れる。二人は、思った。
潜「(何なんや・・こいつ等・・ニヤニヤして)・・・ど、どうですか?釣れます?」
笑いながら
J「釣れませんよ!」
潜「僕等も、全然あきませんわ・・選択間違えましたわ・・今日は、絶対本湖でしたわ・・・水、死んでますもん・・」
親「水?・・コレ、死んでるんか?」
潜「僕等、ワームでやってても、たまに、ショートバイトのみ!みたいな! 全然、釣れません」
親「何てぇぇ〜!?・・・・ほんなら俺等、どうなんのや?トップどないなんのや!?」
潜「・・・・出ないっしょ」
親「あっきゃろぅ、出ないっしょ〜?ふざけやがって」
J「いやいや、この人等、ふざけてないからさ!・・ごめんね〜もう、行って行って」
親「待てぇ!逃げるんか!?俺は、何がなんでも釣らなあかんのじゃ〜〜」
潜「・・・・・・・・」
潜コンビは、僕等の視覚から、姿を消した。
親「おいっ!?聞かへんだやねえか!帰り道!!!」
J「・・・・・・・・死んだなぁ・・・・遭難か・・」
親「しゃーない このままでは終了時間に間に合わん・・とりあえず、打たんと全速で飛ばすわ」
細い水路を、カヌーで全速。・・・しかし
J「・・・・・つうか・・・・いつまで2速で走っとんの?もっと飛ばしてよ」
親「・・・・・・・・・it,aファィナル カウントダーァン」
J「エエっ!?」
親「パラパーラ パラパッパッパ パラパーラ パラパッパッパッパッパー
タララーラー タラタッタッタ タララーラー タラタッタッタッタ〜タララータラタラタラタラ ズドンズドンズドンズドンタラララズドンズドン・・・
J「・・あのさぁ〜・・確かに、最後の秒読み体制なんはわかるけど・・・(ちなみに、ヨーロッパのファイナル・カウントダウンらしい・・)」
僕等は、て、いうか僕は、耳障りな、誰かのアカペラ、でたらめ英語を無理矢理聞かされながら、逃げるすべもなく、身をゆだねた。
親「ちょっと、バッテリー休憩や」
J「はっきり言うよ!間に合わんよ」
親「ちょっと投げるわ!ちょっとだけや」
J「・・・・・・俺も・・・かよ・・」
二人は、キャストに集中した。
アシの前に、バラけた小枝。
おもむろにキャスト!そして、ポーズ!左右の首振り!
ガバッ!!
親「ほらキタ〜」
J「(゜o゜)」
握力MAXランディング!
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その頃、エ&吐は、勝負を諦めた。
吐「エスパー?もう、そろそろ戻る?」
エ「そうっすね、会場まで走ったら、エエ時間すね」
吐「親文等、釣ったんやろか?」
エ「ここだけの話、親文とぷ・福貝超だけは、魚釣らんといて欲しい存在なんすよ!そういうイメージっすわ」
吐「そんなイメージついてるんや・・でも、魚釣らんと帰れやんやろ?あの人・・」
エ「そこが問題なんですよ・・・昼からも、多分・・・同行系?」
吐「・・・・やわなぁ〜・・・行こ!」
僕等は、会場に向かった。
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その頃、水路組は、全速力で進む!・・・・・・パドルで!!!
J「・・・・もう・・これで最後やな・・・・あ〜えらぁ、何じゃコリャ・・・・・もう二度と、私は、あなたと乗りません」
親「グタグタ言うとらんと、しっかり漕がんかい!!ホンマにトロくさいっ」
水郷めぐりか!?お客を二人乗せ、袈裟をかぶった船頭!発見!!!
JUNのパドルにも力が入る。 逃がしてなるものかの勢い!一気に射程範囲に!!
J「あぁぁ〜えらぁ〜 おっちゃ〜ん、お仕事中ごめんなぁ〜 ちょっと教えて」
おじん「何や?」
J「西の湖行きたいんやけど、もう、結構、近い?」
お「西の湖?・・・・何でこんなトコにおるんや? 反対方向やぞ! ずーっとずーっと向こうや!!」
J「反対方向って・・・・・・俺等が、来た方向・・なん?」
お「そうや」
一瞬の沈黙・・そして、大声で
親「も〜ぉ 終わりだね 僕等〜 Nに帰れない
四人の視線が突き刺さる。 微動だにせず、歌い続ける。
お「・・・・にいやん、大丈夫なんか!?」
J「あ〜もう、気にせんといて!この人、制御不能になると、殴りかかるか、歌いだすか、やから」
おじんと客の凄まじい熱視線!
J「おっちゃん、ありがとう」
さよならぁ〜さよならぁ〜さよなら〜ぁあ 僕等はNにもどぉれない〜
迷ったのは〜確かに 僕のせい 突き進んだ〜ぼ〜くのせい〜
(プルルル〜 プルルル〜 ガチャ)
エ「もしもし?何処にいるんですか?戻ってきてないのJUN君等だけですよ」
J「助けてくれ!なっともならんわ・・もう」
エ「・・何すか?・・・何か聞こえますけど・・大丈夫っすか?」
J「どえらいハズイやろ?まだ今日は歌やでエエけど・・・小田和正や・・・替え歌や・・」
エ「ちょっと、電話替わりますね」
N子のゴー丸ハンター BROTHER・トモ に替わる。
Bと「何が見えますか?」
J「ごめんね、迷惑かけて・・・・えぇ〜と、何か!打ちっぱなしみたいなん見えるわ」
Bと「エッ!?・・・・・あぁ〜・・・どえらいトコまで行ってますね・・車で行きますんで、待っててください」
J「マジで!? すんません・・皆さんにも謝っといてください」
迷ったのは 確かに 僕のせい 突き進んだ〜 僕のせい〜」
替え歌、完唱。 僕等は、エスパーとB・ともの迎えを待ち、めちゃくちゃなトコから船を上げ、車にて、会場に戻った。
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会場に戻り、大会参加者、関係者の方々に軽く謝罪をし、かなり遅れた計量が始まった。
ブラックを釣り上げてきたのは、四人!?30人弱出て、4人である。
恐ろしい程の、ヘタクソ揃いである。 まぁ、そんな中でも釣る人は釣るもんやなぁ〜
優勝 58cm 日本ぷろぺら狂会 さべ殿
二位 50cm 人知れず5丸ハンター BROTHER・とも殿
三位 33cm 湖東の番人 やす殿
四位 31cm 勢州水面 親文
精鋭四人に、割れんばかりの拍手!
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実は、N湖戦、前日、熱く語り合った二人↓
二人揃ってのウエイン!素晴らしい。
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そして、例のごとく、代表者が釣ってこなかったクラブ3名のボスが、顔面落書きの餌食となる。
わたくし、余裕である。 が、しかし!?誰かが私を呼ぶ??
「親文!はやくステージに上がってください」
親「は??俺、釣ったやんけ!」
ぷ・副「親文〜みんなの代弁して言うけど・・そ〜と〜待たしたにぃ そらぁ、皆、納まらんちゃう?」
親「・・・・・・貴様〜・・・・・・」
そして、落書きは始まり、屈辱と怒りの中で、四人は、 次こそは と、思うのでした。
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SPECIAL THANKS
ぷろぺら狂会 副貝蝶
湖東の番人 やす
N子の5丸ハンター BROTHER・とも
潜りアングラー 潜コンビ
水郷巡り・船頭 おじんGER
JUN
吐夢
エスパーD
親文
親「よしよし、わかったわかったから待っとけや、この次や」
完敗
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