道楽全日本選手権大会

08年6月8日

全国11ヶ所で一斉に開催される《道楽日本選手権》
 
中部地区は、三重県 三瀬谷ダム で開催される
 
デカイの獲るなら琵琶湖か九州
 
わかってはいるが、九州なんて行ける訳もなく
 
琵琶湖での出場も考えたりもしたが・・やはり・・地元の開催地を無視できなかった
 
昔は、よく通ったが、今となっては年に2、3回?行く程度の開催地
 
だが、人の目は違う
 
釣っても当たり前?・・釣れなければ「あい等、地元のクセに!」 である
 
そう考えるのは私だけでしょうか?
 
私は猛烈なプレッシャーに襲われていました
 
そう、いわゆる・・プレッシャーVS俺 というやつです
 
私の性格上、何が何でも魚を釣らなければならないのです
 
そう、勢州水面・・イヤッ俺のメンツにかけて・・
 
大会2週間前位から、雨の降った日をチェックしていました
 
そして、わかる限りのダムの放水回数
 
5月25日、単独で様子見
 
午前中のみチェック程度で流し、約10バイト&チビ数匹GET
 
のちにも激しく雨が降り続いた事もあり、6月7日反則的行為、前日プラ決行
 
その日のフィールドの状況は、私がダム崩壊直後以来、見たことがない程、タフな状態でした
 
泥濁りした水面には、ベイトはおろか、一切の生物反応を感じる事はありませんでした
 
完全に見失いました
 
私の知る限りのポイント・・・全てが沈黙でした
 
地元ゆえのアドバンテージはあるのでしょうか?
 
路頭に迷いました
 
下流から上流までバッテリー2個で流しました
 
途中出会った”潜りコンビ”に聞いてみても・・釣れていない・・潜りで!?・・釣れていないのである
 
私は敗北を確信したまま・・大会当日を迎えました
4時30分、一斉スタート
 
前日よりも70cm?減水?
 
ローライト、薄明かりの中でベイトの跳ねる音?バスの捕食音?確認?
 
「イケる?」昨日より状況がイイ
 
俄然イイ、ライトを照らす・・水の色も昨日よりはイイ
 
完全に明るくなってから、上に昇るか、下に下るか考える事にした
 
とりあえず・・俺には策が無いのです
 
会場付近で、一番先に水が綺麗になり出す所?・・・俺と姐は、ゆっくり船を進めた
 
マズメ暗いMAXの中で、遠くで、誰かの歓喜?の声を聞いた・・・
 
親「釣ったんか??・・あかん・・絶対釣らなあかん・・ヤバイのぅぅ〜・・どうしたらエエんね」
 
次第に辺りはしっかりと見えはじめた
 
親「水、昨日より全然マシやな・・」
 
ガバッ!!
 
姐「きた!!」
 
ガボッ!!
 
姐「あかん・・食いそこねたわ」
 
親「嘘やろ?頼むわ・・」
 
魚体を確認した姐曰く、約35・・ほぼ間違えなく地区優勝サイズ(アベレージ25?のダム)
 
角度を変え、ルアーを変え、殺気バリバリで投げまくるも・・訳ない
 
親「姐さん・・走るわ」
 
姐「当てあるん?」
 
親「・・・・・・・・・・」
 
当て等なかった
 
が、しかし、昨日よりは状況は良くなってきているのは確か
 
色んな事を考え過ぎて、頭の中はグシャグシャである
 
とりあえず、周りの風景を見ながら走った
あまりの口数の少なさに、私は親文の本気を感じていました
 
帽子の被り方を見ても、笑う事もできず、本流両サイドを真剣な眼差しで確認しながらの走行でした
 
時折、船を止め、1,2投しては、再び走るを繰り返していました
ほぼ、会話を交わす事もなく、ラン&ガン?
 
そして、あるエリアで何かを感じたのでしょうか??
 
大きく移動しました ひたすら走りました
 
そして、船はスローに止まり、ゆっくりと進み、親文がキャストを始めました
 
釣り?開始です
 
親「やっぱ汚ねえのぅ・・投げやな釣れやんからな・・ちょっとナメてくわ」
 
親文は、道楽のリールを1個しか持っていないので、今回は1本仕立て
 
私は、いつも1本仕立て
 
ルアーの種類がカブらない様に、2人が違うカテゴリのルアーを使いました
 
姐「もう、こうなったらコレ付けたろ!」
 
親「嘘やろ?・・・何や・・・捨てたのぅ・・・」
 
姐「捨てたのぅって、何が?コレ意外とモゾモゾするんやに」
 
親「・・・無理や・・・エエよ、俺が釣るから」
若干のベイトの反応、若干、水・・綺麗?
 
私には、あまり差はわからないが、後ろの口臭の臭い人が言っている
 
そして、私にも確認できた・・・水の綺麗なエリア、というよりは、綺麗な部分
 
モグモグ!!
 
姐「きた〜!!」
 
親「おおおおおぉぉぉぉぉ〜」
 
バレるな、バレるな、心から祈りました
 
姐「魚が見えやん、濁り過ぎや」
 
親「俺が獲る、こっちへ誘導しろ!!」
 
恐ろしい程の真剣な顔で、一気にラインを持ち抜き上げた
 
姐「ヤッたわ」
 
親「うおぉぉぉ〜ヤッたのぅヤッたのぅ」
 
姐「とりあえずよかったわ」
 
親「よかったのう・・ホンマよかったのう」
 
ただ、ただ、サイズに関係なく、私以上に大喜びする親文がいた
 
姐「ていうか、危ない!ちゅうの!おとなしいしとけアホ!!」
 
転覆しそうでした(汗)
親「よっしゃ、次は俺やのぅ 移動や」
 
一気にプレッシャーから解き放れました
 
姐が釣ったポイントの環境・・・思いあたる所がいくつかありました
 
一気に目指します
 
見た目のマジック(何処にでもバスがいそうに見える?)に惑わされることなく
 
そして、ポイントに到着
 
ライブウェルのエアーポンプの音が気になる
 
ブーーーーーーー
 
確実に船底を伝わっている・・・
 
音が拡散されるエリアならいいが、音を跳ね返すエリアもある
 
誰も気にする人はいない?だろう?
 
が、しかし俺は気になってしょうがない
 
ましてや、今日のフィールドがタフなのは、紛れもない事実なのだから
 
親「なぁ?ブクブクの音、気にならん?」
 
姐「はぁ?・・何言うとんや」
 
親「これ・・多分、ていうか絶対に辺り一帯にノイズ伝わってると思うんやわ?」
 
姐「だから、何や」
 
親「ポイントに着いて、投げとる時だけ・・」
 
姐「アホぬかすな、私の魚死んだらどうすんのや」
 
親「いやっ、ちょっとだけでエエんや・・」
 
姐「お前何や、潜って音確認したんか?ブクブク切れやと?冗談も口臭だけにしとかんかっ」
 
親「・・・・・・」
 
ある程度、釣れるポイントが絞れだした気になった?
 
そして、やはり行けば、バスの姿は確認できたりもした
が、しかし、居れば必ず釣れる?なんて事はなく
 
居ても食わんのが、私の理論
 
そして、大会終了1時間前、携帯のアラーム(遅刻失格常習犯の為、あらかじめSET)が鳴った
 
そう・・・私は・・・ノーバイトのまま
無理矢理?大会会場に向かった
姐「遅いなぁ、もっと飛ばしてさ」
 
親「押忍、ていうか、これ全速や」
 
姐「・・・そいで・・何や?何ちゅう顔しとのや?」
 
親「低空姿勢のが空気抵抗的には早いんちゃうか!?姐さん?低空姿勢や!早く!!」
 
姐「・・・アホくさ・・・」
大会終了1分前に滑り込みで間に合いました
 
約17人参加で、4人の人が魚を釣った様です
ベビーマンモスで29、5!!
そして、大会終了後の集合写真を撮り、道楽日本選手権は幕を閉じました
 
いつも、親文は言うてます「1日1匹でエエねん」
 
私も、今回の大会で、1匹の偉大さを痛感し、初心に戻った様な感動がありました。
 
まだまだ勉強中ですが ^_^;
 
前日、無理矢理、親文に連れられて状況を見に行ってくれた吐夢、そして親文
 
2人のお陰で?当日、バスを釣ることができました
 
ありがとう
 
終わり


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[水面の乱TOP]
道楽全日本選手権大会
全国145人中 15位