激闘豪丸狩O
 
 
 
H20.3.20


 
激闘豪丸狩  明るい時間帯に豪丸を掛け、手にした時のみ更新される釣行記である
 
昨今のこの地域の釣り場事情の中で、激闘豪丸狩を更新させる事は容易ではありません
 
と、言うよりは、私共の技量では、なかなか獲れない  これが正解かも知れません
 
その昔、素晴らしいフィールドは沢山ありました
 
その多くは釣禁になり、残されたフィールドは、アングラーのプレッシャーを余儀なくされた
 
更に、フィールドの減少は進み、駆除、護岸工事による全滅は確実に釣果に影響を及ぼしています


 
今回で激闘豪丸狩は16話
 
たったの16匹・・されど、私共には貴重な16匹です
 
琵琶湖水系以外では、毎回違った釣り場で更新してきました
 
そこには、先に述べた様に潰れていったフィールドもあります
 
そして、今回の野池は、2回目の登場です
 
 
発達した低気圧は、まとまった雨を降らせ、1日半降り続き、止んだ午後
 
一つの野池、その一つのポイントだけに絞り、単独パラノイア釣行
 
満水は池のあらゆる所に水を行き渡し、また、濁りはかなり強い
 
雨と引き換えに吹き出した風は強く、水面を波立たせている
 
最奥部、最大のインレット、そして風の影響を受けにくいシャローエリア
 
数日前の好天で急激に上昇した水温は、この二日間の雨で3℃低下
 
目に見えなくとも、把握しているバックウォーターの流れから自然に形取る水路の位置
 
満水によるオーバーフロー、広がる水流、樹木や立ち木に当たりヨレる水流
 
狙うべき打ち面は理解しているつもりだ・・しかし絶対ではない
 
マッディーウォーター近距離戦
 
前を向いたまま、前に進む
 
無駄な動きはしない
 
あらゆる方向、あらゆる角度から、投げ入れられる全てのジャングリラの隙間を打つ
 
そこには、ボートでは獲れない魚がいる
 
太い立ち木、水上、水中に枝分かれする中、小の枝
 
風波と水流の混じりあう木々の間にプレゼンテーション
 
激しく、やさしく、メリハリと間合いの中で”モワッ”押し上げられたルアー
 
間髪入れずに激しい首振りに”ガバッ”
 
濁りがキツ過ぎてハッキリとは見えなかったが、押さえ込む様に反転していった金色の魚体はいいサイズだった
 
食いそこね
 
ジャングリラ密集地帯がフィルター代わりになり、水流を殆どカットしている
 
後ろを振り返れば強い風波、目の前のポイントは無風
 
ポーズ中、ごくゆっくりと微かに流れるルアー
 
その流れは岸辺にぶつかり、方向を変え、私の方へ流れていた
 
数回のキャスト、マッディ&ショート、己の動きを殺し、竿先まで誘い続ける
 
ルアーチェンジ、再度キャスト、竿先5メートル、大きく水面は崩れた
 
数秒後、強い力で下顎を掴んだ
 
一気に満たされてしまう自分がいます
 
釣行を重ねども重ねども、釣れない自分がいます
 
己の自己満足の為に、自分を責め、又、苛立ち、今度こそは、今度こそはと、願い、釣行を重ねます
 
人によって考え方、価値観は大きく違います
 
私は、闇の豪丸10本より、光の豪丸1本のが満たされます
 
私は、簡単に豪丸が獲れる釣り場を知りません
 
そして、豪丸を誘い出す技量も持ち合わせていません
 
行き続ける事、そして、投げ続ける事
 
そして、今度は17話目のドラマを求め釣行を重ねます
 
頑張れば頑張る程、釣れない期間が長ければ長い程、良くも悪くも、大きな感動を与えてくれます
 
今年も、とりあえず、激闘豪丸狩は更新されました
 
きっと、他の構成員も、数少ないドラマを作ってくれると思います
 
私の考えるトップウォーター・フィッシング
 
真髄は ”投げ続ける” こと
 
そして、最強のテクニックは ”熱意” である
 
エッ!?違う!?

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