絵本の部屋

本屋さんに行くと必ず絵本を見ます。
図書館でもよく借りています。
感じたこと、教えてもらったことを書いています。
   


タイトル  作者  絵  訳者 出版社の順です。


魔法の夜     



しろいくまとくすのき     川島誠   絵 長新太    



なんででんねん 天神はん    今江祥智    絵 長新太   童心社



ペンキや    梨木香歩   出久根 育    理論社
お話も絵もどちらも素敵。朝から参ってしまう。うーん、またあとで書き込もう。
色の持つ力、絵ではなくて生活のある場所での色。人の心にとても大切なことだね。
人それぞれ、好きな色欲しい色、必要な色は違うけれど。今思うこと。2004年09月17日



デューク    江國香織   山本容子   講談社
本の部屋にも書きましたが、ここにも。文庫本くらいの大きさの絵本です。



ちいさいモモちゃん3   あめこんこん  松谷みよ子  中谷千代子  講談社
モモちゃん40周年の復刻版です。母ちゃんも小さい頃、モモももちゃんシリーズはよく読んだものです。ちょうどちゃんがめが傘を差して出かけるようになったときに見つけました。この話と同じように、雨が降ってなくても気分で傘をさして家の前をウロウロしているちゃんがめです。雨の日も好きになってくれるといいなあ・・・と思っています。



のせて のせて   松谷みよ子   東光寺 啓   童心社
ちゃんがめが一番最初に好んで読んだ絵本。繰り返しの場面や文章に、何度もきゃっきゃっと喜び、真剣な顔をして、動物たちを乗せてあげると答え、トンネルから外に出る場面では本の上をおもちゃの自動車が走りました。



元気になれそう     スタジオジブリスタッフ
魔女の宅急便を基に描かれた詩集。完成された絵ではなくて、絵コンテのままなのが新鮮。
キキの弱いところ、悩んでいるところ。通ってきたような道のような気がする。



さんぽにいこうよ   佐藤さとる    村上勉    偕成社
だれもいない公園の地面に、あっちゃんが描いた大きなゾウ。ゾウが動き出してアッちゃんと散歩を始めました。細い道でも車が来てもゾウはうまく交わして歩きます。
文も優しいし、絵もかわいいのでちゃんがめも好きなお話です。



ながぐつをはいたねこ   香山美子    佐野洋子   ひさかたチャイル
原作ペローの昔話。絵が佐野さんになると、人癖ありそうなネコになるからおもしろい。
このネコにとっての長靴ってなんなんだろう。コタツでまあるくなってばかりじゃないってことの主張かなあ?



但馬風土記  悪ガキ絵日記     村上勉     フレーベル館
コロボックルでお馴染みの村上さんの本。村上さんの少年時代の悪ガキ振りが、とことん書かれている。楽しい。色がセピアっぽくて、着ている物、生活の様子が懐かしく描かれています。
相当の悪ガキやったんやなあ。但馬の言葉も柔らかくて心地いい。昭和27年ごろの少年たちは、なんとたくましく、優しく、巧に生きていたのでありましょう。良くも悪くも生きる知恵があって、ユーモラス。たいしたものだと、元気になりました。



わすれんぼうをなおすには   角野栄子  西川おさむ   旺文社
このタイトルをみたとき、目にも耳にも痛くて、一度通り過ぎたのですが、やっぱり借りてきました。
最近、忘れてばかり。困ったものです。このララさんも、忘れん坊さんですが、この方の場合は人の役に立つことばかりなのだから、うらやましい。こういう人に私はなりたい・・・せめて・・・・



金曜日の砂糖ちゃん     酒井駒子   偕成社  
2004・5・2
梨木さんの新刊だけのつもりでいたのに・・・買ってしまった。
酒井さんのコーナーやっててんもん。小さな絵本です。お話が3編。
金曜日の砂糖ちゃんの寝息やら、蟷螂のオドロオドロシイ目とか、少年のくさっぱらを歩くくすぐったさやオルガンのならない音までも、しーんとした時間の中で聞こえてくるからたまらんのです。
3つ目のお話のラストは、怖くてゾクッとしました。あかん!!と叫んでしまったよ。



エンジェルズ アイ   山本容子    講談社
世界の各地で歌われてる22曲を「天使の視点」で描いたもの。
山本さんは下書はしない。イメージの中のものを直接銅版に表現していく人です。
嬉しい発見あり。梨木さんがラジオでリクエストされた「星めぐりのうた」もあったんです。
  あかいめだまのさそ    ひろげた鷲のつばさ
  あをいめだまのこいぬ   ひかりのへびのとぐろ
  オリオンは高くうたひ    つゆとしもをおとす
  アンドロメダのくもは    さかなのくちのかたち
  大ぐまのあしをきたに   五つのばしたところ
  小ぐまのひたひのうへ   そらのめぐりのめあて
好きな方たちが繋がっていると嬉しくなります。



エズラ・ジャック・キーツ
キーツさんの存在を知る始まりの本。見つけたのは宮崎空港内の書店。
ここは帰省の時によるだけなのに、掘り出し物が置いてあるからお気に入りの本屋です。
これはキーツさんの生い立ちから、作品のあれこれ、表現方法などがある。



マジョモリ       梨木香歩   早川司寿乃
昔々のお母さんと遊べたらどんなに楽しいだろう。少女なのに、てきぱきしてるとこなんておもしろいよなあ。図書館で借りました。早く手元に・・・・と思います。
早川さんの絵も素敵。さらっとしてて、最後のショートケーキの場面なんて、にくいよなあ。



おこちゃん     山本容子    ほるぷ社
これ、本屋さんで立ち読みしてて思わず噴出して大笑いして、周囲にご迷惑かけました。
おこちゃん・・・味があるんです。と同時に、思い出すことあれこれ・・・・
私の味はまだまだですが、昔、塗りたてのアスファルトの道に、エイッと走りこんで、足がのめりこんで抜けなくなて、たくさんの人の手を借りて救出されたこと。
オシロイバナの種が欲しくて、溝をまたいで手を伸ばして採ってたら、ランドセルの重みで逆さまにひっくり返って、頭から溝にはまりました。これも助けてもらいました。
ちゃんがめのやらかすことも、怒れませんねえ。
山本さんの作品は好きです。G・コクトーである個展や原画展は、見ている時間がシアワセです。



おばあさんのひこうき    佐藤さとる    村上勉
「MOE]のコロボックルの世界を取り上げていた中で、梨木香歩さんの好きな1冊としてあげていた本。なんと、フラリ出かけたフリーマーケットで見つけました。10円でしたあ。
編み物好きなおばあさんが、蝶ちょの模様を編み出し始めてから不思議が起こります。
その模様を編むと空を飛べることがわかって、ヒコーキ編んじゃうんです
好きなことをぎりぎりまで続けていくと、こんなおもしろい出来事に遭えるのかな。



春の日に    エズラ・ジャック・キーツ   訳 いぬいゆみこ    偕成社
俳句が英語化されていて、それにキーツさんの世界を表現。
コラージュの技法がおもしろい。素材もいろいろ。
何でこんなに日本の心を素敵に映し出せるんでしょう。恐れ入りましたです。
ちょっと染めっぽい感じもあって、そこがまたくすぐられるんです。



ピーターのくちぶえ    E/J/キーツ    訳 きじまはじめ   偕成社
「くちぶえがふけたらいいなあ」ピーターは一人、いろんな場所で、いろんな格好をして口笛の練習をします。カラフルな色に大胆な画面構成。ピーターの仕草や表情が豊かに書かれています。
キーツさんは子供の動きを熟知してるんやなあ。どこか日本的な要素を受けるのは、北斎や広重の影響もあるのでしょうか。



ピーターのいす   E/J・キーツ   訳 きじまはじめ   偕成社
お兄ちゃんになったピーターは、それまで使っていた自分のゆりかごや食堂のいすを、生まれたばかりの妹のために、ピンクに塗り替えられてしまいます。
青いいすだけは取られまいと家出までしようと思い立ちますが・・・
コラージュがおもしろい。レースとか使ってます。和紙っぽい物も見られる。切って、貼る・・・・小さい頃にも楽しんだ遊びです。



ワニ  ジャングルの憂鬱 草原の無関心
            梨木香歩    出久根 育    理論社
文章と絵のバランスが絶妙。凄いなあ 。
ストン・・・・と気持ちにに「間」を持たせたかと思うと、自然に切り替えさせたり。
原画みたいなあ。ライオンキングのライオン・・・に馴らされていたので、このライオンに感激。
ヌボ〜〜〜ってしてる感じがいい。
自分が何者であるかを、こんなに究極の方法で知らされるって、たしかに新鮮であったでしょう。
ひっくり返して・・食べる!!!梨木さんの視点も凄すぎますう。



ロンパーちゃんとふうせん   酒井駒子     白泉社
ちゃんがめも私もお気に入りの絵本。ロンパーちゃん=ちゃんがめ・・・と思っている。
酒井さんの絵はさらっと描いてあるのに、だからなのか質感がある。



南極のペンギン    高倉 健    唐仁原教久   集英社
高倉健さんは映像よりも文章でのお付き合いが多い。短い文章だけど物語があって何度も読み返したくなる。唐仁原さんの絵がこれまたぴったり。奄美の画家、田中一村と少女のお話は優しさいっぱいで、ジンジンしてくる。どの話にも高倉さんのチョコットした謙虚さが感じられます。



ラヴ・ユー・フォーエバー   ロバート・マンチ  梅田俊作  訳乃木りか  岩崎書店
母が子を思う愛情がたっぷり、どっさり、ぎょうさん溢れている本。




ほしとたんぽぽ    金子みすず   上野紀子    JULA
多分、きっと母からもらった最後の本。「ちょっと読んでみない?」と何気に渡してくれるのがあの人の技でした。それに何度も踊らされては、はまってしまっていた私。私も娘にコノさらりとした技を伝えていけたらいいんやけど。
「つち」
こッつん こっつん ぶたれるつちは 
よいはたけになってよいむぎうむよ
あさからばんまでふまれるつちは 
よいみちになって くるまをとおすよ
ぶたれぬつちは ふまれぬつちは いらないつちか
いえいえ それは  なもないくさの おやどをするよ



しろいうさぎとくろいうさぎ  ガース・ウィリアムズ  訳まつおかゆうこ  
                                 福音館書店
ずっと一緒にいたいという気持ちを一生懸命に考えて伝えようとする黒ウサギ。
照れる気持ちのほうが多くなているのは、こういう思いと縁遠くなってしまってることなんでしょうか。前はもっと身近に新鮮に・・・・と記憶いたします。



もりにてがみをかいたらね    きたやまようこ   偕成社
ポチブルがいろんな人?にたよりを書きます。その返事がそれぞれ個性的。言葉遊びでもあるお茶目な本です。



とざんでんしゃとモンシロチョウ  長崎源之助   村上勉   あかね書房
「おばあさんのひこうき」と同じように好きなことを続けているおじいさん。息子たちとの同居を断り続けているが、孫の存在は大きい。不思議な女の子が作らせてくれたという、ガクアジサイのつぼと一緒に山を降ります。私はスイッチ縛式の電車にのっつたことがないので、もう一つそのおもしろさが実感できずにいます。残念なこと。箱根に行くことができたらぜひ!!と思います。
この本は天神さんの市で見つけたもの。今出川通りから下がる御前通りは古本屋さんでいっぱいやったのに、今では2軒だけになって淋しいことです。



ちからたろう    今江祥智    田島征三  ポプラ社
小1のとき初めて書いた読書感想文の本。今江さんも田島さんもどちらも好きな作家さん。
こんなに早くに出会っていたのだと知ったのは、ずいぶんと大人になってから。嬉しい再会でした。




女に       谷川俊太郎    佐野洋子    マガジンハウス
絵本ではなくて詩集なんですが、ご夫婦になられてから初めての合作・・やと思うのですが。
谷川さんのちょっと艶っぽい言葉が、佐野さんの絵でさらに味わいたっぷりに。



 まりーちゃんのくりすます   フランソワーズ    訳与田準一  
                                 岩波出版
私が持っていた「まりーちゃんとひつじのぱたぽん」はもう35年前のこと。
実家のどこかにあるはず・・・・と信じている。
繰り返される話の展開は、詠んでいくうちに覚えてしまう。スカーフをよく真似しました。



絵の中のぼくの村      田島征三      くもん出版
この本は映画化もされていて、映像も裏切られなくてよかった。
双子の男の子が素朴でかわいかった。音楽を担当したのは「カテリーナ古楽合奏団」
中世ルネサンスの器楽合奏のパイオニアです。音がずっと耳に残っててCDも購入。
♪♪ Ductia ♪♪



ふたりはふたご      田島征彦  征三    くもん出版
田島兄弟の合作。G・ヒルゲートで原画展も見る。征彦さんは型染め、征三さんは油絵。
それぞれの持ち味を生かして、ちっとも違和感なくさすがね。。。
作業から考えると、染めのほうが先だろうなあ。原画はいいです。
色が本物だし、伝わってくるものが大きいです。



木を植えた男    ジャン・ジオノ   フレデリック・バッグ  訳寺岡襄 
                                     あすなろ書房
今、見えていたり、知っている森や林、公園の木も、初めは誰かが植えたものかもしれない。
私が公園にこそっと植えているどんぐりの実。いつか芽が出るでしょうか?



たくさんのふしぎ   天野祐吉   辻本洋太郎   福音館書店
メールが始まるまではずっと手紙ばかりでした。今も書きますが・・・・何日か遅れて届く手紙に、その時間差や温度差を楽しんだり、ドキドキしたり。書いたあくる日に読み返すと、恐れをなして戸惑ったりもして、出さずにいた便りも多かったなあ。
手紙が届く仕組みを丁寧に教えてくれる本です。
辻本さんは初めて知った作家さん。ロウ染めで仕上げています。なんて丁寧なロウ置きなんでしょう。私には無理な仕事です。



ぬくぬく      天野祐吉    梶山俊夫    ポプラ社
寒がりで淋しがりやのぬくぬくは妖怪です。みんなに擦り寄っては怖がられています。でも怖がらない女の子がいました。どこまでもぬくぬくのあとをついて回って、山芋まで食べさせてもらって・・・
家に送り届けたあくる日、村のみんながんぬくぬくと同じ格好をして、ぬくぬくを探します。
ぬくぬくは列の一番最後からついて歩きます。
梶山さんのひょうひょうとした線がやわらかくて、ほんまにぬくぬく温かくなってくるお話です。
1990年天野さんより頂く。



犬のルーカス      山本容子    ほるぷ社
本名はルーカス・クラナッハ・・・・・狐のような子犬です。
山本さんちに迷い込んできました。犬も歯が生え変わるのね。初めて知った。
乳歯を飲み込んでしまうことも・・・・よく見ている・・というか家族なんだなあ。
ルーカスのさまざまな表情がおもしろいんです。



木のうた    イエラ・マリ      ほるぷ社
動かない1本の樹の1年を絵だけで描いている。季節が変わっても樹の位置も枝ぶりもそのまま。
変わらないからどっしりとしたものが伝わってくる。樹の下にすむリスもユーモラス。
Y先生にちゃんがめのお祝いに頂く。じっと見ていると先生の作品に通じるものを感じるから不思議。



ちいさな1    アン・ランド&ポール・ランド  訳 谷川俊太郎  ほるぷ社
数字の1が友達を探す物語。色がとてもきれい。数字の2から9は仲間を持っている。
友達探しの本はいろいろあるけど、仲間はずれにされた1・・・やっと会えた友達は0・・ゼロでした。よかった、よかった。



日なたぼっこねこ    今江祥智   荒井良二  





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