セカチューコラム No.1:2004年のカレンダー


 1987年のカレンダーが掲示板に書き込んでくれた方々のご協力もあって、ほぼ完成品に近づいた(?)と思ったので、 調子に乗って2004年版を作ってみました。
 しかし、1987年と違って手がかりは前半の数話のみ。後半は半ばこじつけ気味のところもありますが、興味のある方はお読みください。

第1話

 ここは簡単でした。まず、朔のナレーションから、朔の倒れた日は亜紀の誕生日の7月2日(金)に確定します。
 また、谷田部先生が朔に葉書を出したのも6月29日(火)に確定します。理由は二つ。消印が6月29日であること。そして、 葉書を書いている描写とともに、出席番号29番の生徒をあてている描写(谷田部は日付と同じ出席番号の生徒をあてる癖がある?)からです。  1話の最後で、朔がラジオスタジオの前から歩き出しますが、そのまま宮浦へ行ったと考えます。(理由は2話の項で)

第2話

 病院を抜け出した朔が、そのまま宮浦へ来たと考える理由は二つ。
 ・服装が同じであること
 ・朔の同僚の医師が明希に、「荷物をそのままにしていなくなった」と告げていること(ラジオスタジオに行った後一旦病院に帰るとも思えない)
 そこでこの日を7月3日(土)ということにします。
 朔は、海岸線、宮浦高校、紫陽花の丘、と亜紀と別れる場所を探します。(週休二日制が行われている2004年なのに、土曜日に 下校風景があるのは不自然な気もしますが、以後との整合性から、補習授業があったことにでもしておきましょう)  いっぽう、明希は、保険の勧誘のために、あるオフィスビルを訪れます。(これも土曜日にあんなに人がいるのは不自然では? という気もしますがここも目をつむってください)
 結局、朔はこの日、どこにも骨を撒けずに実家に戻ってきますが、そこで朔を追って宮浦へやってきた明希・一樹母子と会います。

第3話

 第3話では2004年の部分はほとんど進行しません。
 第2話の7月3日(土)の夜、朔は、明希・一樹を両親に紹介します。朔は一樹に、幼少の頃、祖父の謙太郎に撮って貰った 写真を見せながら、祖父との想い出に思いを馳せます。そして深夜、明希に抱きしめてもらうことで、「この音の高鳴る世界」 へもう一度行く事を決意します。

第4話

 明希・一樹が宮浦へやってきた翌日の7月4日(日)、朔は二人と、父・潤一郎とともに釣りへ出かけます。
 そこで、高校時代の恩師・谷田部と17年ぶりに再会します。
 いっぽう明希は潤一郎から、「廣瀬亜紀」という名前を耳にし、4話の最後で朔に話しを聞こうとします。

第5話

 7月4日(日)の夜、朔は17年前に押入れにしまいこんだ箱を取り出し、亜紀の写真との再会を果たします。
 4話の翌日の7月5日(月)、明希と一樹は「湾内フェリー」で帰京します。フェリーを待つ間、朔は 手を引かれるように、夢島の話を明希に語ります。
 明希・一樹が帰ったあと、朔は、ひとり夢島に渡り、亜紀が遺したテープを見つけます。


第6話

 第1話〜第5話までは、曲がりなりにも、日付を確定できたのですが、問題の第6話です。 プレイ・リバースの日々が続く期間がどれだけだったのかは、本編から判断する要素は残念ながらありません。
 また、帰京した明希が一樹を迎えに行くシーンがありますが、そこで一樹が描いた絵は「夏休み」をテーマにした絵。ふつうは 夏休みが終わったあと、こういうテーマで描かせる気もするのですが、それだと以後との整合性が保てなくなるので、7月のある日ということにしておきます。  6話の最後には、神社の前にたたずむ朔のアップ、そして海に入ろうとするシーンがあります。この日も確定できませんが、 仮に7月n日ということにしておきます。

第7話

 あえなく自殺に失敗する朔でした。「17年間で何を失い、何を得たのだろう」と自問自答しながら、家に帰ると一樹が おまわりさんに、質問をされてる場面にでくわします。この日をn+1日としておきます。
 一樹が家出したのは、前日のn日と考えられますから(誕生日に朔が来ないことで怒った)、一樹の誕生日も n日ということにします。

第8話

 n+1日の続きです。一樹の後を追い、明希も再び、宮浦へやってきます。
 朔は二人を、川辺に誘います。そこで朔のモノローグ「夏にしては穏やかな朝だった」があることから、この日が7月か8月で あろうことは推測できます。
 川から帰ったあと家族写真を撮ることになります。(服装が朔以外同じだから。朔の服が違うのは、水にぬれたシャツを 着替えたためと考えることにします)

第9話

  n+1日が続きます。ここで重要な手がかりが登場します。松本寫真館の館内のシーンで、7月のカレンダーが掲げられている ことがわかります。このシーンから少なくともここまでのシーンは7月の中の話である、と確定させます。
 亜紀と朔のウエディング写真を見ながら、明希は朔に、亜紀との最期の日々を聞くことになります。
 9話の最期には、賛否両論のあった、バイクとの衝突シーンがあります。ここで、n+1日は終わります。

第10話

 2004年のシーンは進行しません。朔は「たすけてください」と祈るのみです。

最終話

 朔の祈りが通じ、明希の意識が回復します。この日をn+2日とします。
 明希の意識が回復した日の翌日、n+3日未明、朔は、瓶を落としてしまった事故現場に行きますが、すでに 骨は雨に流されなくなっています。
 病院に戻った朔は、明希に諭され、廣瀬家に向かいます。
 亜紀の父・真から「ソラノウタ」と、亜紀の骨を渡されグラウンドでついに亜紀の骨を撒くこととなります。
 エンディングに谷田部先生が、生徒に、学園祭の演目として「ロミオとジュリエット」を指定するシーンがあります。 このときの谷田部の服装をよく覚えておいてください。

特別編

 最終話で、亜紀の骨をまくことができた朔、そこに谷田部が現れます。このときの服装が、最終話のエンディングの シーンの谷田部の服装と同じであることから、n+3日は学園祭の演目として「ロミオとジュリエット」を指定した日、 すなわち平日である、ということも確定します。

n日、n+1日、n+2日、n+3日の確定(こじつけ?)

 ドラマの本編の内容から確定できるのはここまでです。しかし、散骨のシーンの日(n+3日)は非常に重要な日ですよね。
 1987年のカレンダーを見て、何か意味のある日と重ね合わせたい、という思いに至ります。
 少ない手がかりながら、n+1日までは少なくとも7月であること、n+3日は学校に生徒が集まる平日であるという仮定ができています。
 そうすると、ほとんどの人(マニアックな人?)は「7月19日」という日が浮かぶのではないでしょうか。
 そう、この日は亜紀の走った最後の日、4話で朔自身も「忘れるわけはなかった」と語ってる日です。
 「走ること」と「人生」を随所で重ね合わせているこのドラマのテーマにも合うかな?と勝手に考え、n+3日を7月19日(月) とします。幸いなことに、この日は平日でもあります。
 あとは、自動的にn日が7月16日(金)、n+1日が7月17日(土)、n+2日を7月18日(日)となります。
 こうしてできたカレンダーが以下となります。

ちなみに特別編で朔と谷田部が別れるシーンに満月が映ります。 実際の2004年7月の月齢を参考にすると満月は7月2日と8月1日ですので、月齢を参考にすれば、 n+3日は8月1日ということになるのでしょうか。ただ、上に述べた理由から管理人は7月19日説を採りたいと思います。

                           
月日 ドラマの話数 出来事
6月29日(火) 第1話 谷田部、朔に葉書を書き、投函
7月2日(金) 朔、過労で倒れる
明希・一樹見舞いに。
深夜、病院を抜け出しラジオスタジオへ
7月3日() 第2話 朔、宮浦へ帰郷
骨をまくために高校や紫陽花の丘をまわる
明希、朔がいなくなったことを知らされ宮浦へ
第3話 朔、明希・一樹を両親に紹介
朔、一樹に写真を見せる
深夜、明希に抱きしめてもらう
7月4日() 第4話 釣りに出かける
谷田部と再会
17年ぶりに押入れの箱を開ける
7月5日(月) 第5話 朔、明希に夢島の話を語る
明希、一樹を連れ帰京
朔、夢島で亜紀のテープを見つける
・・・ 第6話 プレイ・アンド・リバースの日々
7月16日(金) 神社の前でたたずむ
入水自殺を図る
一樹の誕生日、叱られ家出する
7月17日() 第7話 朔、入水自殺に失敗
一樹、朔の実家に一人でやってくる
第8話 明希も宮浦へ
朔、川辺に二人を誘う
家族写真の撮影
第9話 亜紀との最期の日々を語る
宮浦駅に二人を見送る
明希、バイクにはねられ意識不明に
7月18日() 最終話 明希の意識が回復
7月19日(月) 未明、朔、亜紀の骨を拾いに行く
病院に戻り明希との会話
廣瀬家で焼香
堤防で真と語る
ソラノウタを読む
禅海寺へ
学校のグラウンドで散骨
特別編 谷田部に散骨を見つかる
夜、卒業証書をもらう


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