フグリ編
フグリと出会ってからは…
その後の事は なんでも全て覚えている…

ピカチュウに痺れさせられたことだとか…
博物館や マサキの灯台
ポケモン回復させる時の音や 進化の音…

強そうなポケモンを500円で買い…
あまりの弱さに笑った事…
すべて記憶している…

だが それ以前のことは…

ただ野生に従い… 理由も知らないまま
目の前の敵を倒す…

それしか「記憶」にない…

この草むらで何年間生活したはずなのに…
ある記憶はそれだけだ… 機械のような記憶―

生きるということは
きっと「思い出」を作ることなのだ…
オニドリルはそう悟っていた



「戦士の魂は死なない!」
オニドリルは死線を乗り越えた
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−
―――ユンゲラーは焦っていた
物理攻撃+弱点のシャドーボールがあればエスパー攻略は楽だと思っていた
だが甘く見ていた
このナツメ戦において本当に厄介なのは「弱点」の方ではなかった。
真に恐ろしいのは
「素早さ」の方だった!
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

ニドキング「我がニドキングの技レパートリーはァァァァァァァアアア
世 界 一 ィ ィ ィ イ イ イ イ 」ウィンウィン
フグリ「ニドキングのバカ野郎〜こんな時にまたなに高慢な態度とってるんだ!?」

ギャン

ユンゲラー「むっ」

ニドキング「シャドーボール装置作動!」シュバァーッ

ナツメ「あっ」

ボッ

ユンゲラー「WONUUUUUUUU!」
バッ

ニドキング「相性に対するデータは全てェェェェェェェェェェ
技としてこのニドキングの体におさまっているといったろーがァァァァーッ
瞬間だがプラスパワーによって2倍!
しかし効果はあったな…」

ニドキング「アレ?」
ユンゲラー「サイコキネシスゥゥゥゥゥゥURYYYYYYYYYYYYYYYYY!!!!!!!!!」
ニドキング「ギヤァァァァァァァ!?」
ユンゲラー「さらに!」

ドッギャァァァァァァァァァン!!!!

ユンゲラー「未来予知による攻撃だ!」

フグリ「やっ、野郎おぉぉぉぉぉぉ!!」


こ・・・・・・こんな・・・・・・事が
これは・・・・・・何かの・・・・・・間違いだ
こんな・・・ヒドイ事が・・・・・・・・・
最強のポケモントレーナーになりたいと願う・・・このフグリの人生に・・・
こんなヒドイ事が・・・・・・・・・あっていいはずがない・・・・・・・・・

だが・・・こんな時・・・忘れてはいけないのは・・・
こんなヒドイ時にこそ・・・最悪の時にこそ!「チャンス」というものは
訪れるという過去からの教訓だ・・・・・・・・・・・・
             ..                             .. . .. ..
「追い詰められた時」こそ・・・・・・・・・冷静に物事に対処し「チャンス」をものにするのだ

このフグリいつだってそうやって来たのだ・・・・・・
今まで乗り越えられなかったバトルなど・・・・・・

一度だって無いのだ!

ハッ!
・・・・!


ゴゴゴゴ

ゴゴゴ

ゴゴゴゴゴ

ナツメ「・・・・・・・・・・・・」
ドドドド
ナツメ「最後の・・・・・・・・・・
ドドドド
ナツメ「一人になったぜ・・・・・・・・・フグリ」
ドドドドド
眼鏡「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ズドドドド
フシギバナ「GYAAAAAAAAAAA」
ナツメ「ハッ!!」
眼鏡「そ・・・・・・・・そんな・・・・・・・・・そんな事が!もう少しなのに!ナツメさんの方が強いのに!」
こ・・・・この僕に
ナツメさんとフグリの「勝負」――「ポケモンバトル」――には口出しする事は出来ない・・・・・・
でも フシギバナがやられたのはわかった・・・フシギバナが倒れたのはわかる・・・
・・・でも!そこに!そこにだッ!なんて事がッ!

やはり「運命」はあの「挑戦者」に味方しているのかッ!

ドドド

ドドドド

ドドドドド


ナツメ「フ・・・・・・「フグリ」の「目の前」が!「真っ暗」になってね〜〜〜〜〜〜ッ!」

フグリ「これは『6体目のポケモン』ッ」

フグリ「登録されている!」
ドドドド
フグリ「し・・・・・・しかし、登録したのは私の意思ではない・・・・・戦えるレベルのポケモンは私の手持ちにないッ!」

フグリ「『オニドリル』ッ!復活してくれている!」
オニドリル「ギャース!」
「チャンス」だッ!これが「チャンス」だ!やはり最悪の時にチャンスは訪れた・・・・・・・・・


フグリ「『オニドリル』!その『ジムリーダー』を『肉片』に変えろ―――――ッ!!」
ビッシィィッ

グオン!


フグリ「勝ったッ!『高速移動』をかけたッ!スピードで上回ったッ!この攻撃力!ナツメ!お前の今のポケモン・・・!お前にはこれを・・・・・・・・・」
フグリ「耐える体力はないッ!」

ガグウウ!

ナツメ「フグリ・・・・・・・・・」
眼鏡「高速移動だってェ――ッ!!」

眼鏡「ナツメさんッ!リフレクターでも バリアーでも何でもいいッ!物理を防御力を上げてッ!」
ガグッガグッ
オオオオオオ

ガグゥッ


フグリ「勝ったッ!わたしの「人生」は「最悪の時」いつもそうなんだ・・・」
フグリ「運はこのフグリに味方してくれているんだッ!」
眼鏡「うわあああああああ」

ガオン!
!?
シュゥゥゥゥゥ
!?
ドン

フグリ「なっ何だと!!「外れた」!?!?!?」
グォォォォォォ
眼鏡「!?オッ・・・・・・オニドリルが・・・・・・フーディンに当たる軌道を 外れたぞッ!!??」
ゴゴゴゴ ドドドドド ドドドド バァ〜〜〜〜ン

フーディン「いっつもよォー不思議に思うんだぜぇ〜〜〜〜〜」
フーディン「俺のこのスプーン曲げの技よォ〜〜〜〜なにをどう曲げちまうんだろう?ってなァ〜〜〜っ」
フーディン「ホレッ」
ガォン
フグリ「何だってェ〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜!」

眼鏡「し・・・信じられない・・・す・・・スプーン曲げだ・・・・・ス・・・スプーン曲げ・・・ゆびをふるでしか出ない幻の技なのに・・・」

〜〜〜〜〜〜田各〜〜〜〜〜〜〜〜〜

ズズッ

フグリ「ば・・・ばかな・・・」
ズリッ
フグリ「こ・・・・このわたしが」
ズリ
フグリ「この フグリが切り抜けられなかったバトルなど」
フグリ「一度だってないんだッ!」

フグリ「・・・・・・・・・・・・・・・・・・・」
ドドドドド ドドドドド
クルッ
ドドドドドド
バッ!!
ドドド
フーディン
ドド
ナツメ
ドドド . . . . . . . . .. . .        . . . . . . .. .. .  . . ...
眼鏡「お前に味方する運命なんて・・・・・・・・・お前が乗れるかどうかのチャンスなんて・・・・・・・・・」
眼鏡「今!ここにいる「エスパーポケモン」に比べればちっぽけな力なんだッ!」
眼鏡「確実にここにある!!今 確かにここにある「超能力」に比べればなッ!」
ド ドド ド

フグリは目の前が真っ暗になった
ヤマブキジム編  __ノ__
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                   フグリの次回作にご期待ください
 

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