ムササビの観察方法

 

 

ムササビの観察方法を書いていきます。

 

 

1.必要な物

 

☆ライト

 強力なライト(赤いセロファンをかぶせて)。オススメはマグライト(値段はたぶん3000円〜、単一電池3本以上使うやつが良い)。その他

にも良いライトはあるんですが商品名がわからないので・・・(その他の良いライトはナショナルのハロゲンライトっぽいです)

 

これがマグライト。ヤマ○電気で単一4本使用のが約3700円でした。

 

これさえあればムササビの観察は出来ます。(これだけかよって感じもしますが・・・)

ちなみに赤いセロファンはムササビに影響を与えないために使用します。

 

以下に記しているものは無くても大丈夫です・・・

 

☆フィールドノート

 記録用のノートです。自分の使いやすいようなノートを使用してください。観察場所の様子、観察時の天気、ムササビの観察出来た時間、行動などを記録しておくと次回の観察時に便利です。

ムササビ調査用紙

調査地    調査日   年 月 日 天気  気温  日没時間  

調査時間     記入者

確認方法:a,鳴き声b,目視

行動:c,出巣d,移動e,滑空f,採食g,巣穴にいる

個体

場所

時間

確認方法

行動

備考

    

 

 

 

 

 

私はこんな用紙をワードで作って地図とあわせて使用して記録しています。

 

☆地図

 フィールドノートと併せて使うと便利です。地図上に樹洞の位置、ムササビの観察出来た位置などを書き込むのに使用します。

 

☆カメラ

 記録用です。観察場所の様子を撮影しておきましょう。ムササビを撮影する場合は200mm以上の望遠レンズ(それ以下でも可能)を使用したカメラ(一眼レフやネオ一眼レフ等)でフラッシュを使用します。

※必要以上にムササビにフラッシュを浴びせないようにしてください。ムササビがフリーズ(固まって動かなくなる)するなど行動に影響が出ます。

kamera.jpg

自分の使用しているカメラ。EOS20D(購入当時は良い値がしたのに現在は・・・)。

40Dか50Dに換えたい・・・

レンズはタムロンの70−300mm(6千円だった)

 

☆ジップロック

 ムササビの食痕や糞を持ち帰るのに使用します。その他森のエビフライ(リスがマツボックリを食べた跡)なんかが拾えるかも知れないのであると便利です。

 

☆あると便利なもの

 換えの電池(電池が無くなると場合によっては観察不能に陥ります・・・)

 ヘッドライト(手が自由になるので便利です)

 

☆その他

 たぶんお腹が空きます。軽食を持っていきましょう。

 夏季は虫除けグッズ

 冬季は防寒着等を(冬の高尾山の場合防寒着なしではつらいです。カイロも便利)

 徹夜観察する場合は寝袋などがあると便利です。食料も多めに持っていくことをオススメします。

 

2. 観察する前に調べておきたいこと

 

 電車で行く場合は終電時間(徹夜観察すると言うならば必要ないです)。

 日没時間。ムササビは日没後30分ぐらいから活動を開始します。

 観察するのに許可がいるか。高尾山などでは社務所に行ってムササビを観察することを伝えなければいけません。

 

3.実際に観察する

 

1)観察に適した時期 

 

 春:5月頃は繁殖シーズン。繁殖行動が見られるかもしれません。昼暖かくても夜は意外と寒いです。

 夏:夏は暑いですが森の中なのである程度涼しいかと思います。仔ムササビも観察出来るようです。夏なので昆虫観察も可能です。場所によっ   てはクワガタとかカブトに会えるかも。ただし、蚊が居るとうざったいです。

 秋:紅葉とムササビ観察。両方が楽しめます。

 冬:樹木の葉が落ちるのて見通しが良くなるのでムササビが観察しやすいです。運がよければ繁殖行動も観察できるかもしれません!ただし、   寒いと思うので寒さが苦手な人はきついかも・・・

 

 

2)実際の観察 

 

 観察地には明るいうちに行って樹洞の位置、食痕などの探索をしてムササビの生活痕を探しておきましょう。

 日没時間になったらムササビの巣の前で時折ライトを当てながら待機しているとムササビの出巣が見られるかも知れません(ムササビが巣に居なかったら見られませんが・・・)。

2109.JPG

こんな感じ

 日没後30分ごろからムササビの鳴き声「グルルルルー」が聞こえてくると思います。鳴き声が聞こえてきた方向にライトを向けるとムササビを発見できるかもしれません。また、何気なく空を見上げていたら滑空が見れたということもあります。

 また、食痕が沢山落ちていた場所で待機すればムササビが採食にやってくるかも知れません。

 日没後1時間半もすればムササビの活動が鈍ってくると思います。ちょうどその頃が観察の潮時かと思います。

 

3)徹夜観察する場合

 

 観察する上で特に変わったことをする必要はありません。ずっと起きているのはしんどいかと思うのでムササビの活動ピーク時以外は寝るとか何人かで行って交代で寝たり、観察したりすると良いと思います。

 大抵の場所で焚き火厳禁だと思うのでキャンプ気分になって焚き火をしたりはしゃいだりしないようにしましょう。

 

注意事項

 ムササビを観察するときはライトを当てすぎない(逃げるかフリーズしてしまう)。騒がない。ゴミは持ち帰る。他人に迷惑をかけない。過度のフラッシュは厳禁。

 

観察にはムササビの鳴き声とその大まかな位置がわかれば出来ると思います。

観察方法は→高尾山でムササビを観察しよう にも記載しています(高尾山での観察にしか役立たないと思いますが・・・)。

 

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