かたつむりさんのいもの話

みなさん「知っているいもの名をあげよ」と言われたらなんと答えますか?

まず、女性だったら「何と言ってもやきいもよね〜」とか「やっぱりスイートポテト」というでしょう。

また「ベーコンポテトでビール」「なんといってもポテトサラダ」と言う人もいるでしょう。

私などは「衣かつぎで一杯」ってところですか。

ここに出てきたのは「さつまいも」・「じゃがいも」・「さといも」ですね、ほかにも「ながいも」などが

有りますが、皆さんはこれらの「・・・・・いも」というのをみんな同じ種類だと思っていませんか?

実はみんな別の種類なのです。

さつまいもの花 さつまいもの種類

「さつまいも」はひるがお科に属します、仲間には「あさがお」「ひるがお」などが有ります。

どちらかと言うと花関係を売りにしている仲間達です。ちょっと意外でしょう、ちなみに「ゆうがお」

はうり科に属し「かぼちゃ」「すいか」「きゅうり」「ひょうたん」などの仲間で「あさがお」とは

縁もゆかりもありません。

ジヤガイモの花

「じゃがいも」はなす科に属します。

ちょっと昔に「ポマト」という雑種を作ったというニュースを記憶している方もいらっしゃるでしょうが、

ポテトとトマトの雑種でトマトもなす科の植物です

他には「ほおずき」「たばこ」「とうがらし」、中年を過ぎると気になる「くこ」などが有ります。

「さといも」はその名の通りさといも科の植物です。意外に多彩な仲間を持っていて、

良く山に入る人は御存知でしょうが「まむしぐさ」 夏が来ると思い出す「みずばしょう」、

花屋の店先でお目にかかる「カラー」や5月の定番「しょうぶ

、おでんと言えばの「こんにゃく」などです。どちらかと言うとスタイルを優先しているようです。

ちなみに「あやめ」はあやめ科で別種になります。

「ながいも」はやまのいも科に属し、衰えぎみの人々にやまいもとともに

心のよりどころになっています。ながいもと言えばとろろめしややまかけですよね、

とろろ汁で有名な東海道は静岡のちょっと先にある丸子宿(まりこ)には丁子屋という老舗があり休日など、

むぎとろめしを食べる客で賑わっています。
ちなみに、自然薯は日本原産でやまいもは中国原産です、

私はいっしょかと思っていましたが
違うんですね。

このようにみんな「いも」と呼ばれている植物たちですが、各々独特の個性も持っていますので、

名前や外見だけで判断せずに本質を見極める目を持ちたいものです。

もう一度じっくり観察してあげて下さい、新しい発見があるかも知れません。

                                 2002年5月2日資料提供かたつむりさん