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国道4号大河原バイパス 平成28年11月撮影
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スーパータウンとは、市制施行に至らない町なのに、大きな市街地を形成し、商業が盛んで広い商圏を有し、国県の出先機関も立地して地域の中心都市となっている町を指す私的造語です。このような性格を有する町としては、宮城県の大河原町、北海道の倶知安町・新ひだか町・中標津町などがあります。
大河原町が位置する宮城県仙南地域の人口は172,019人(平成30年8月1日推計人口)。2市7町で広域行政事務組合を組織し、地理的にまとまった圏域を形成しています。しかし、傑出した中心都市がありません。県は仙南地域を「白石市、角田市および大河原町・柴田町を中心とする地域」としていますが、平成27年国勢調査による市街地人口(人口集中地区人口)は、柴田町(船岡地区)16,765人、大河原町16,263人、白石市12,478人、角田市6,308人で、白石市・角田市より、柴田町・大河原町の市街地人口が多いという市町逆転現象が起きています。 また、商業活動も市町逆転し、平成28年経済センサスによる年間小売販売額は、大河原町441億円、柴田町380億円、白石市306億円、角田市265億円の順で、大河原町の販売額が最も多く、平成27年商圏調査では、大河原商圏が仙南全域をカバーしていることが明らかとなっています。さらに、国や県の出先機関の配置も市町逆転しています。裁判所、法務局をはじめ、仙南地域を管轄する司法・行政機関は大河原町へ一極集中し、白石市、角田市など管内の住民は、確定申告、年金相談、パスポート申請、運転免許更新などで大河原町へ出向く機会が増えているのが実状です。 大河原町は市制施行に至らない町なのに、17万人が住む仙南地域の行政・商業の拠点となっています。しかも、白石・角田両市を抑えての拠点です。これは全国的にみて非常に珍しいケースです。大河原は町を超越して市の範疇に喰い込むスーパータウンと言えるでしょう。スーパータウンが引き起こす市町逆転現象は、「市制・町村制」や「圏域と中心都市」を考える上での題材になると思います。中心が4つもある多核型の仙南地域は研究者の目を引くらしく、「広域連携の実態と課題に関する研究」と題する研究報告書にも採り上げられています。 |
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スーパータウン大河原 目次
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大河原の街並み景観
人口2万4千の小規模自治体ながら、17万人が住む仙南地域の中心都市として発展する大河原。一回り大きな都市へ向かって変貌するスーパータウン大河原の町並みを紹介します。 |
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役所の町 大河原
大河原は国県の出先機関が集まる役所の町です。しかも、町に所在するものとしては異例なほど管轄人口の多い役所ばかりです。大河原町に所在する国県の役所を紹介します。 |
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スーパータウン一覧 昭和47年版
スーパータウンとは、市のように都市らしい町を指す私的造語です。「昭和47年事業所統計調査報告 別巻 国勢統計区,人口集中地区編」と「昭和45年国勢調査」を基に、スーパータウンの選出を試みました。 |
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スーパータウン列伝 昭和47年版
北海道岩内、宮城県迫、和歌山県湯浅、山口県小郡、徳島県池田、福岡県前原など、全国47のスーパータウンについて、人口集中地区(市街地)の地図を掲載し、個々に寸評を記しています。 |
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