風景と詩、思いの詩、風に吹かれて散歩道


「風景と詩」


詩とは? 日頃感じた自分の思いを綴ること?

自分の心の奥を語ること?

ある日ふと観た風景が心に残り、言葉を残す。


ホームへ 心散歩 偶然の出会い 花と句 天使の出会い BGMご提供「Little Valley」自作曲






君が信じたこの道を

君が信じた道だから、

重い荷物はおいていこう。

君が精一杯生きるなら、

君に偽りがないのなら、

きっと明日はひらけるよ。




沼の黄昏時に、

闇の中に浮ぶ、過去を甦らせて、

願った人生とは、掛け離れていたけれど、

自分の生きる道を、がむしゃらに走った。

空回りしたときは、モグラのように歩んだ。

そんな人生を振り返ったとき、それでよかったと、

微かな不安は、夕日とともに消えていく。




秋の乾いた風が吹き、沼は真っ青な空を映す。

雲はのんびりと大空に浮び、鳥達は太陽に向かい杭に佇む。

できる時に出来る事を、たのしめる時に楽しむ事を学んでいる。




橋の上から見渡せば、鳥になる、風になる。

可愛い足をたたみ、誘うように頭上をかすめる。

時には風にうかび、時には必死に羽ばたく。

橋の上に来てごらん、光の中、君は鳥になる、風になる。






間違いは・・・嘘が誠を超えたとき。

間違いは・・・人が人を越えたとき。

紅葉は・・・命の尽きて染まりゆく。

真実は・・・人は孤独と出会うこと。


何年前になるだろう・・・星は煌き、月は冴え、夜が夜であったのは。

何年前になるだろう・・・水は湧き、風を呼ぶ、森が森であったのは。




君は何を思い悩む?

枯れ葉が光のなかに、漂うように、

あの蒼い空に、陶酔するように

こんな愛しい静かな喜びが、

心を貫くこともある。





緑と、光と、風に吹かれて・・・

若人は木陰に憩い、

風を誘う光に、落葉は煌く。

総てが、自然の幻想のように、

心は望郷の念にかられ、

生かされ来し、己を想う。





羊雲

青空に、雲が流れ、

夏の終わりをつげに来る。

子供の頃と同じ雲だけど・・・

何も知らない、無心なあの頃の雲とは違う

旅の終わりに近づいて

これが人生だったんだ、なんて、思う季節を繰り返す。



小さな思いが膨らんで、大空を流れゆく。
誰れかきっと気づくでしょう、
雲が語っていることを。
湧いては、消えていくことを。



エンドレス

空の彼方にある夢は・・・
まるで、虹のように儚くて、
まるで、風のように吹き荒れる。
夢はいつも果てしなく、
夢はいつも危うくて、
夢はいつでもエンドレス。



「こんぶくろ池」、森のコンサート。

木漏れ日は、風に姿を変え水辺を照らし、
人は、遠い故郷や森や人間のルーツを思う。
湧き水は、命を繋ぎ流れに身をまかせ、
鳥は、森で夢をみる。





緑の中で

むせかえる緑の季節の喜びは

さらさらと吹く風の吐息、雨の静寂、

木々の小鳥の無心な囀り、花の精気、

ふりそそぐ光、そして、人の深き思い。





桜の花の咲く頃

桜の花の咲く頃は心がうきうきさわぐけど、

桜の花を見るたびに思い出す悲しみもある。

桜の花の舞う頃は戦争は止めようと叫びたい、

桜の花の散る頃にもう一度最初からやり直そう。



雨音

真夜中の雨音は、嘆きのように、
鼓動のように、
そう、命の力のように、
胎内のような、闇にいざなう。



シルエット

春浅く、まるで夜明け前のように沈黙する空。

真実と思いは色を失い、微かな風に揺れる、

やがてむせかえる緑をとり戻す時が来るまで。



微かな虹色の光が語り始める。
冷たい雲に粒子がさまよい、
凍てつく水に春の訪れを映す。
君は宇宙を旅してきたんだね。




水鳥やさざなみ凍る雪いだく





藍色に染まる大空に、

紅の日が沈み

一瞬の静寂の中、星が煌き、ささやく

もう苦しみも悲しみもない、空の上から

何時までも見守っていよう・・・

そして待っていると。





未来

秋色の雲の隙間から虹色の陽が降りそそぐ

人はみな未来が有り、そして遥かなる道を歩いてきた。

この先も自分の道を選び、歩き続けて行くだろう、

「明日のことは明日、自ら思い煩わん」と誰か言う。

あの夕陽が友となる日まで・・・





ある日出合った詩の言葉に涙した。

「なんだか、とうに死んでしまった自分が、雲と共に

うっとりと無辺の空を流れているようだ。」と・・・

そうだ、心はいつも自由な風となり

あの雲と共に大空を旅しているんだ。







秋の気配

月のかがやく夏の夜は、遥かな不思議を考える

蝉は静かに生をうけ、短い夏が終わる時

虫は声をふるわせて、過ぎ行く夏を惜しむよう

闇にひそむ虫たちの、静かに響く秋の気配よ。

<名月や青柿てらす白き闇>

<満月や満物平等光さす>





何も語らず、欲も無く

静かに大地に立ち尽くす。

心うごかず、見つめつつ

木陰を作り風を呼び、

何も求めず苦しまず。







夏が来て

また夏がきて、去年の夏を思い出す。

朝の涼しさのなかに確かな緑と光、

酸素を補給した空気は草の香りを放ち、

光の影が水に揺らいでいる。

去年と違う夏が来て、

今年の夏は・・・暑くなりそう。







ホオッーホオッーと渇いた闇から聞こえてくる

昔、森だった此の辺に生き残った獣の声だろうか?

何かを睨むようにみつめる気配に

静けさが力を増し闇に沈む。

もう昔にもどれない森・・・





父よ、あなたから学んだ、

真っ直ぐな心と強い気持ちを。

無口な父の後姿が、

精神は逝くまで滅びはしない、

尊厳は保たれなければならない、

老いて恥じる事はないと語っていた。





愛しさよ

君の命を輝かせ

どれほど自分らしく生き抜いて来たか?

命とは他の命を奪って成り立つと

真の意味を知る時

君の生命の罪深さ

君の生命の愛しさをふりかえる





木立

ながれる雲が鳥たちを無口にさせる黄昏に、

夕陽の中に佇んだ木立の影の静けさよ。

心がいつかとけこんだ揺れる涙の光の中に

君は何を見ているんだろう?





時の流れに

ありがたきかな時の流れよ、総ての苦しみを消し去る雨よ

甦る花の微笑みに浮かぶ露よ、さえずる鳥達の声よ。

静かに消し去る総ての時の流れに心をゆだねて、

ありがたきかな静かなるこの時よ。





幸せは

流れる水も、過ぎ去る時も、人の心に眠るものが
何一つ変わらないとしても
自分が変われば世界が変わる。
総て満たされても不幸はある。
何も無くても幸せはある。





煌き

安らかにねむる瞬間、輝きをまし煌く
此の世を悟り到達する旅路の果てのように
静かに心は解き放たれ、
安らかな旅路に向かう。
そして煌く星になる。





君は誰、風に吹かれてその地に根付く
誰にもふり返られず咲く花だけれど、
生きていることを誇らしげに
魂が叫ぶ風にのり、静かに咲く
一瞬の輝きに総てをかけている。





父の背中に背負われて病院に行った幼い日

ぼんやり思い出す父の背中の暖かさ

父の背中の大きさと高い空を覚えてる

そんな幼い日の幻のように消えない記憶

父は何時までも幻の中に生き続ける。





海の底

悲しみに沈む時、鳥の声も花の香りも届かない。

でもそっと目を明けてご覧、其処は透きとおった海の底

目をこらせば、熱帯魚が遊びサンゴ礁が煌く、

太陽の陽が揺らめいているはずさ!!





すてよう

人間よ、人を傷つける武器はすてよう。

人を支配する心はすてよう。

人を貶める言葉はすてよう。

人間よ、自分をすてれば世界はひろがる。





紫の花

凛として強き光をうけとめた、

紫の花は母の花

美しい母の横顔の、

故郷に咲いていた母の花





夢の中

夢の中で自分の夢が現実になった夢をみる。

大空を鳥のように飛んでいたり、海を魚のように泳いでいたり、

夢も過去になれば現実のように錯覚する。

生きている現実も夢の中と錯覚する。





生きる

生きることの楽しさよ、孤独の中の楽しさよ。

雨の日は詩を書こう、晴れの日は自然と話そう、

雪の日は足跡を残そう、辛い日は涙をながそう。





散りゆく桜

雨風に散りゆく桜が囁いた、如何だ凄いだろう!

人間みたいに固執しない、人間みたいに欲張らない。

人間みたいに差別しない。桜は咲いて散りゆくだけ、

人は散りゆく桜にかなわない・・・


今日が始まる

関節が動き出し、頭の中が動き出す。

湯沸しポットのけむりが立ち上り、洗濯機が廻りだす

好きなメロディーが流れ出し、胃袋が動き出す。

乾いた鉢の土が水を吸い込む、音と匂いが懐かしい。

総てが息を吹き返し、総てが再び動き出す。






冬の空に

二度とない時が、凍てつく光とともに流れていく

冬の心が何処からかたどり着くようね気がして、

ふと立止まれば、ゆっくりと雲が流れている。






==人の心とは==

信じあえた時、人は安らぎを覚える。

信頼がなくなった時、人は心を傷つけあう。

認め合えなくなった時、人は心を閉ざす。

気持ちが伝わらなくなった時、心が捩れていく。

でも捩れた心を癒すのは、人の心と信じている。




==答の無いこと==

不安の中に喜びがある、喜びの中に不安がある

強い心と、弱い心が入れ変わる時

雨は、風は、雲は、人は、何故存在するのだろう

などと答の無い事を考える


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