手造りホームページ、過去表紙

過去表紙、2006年

移りゆく風景は夢か幻か、だが、残像は永遠に。



BGMご提供、Ueno's MIDI Room <シューベルト:糸を紡ぐグレートヒェン>


<流離いて旅路の夕に染まりゆく、飛行機雲の行方儚し>



<紅葉葉や散りても色の変わらねば、雨に朽ちしも語ること無し>



「僕だって、人間だったこともあるんだよ!
鳥は鳥で大変だが、気楽でいいもんだよ!」

<紅葉葉に空蒼くして定まりぬ>



沼の水は季節と共に、まるで鏡のように宇宙を映し、色彩を変える。

<静かなる旅路に添いて冬あかり>




冬の陽が、ひときは映える夕暮れに佇む・・・

<コブ白鳥真白き羽は子を抱き>


まっとうな努力も、ただ無意識の瞬間に報われる・・・・・ ゲーテ



<生きぬいて生きるすべなり高き空>



<晩秋をつらぬく母の水あかり>



菊純白にかなしみの香を放つ     飯田龍太


<あけの山月によりそう尾花かな>

<鈴虫やさわやかなれば最終章>

<蟋蟀や時のたりなば朝に啼き>

<きりぎりす上弦の月みえかくれ>



鳶が利根川の風をうけ、凧のように浮かんでいる。
地上の獲物を、じっと・・・、狙らっているらしい。

<鳶浮く坂東太郎辻の風> 

<一夜にも変われば空の高さかな>

<サファイアの未来永劫蒼き空>


「深い深い水たまり」より・・・       奈良美智 

僕は君を詮索しようと思わないけれど・・・時間や場所を超えて
時々同じ思いになっているんじゃないか、ということなんだ・・・ 

<ねむられぬ夜をかぞえて秋の虫>            

<身知らずの柿の実藍に遊びたり>

雲の流れは速く、空を豹変させ、空間を彩る。
自然がもたらす偉大な力を前に、自分自身に問いかける。
それで良いのか、と・・・答えのない問いに、雲は流れ行く。

手花火を一人ながむる秋の庭




雲が空を覆っても、光は水に輝きを残し、問いかける。

夕闇せまれば、虫たちが憂いを語りはじめ・・・

<虫時雨慈悲の音ひびく白き夜>


夏休み最後の土曜日に、打ち上げ花火と、盆踊りに酔いしれて

太鼓の音は、体の中をかけめぐり、血を湧きたてる。
雑踏の中一人、生きる意味を、思い巡らす。

<故郷や月夜に踊る盆太鼓>


利根川河川の土手より、稲の海原のむこうに筑波山を望む。

故郷の山は遠くにみえにけり




とどろきて入道雲の残暑かな





夏は暑くてあたりまえ、だけど一寸暑すぎません!!

涼風の下に下にと頭下げ


桜の木々は、恵みの雨に葉を茂らせ、緑濃く、
爽やかな風をよぶ木陰をつくり、夏を待つ。


芽吹く香りの季節の中で・・・物語が始まる

公園を吹き渡る風の優しさや、小鳥達の囀りに、
いつしか心は癒されて・・・

<紫陽花や人の想いのさまざまに>。



<渡り鳥三鳴きを残し風の中>





芽吹く香りの季節の中で・・・物語が始まる


言葉より、花が春を語たる・・・花は色を増し、言葉は色あせる。


変わりながら、それによって自己自身であり続ける人たちを讃える・・・ベルトルト




春の日差しが水に温もりをうつす頃、冬鳥達が旅立ちの時を待つ



観慣れた公園も、雪のベールに包まれて神秘的な異国を思わせる・・・



<雪降りて過去も未来も消し去りぬ>



<淡雪やとびたつ鳥の音もなく>



総ての木が葉を落とし、その姿を変えていく自然のように
心も、春には生まれ変われるだろうか・・・




<色めるる不忍池いちょうあり>





2005年11月

人は試練に耐え抜いたとき、強くたくましく、何かを掴む。



秋も深まり、枯葉舞う公園のベンチで・・・・・
枯葉がすべて散る前に此れからの夢や旅の話をしよう。



2005年9月



今年の夏の終わりに、空と雲とがそれぞれに
ゆっくりと其の表情を秋へといざなう、
そして、夏とともに何かが通り過ぎて行く・・・




霧に霞む手賀沼公園にて、、、2005年、6月
去年はたまごを流されて、今年初めて産まれた4羽の雛達
カラスや蛇から身を守る親鳥達の眼差しに、深い愛を感じます。



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