手造りホームページ、過去表紙2008

過去表紙、2009年


頼るものも、阻むものも何も無い、鳥のように自由に飛んでいく!!。


2009年8月8日、一年が半年のような速さで駈け抜けていきます。

蓮はやがて、どんぐりのような固い種となり、対岸にも流れ着き、繁殖していきます。




強い風が吹けば散りそうな蓮の花は、人生の終わりも輝いている。

星野道夫は自然の中で・・・「誰もが、それぞれの老いに、いつか出合っていく。」

「・・・大切なことは出発することだった。」と、呟いた。




梅雨明け宣言するような手賀大橋からの夕景。
冬は富士山の方向に落ちる太陽、夏は右方向に60度程移動して、沼方向に沈みます。

太陽が沈んだ後も、鏡のように白く夕闇に輝き続ける沼は、宇宙の真実を物語ります。


カメラ任せの写真を撮り続けていますが、同じ場所でも季節ごとに沼は七変化、

梅雨空に周りの緑を映し、霧のベールに包まれて、暫し憩いの色模様。


遠くでホトトギスの囀り、丸太を組んだ階段を登ると、
梅雨の緑濃き梢に親鳥のけたたましい鳴き声。

すっかり大きくなった雛に、餌を与えるオナガの親子?。


手賀沼の辺で毎年6月中旬に、あやめ祭りが開催されます。
今年も綺麗に咲きそろい、人々はそれぞれに楽しんでいます。

沼に打ち込まれた杭にはセイタカシギが・・・嬉しい出会いとなりました。





梅雨空の雨上がりに、爽やかな風が吹き抜け、
行き交う人もない遊歩道、鳥の声を追いかけていく。

沼を被う雲は、まるで何かを庇うように優しい。




5月18日。手賀沼の遊歩道の周りを取り囲む、田んぼ風景。

頼もしい大地に、たった今植え付けられた苗は、
気持ち良さそうに、少し心細そうに、揺れています。





何時も餌をくれる釣り人に御挨拶、確りと顔を覚えている様子。

雛が小さい時、釣り人の傍で安心して居眠りしたり、
小さい雛達をカラスから守る為、心ある人と仲良しです。



手賀沼のキジの番

雌は警戒心が強く、近づくと草むらに姿を隠そうとしますが、雄は悠々としています。
鳥の雌が地味なのは?、卵を抱く時、敵から身を守る為なんですね?。



樹齢300年以上の「吉高の大桜」

また、ひとつ願いが叶い、感動と供に、満開のヤマザクラを見上げました。





故郷公園の満開の桜の中で、人々が時を楽しむ風景 4月6日





ヒヨドリにとって一番幸せな季節





いにしえや花はながむる寛永寺





太平洋ひいてはよせる春の夢





白波やあくことなきて浜千鳥





ヒヨドリや身を膨らます薄氷





しんしんと小雪大地を白くせり





春霙ありがとうと去りし母





「白鳥は哀しからずや空の青、海のあをにも染まずただよふ」 若山牧水

寒風のなか鳥と付きあえば、ひととき、寒さも、悲しみも忘れ、世間から遠のく・・・



突然現れ、頭上でけたたましい鳴き声。
レンズの光に驚く様子もなく、覗き込むモズに、

「父かとおもふ、母かとおもふ」

何処かで聴いたフレーズがよみがえる。



冬の陽射しにさそわれて一人沼に佇めば、
枯れた葦に身を隠しながら囀る鳥達や、餌を啄ばむサギ達に出会う。
今まで気づかず通り過ぎていたなんて驚きで、冬の沼は天国か夢のよう。



時が過ぎ、何かが変わり、いつか消え、又うまれかわる。

カワセミを眼で追えば、矢のように水平に沼を回す。



沼は素直に空の色を映し真っ青に輝き、雀達は自然の恵に息づく。



ホオジロの雄のようですが、自然の中で小さな鳥達は

冬枯れの沼原に擬態してまるで小枝のよう、でも鳴き声で見っけ!!



オオジュリンの雌と教えて頂きました。




手賀沼の遊歩道、雀の飛翔、

群れがどんどん集まって、飛び立つ瞬間を待ちました。
暫し夢中になれる。人と鳥達が共生できる、自然に感謝です。






「無の風」

「何を撮ってるのですか?」と問われれば、「風」と答えましょう。

恐れるものはなにも無い、悲しむ事はなにも無い、無からうまれる風がある。




2009年1月1日、手賀沼の夜明け前



今年も良い年になりますよう、祈念いたしました。



ホームへ