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インスブルックから南に向かい、
ブレンナー峠を越えイタリアに入り、
50km程の所にボルツァーノの街があります。
アルプスの山々に連なる山の
谷間に発達した町です。
このボルツァーノはドロミテ観光の
基地として、脚光を浴びつつあります。

ヴァルター広場はドイツの詩人
ヴォルターにちなんで名付けられたそうで、
広場の中央に像が建っています
広場の周りは、由緒ありそうな、
洒落た感じの建物が取り囲んでいて、
花壇や街路樹もあったりして、
市民の格好の憩いの場になっています。
道路を隔てた所にはドゥオーモが建っています。

教会の屋根は色とりどりの塗装がされていて、
ウィーンのシュテファン寺院を
彷彿とさせるような感じです。
ヴォルター広場から北に向かうと、
お洒落なお店が連なる通りに出ます。
この通りを西に歩くと、
エルベ広場に出ました。
細長い広場には、果物や
野菜の市が開かれていました。

色取り取りの果物や野菜を売る露天が幾つも並び、
多くの人で賑わっています。

周囲の建物は中世の面影を残していて、
新鮮な果物や野菜を売る露天や、
それを買いに来ている人たちの
様子を眺めているうち、
何十年も、何百年も変わらない
暮らしぶりが想像されて、
タイムトリップしたような感じになりました。
広場の一角にはネプチューンの像がありました。

エルベ広場を進んでいくと、露天も途切れました。
その先に、壁に囲われた教会が現れてきました。
フランチェスカーニ教会です。
教会の外壁にマリア像が飾られていて、
沢山のろうそくの光が揺れています。
教会の内部は中庭のある回廊になっています。

列柱を通して、中庭から
回廊に光が漏れています。
壁にはフラスコ画が描かれていて、
賑やかなエルベ広場とは異質の
時が刻まれているようです。
教会を出てしばらく歩くと、
もうボルツァーノの街の外れに出ました。
小さなボルツァーノの街。
でも、とても心和む、遠い昔の
生活を感じさせてくれる街でした。

何気ない街の建物にも、人々の長い
生活の歴史を感じさせています。
このボルツァーノはイタリアなのですが、
何故かドイツ語を話す人が多いようでした。
でも、気さくな雰囲気はイタリア人のそれで、
それもとっても不思議な感じがしました。
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