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フィーシュ(Fiesch)はBrigからAndermattに
向かう途中にある小さな町です。
ガイドブックにもあまり大きく
取り扱われていないし、
日本からのツアーもアンデルマットから
Zermattへはバスで直行してしまうので、
このFieschを訪れた人は少ないと思うのですが、
ここはヨーロッパ最大のアレッチ氷河への
基地として知られている様です。
Zermattを訪れた後、氷河急行に乗って
このFieschの駅に着きました。
Brigから一時間程、Zermattからでも
2時間10分の道のりでした。

ゴーっという氷河を渡る風の音が
谷底から響いていました。
正面V字谷の奥、雲に隠れているのが
Aletchhorn アレッチホルン(4195m)。
右手奥、氷河の源がユングフラウです。
ユングフラウヨッホで反対側から
アレッチ氷河を見ていたのは
もう3日前のことになります。
ユングフラウヨッホの様子は、
Jungfraujochを
参照ください。
氷河には流れに沿って
幾つもの筋がついています。
氷河が削り取った岩石が
運ばれているのだと思います。
そして氷河の流れに垂直に
数多くのき裂が入っています。

谷底を覗き込むと、氷河の脇に
羊が放牧されていて、羊使いの人が
歩いていたのが小さく見えました。
この人の大きさと比較すると、
き裂の幅は数メートルはあると思います。
それにしても、この氷河の雄大さは、
どう表現したらいいかわかりません。
しかもこの大きな氷の帯は
年数cmの速さで流れているそうです。
実際、数十キロに及ぶアレッチ氷河の
全長を考えると、どれだけの年月が
必要なのか想像もつきません。
氷河に沿って、しばらく馬の背の様な
ところを歩いていましたが、
やがて、鎖を伝わらないと
降りられないような急な斜面となり、
雨脚も激しくなってきたので、
麓のFieschまで戻ることとしました。
Fieschに戻ると雨も上がりかけていました。
ロープウェーの駅からホテルまで、
狭いFieschの街を散策しました。
丘の上に遠く教会が見えました。
夕暮れ近く、霧が晴れ上がっていく山間に
緑に囲まれた白い教会が遠く見えるというのは、
とてもロマンチックな景色でした。

Fieschの街中にはFiesch氷河に
源を発する川が流れています。
小さいながらも水量豊富な川で、
白く濁った水が勢いよく流れていました。
川の近くで山羊が放牧されていました。
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