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この Stalheim からの眺め。
これ程雄大な眺めは、他にあったでしょうか。
Gudvangenへ続く深いU字谷を高い位置から眺め、
そのすぐ足元には、これまた雄大な滝が流れ落ちています。
StalheimのHotelを後にしたバスは、つづら折れの急坂を、
ヘアピンカーブの連続で下りていきます。
やっとの思いで、U字谷の底に降り、両側に聳える壁の様な
山の間をしばらく走ると、そこはGudvangen。
フェリー乗り場の他は、数軒の家しかないような、
Fjordの行き着く果ての、寒村です。
Gudvangenの集落を狙うかのように、いく筋もの滝が、
周りの山の斜面から流れ落ちています。

今日はこのGudvangenで一泊です。
Hotelに荷物を置いて、さっそく海辺まで行ってみました。
海と言っても、広々していないし、まるで湖の様です。
舐めてもほとんど塩の味がしなかったのです。
フィヨルドを渡る風に吹かれても、髪がべたついたりはしません。
フィヨルドの水は冷たく、しばらく手を浸けていると痺れそうです。
Gudvangenからはフィヨルドに沿って、小道が続いているので、
そこをハイキング゙してみました。隣の集落までの生命線です。
所々山壁がオーバーハングして、道が押しつぶされそうです。
実際、至る所にがけ崩れの後が残っています。
でも足元に目をやると、赤紫の花や、白いすずらんのような花、
すずらんと同じ様な形をした紫の花、黄色の花と、
色とりどりの花が道端に咲いていて、目を楽しませてくれます。

滝の流れ落ちる、せせらぎで遊んだり、
放牧の羊と出会ったり、楽しいハイキングでした。
翌朝、Gudvangen 11:30のフェリーで、フロムに向かいました。
フェリーの出港時間が近づくと、突然どこからか、
湧き出したかのように、ドイツや日本のツアー客が集まって来て、
フロム行きのフェリーは満員の状態で、出港しました。

フェリーは細く切れ込んだナールオイフィヨルドを進みます。
昨日訪れた滝が左手後方に、あっと言う間に遠ざかっていきました。
深く切れ込んだフィヨルドの景観は雄大そのもの。
荒々しい山肌とは対照的に、海面は静まりかえっていています。
切り立った壁の頂上付近には、所々雪渓が残っていて、
行く筋もの滝が、そこから流れ落ちています。
東山魁偉も絵に描いたという、形の綺麗な滝も見ることが出来ます。

このフェリーでは、こんな素晴らしい景色を
延々二時間も堪能することが出来ました。
でも、フィヨルドの天候は安定していなくて、
なかなか青空がのぞめないそうです。
こんなにいい天気に恵まれて、本当に幸運でした。
所々、切り立った崖の僅かな隙間に、集落が現れます。
一番小さい集落は、家屋が6軒ほど寄り集まっただけ。
しかも、こんな小さな集落になんと郵便局まであるのだそうです。
極め付けはナールオイフィヨルドからアウランフィヨルドに
入ったところの牧場です。

断崖絶壁の崖の上、100mぐらいのところに、
ポツンと一軒農家が建っています。
よくもこんな険しいところに、住んでいられるものだと
本当に、感心してしまいます。
なんでも昔は、この農場に辿り着くには、
縄ばしごが唯一の手段だったそうです。
税務署の役人が来ると、縄ばしごを引き上げて税金逃れしたという
嘘の様な話しもの残っているみたいです。
アウランフィヨルドはナールオイフィヨルドに比べると、幅が広く、
その分両側の崖の傾斜も多少緩くなっているようです。
やがて、進行左手に大きな集落が現れてきました。
この地方の中心、アウランです。
終着のフロムまでは、もうすぐです。
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