オーナーのひとりごと

 

このページはオーナー自身の柴犬に対する「思い」や「考え」などを書き綴っていきます。
なので、まだまだこれから文章が増えていくと思われます。
「展覧会一筋」〜「ブリーダー一筋」へ
早いもので本格的に柴犬の繁殖を始めて30年が過ぎました。
始めた頃は私も若かったし、立派な犬を作出して良い成績を残したい一心で、関東を始め全国各地の展覧会場を飛び回っていました。
お陰で、数々の賞を頂く事が出来ました。
中でも当犬舎作出犬が全国展若犬賞や成犬賞を受賞していた頃は、展覧会の時期になると車数台で仲間と一緒に各会場へ乗り込んだものです。
ただ、この頃は勝負に勝てる犬を作出する事だけを目標に毎日を過ごしていたように思います。

ある時、他県の愛犬家から電話があり「前回全国展で7席と上位入賞したんだけど次回はもっと上を狙えるかどうか犬を見て欲しい」という依頼があり、後日その方が犬を連れて遊びに来た事があります。
確かにいい犬でしたが、正直言ってそれ以上の成績は望めない理由等を言って犬の為にも今回で止めるように勧めたのですが、「犬の為にももう一度頑張る」と言って帰っていきました。
その頃私自身悩んでいた事ですが、「いい成績を取りたい」というのは犬の為ではなく自分自身の為だけではないのか、と思うようになっていました。
その方は、次の展覧会に出展したそうですがダメだったそうです。後で会誌に私の名前入りでその時の事を書かれていました。
この頃から犬の事だけを考えれば、上位の成績を取れそうな犬だけに夢中になって次々と犬を入れ替えていく飼い方より、ペットとして一生家族の一員として可愛がってもらう方が犬達にとって幸せではないか、と思い始めたのです。

展覧会に燃え始めて、丁度10年が経っていました。
各賞を貰った犬達の子孫を出来るだけ多くのお客様に提供して喜んでもらえたらと思うようになり今日に至っております。
その頃から展覧会場への足は遠退きましたが、より良い柴犬を作出する夢はずっと持ち続けています。



私が思う「良い子犬の選び方」とは…
@ 健康
どんなに外見が良く展覧会等で上位の成績を残した犬達であっても、「食が細く食事に気を使う」「皮膚が弱く皮膚病になりやすい」「他色々な疾患で絶えず獣医さんの世話になる」このような事では困ります。

A 性格
無駄吠え、噛み癖のある犬。主人がそばにいるのに知っている人でもやたら吠えまくる犬は、だいたいが気性の弱い犬に多く、後天的な事より生まれ付きシャイな性格の犬に多く見られます。
子犬の時、尾を下げたり股の下に丸めたりする子犬は要注意です!

B グレード
もちろん見栄えの良い犬を作出する為に頑張っているのですが、@Aが欠けていたのでは何にもなりません。
3つが揃って初めて名犬です。

このような子犬と出会うには…
両親の健康・性格・グレードを見る事が一番だと思います。
親を見ればこれらの事もだいたいわかります。
親が不健康なら体の弱い子犬が生まれます。気性の弱い親からはシャイな子犬が生まれます。
しかし、グレードだけは親が良いから子犬も必ず良いとは限りません!
チャンピオンからチャンピオンとはなかなかいかないんです。
だから、難しいしけど遣り甲斐もあるし、又面白いんです。
でも、やはり良い子犬は良い親犬から生まれる確率は高いようです。

このような事から、当犬舎では販売する子犬については必ず、親と遊んでいる子犬を見た上で選んで頂くようにしています。
よって、他犬舎から子犬を仕入れて販売する事は特別な事がない限り致しません。
この考えで30年近くなりますが、先天的な疾患等のトラブルなどは一度もありません。
ただ子犬がいない時が度々ありますが、ご了承下さい。
次の子犬が生まれるのを楽しみにしてくれる方もいらっしゃいます。

理想の子犬を1頭でも多く作出する事を目標にこれからも頑張り続けます。


お客様との絆
「お散歩をしていたらすれ違う人から、いい犬ですね!と褒められていい気分でした!」
「病気ひとつせず、元気に庭を走り回っています!」
「無駄吠えしなくていい子です。いい子犬を譲って頂きありがとうございました。」
…など、電話やお手紙又は年賀状をくださる方。
家族と一緒に撮った愛犬の写真を送ってくださる方。
大きくなった柴犬を連れて遊びに来てくださる方。
食欲が無くなったからなどと心配して相談してこられる方。
「昔、大島犬舎で買った犬が老衰で亡くなりました。」と知らせてくれる方。
・・・などなど。

みんな、1頭の犬を通して結ばれた絆です。
これからもお客様との絆を大切にしていきたいと思います。


これからペットを迎え入れたいと考えている方々へ…
柴犬に限らずどの犬種を選ぶにしても、出来れば前文でも言ったように親犬を見せてもらう事、子犬が走り回っているところを見せてもらう事、お店で選ぶ時は可愛いからと衝動買いはしない事、1週間ぐらい様子を見る事、この間に病気・性格等を観察しその上で選ぶ事です。
健康な子犬は簡単には病気等はしません。ちゃんとした管理さえしていれば、一生のうち何回も獣医さんの世話にはならないものです。

一度迎え入れると15年近く家族の一員として生活する仲間です。どうか迎える方も犬達の事をもっと勉強してあげてください。

どうかいい出逢いがありますように…。


 

 

 

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