
若山 五朗君の霊よ!
君の尊くも若い生命と、私たちの
いくつかの汗でできあがった“穂高の岩場”を
謹んで君の霊前に捧げます
岩稜会
1959.7.15 発行 ・ 発行所 株式会社 朋文堂
穂高の岩場 1

| 2009.8.15 発行 ・ 発行所 株式会社 あるむ 四六判 446ペ−ジ ・ 定価2100円 | |
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ナイロンザイル事件をめぐり半世紀を越す戦いを持続された石岡先生と共に事件の顛末をまとめあげられた相田武男さんとの共著になる『石岡繁雄が語る 氷壁・ナイロンザイル事件の真実』は、2007年1月に発売以来、地方の小さな版元から世に送り出されたにもかかわらず、全国の有為の読者に受けとめられる所となり、お蔭をもちましてここに新装版を刊行するに至りました。 本自体の「寿命」が短くなってきておりますこの頃です。そんな中で、本書がひとりでも多くの読者にあいまみえ、その結果「バッカスの肉声」(鳥居哲也氏)が世の中に少しずつ染み透っていってくれることを心から願って、『石岡繁雄が語る 氷壁・ナイロンザイル事件の真実』の新装版を刊行いたしました。 株式会社あるむ |
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山岳雑誌「岳人」は、本書を山岳雑誌の中の第一位に選んだ。

穂高の中心涸沢の表玄関にそそり立って、山麓を行きかうアルピニストたちを睥睨する屏風の大岩壁は、戦前の登山界において、登攀不可能の象徴ででもあった。
しかるに昭和22年夏、本書の著者石岡君は、二人の少年を連れてこの屏風岩を完登したのである。そのときの記録は『屏風岩登攀記』(昭和24年発行、本書の前身)として公表した。
あの井上靖氏の小説『氷壁』のモデルとなったナイロンザイル事件をご存知だろうか。遭難者はこの石岡君の実弟である。私はくわしいことはしらないが、この事件と取りくんだ彼のヒュ−マニズムを高く評価している。
いずれにせよ、彼が若き日に挑んだ屏風岩の登攀は、わが国における屈指のアドヴェンチァ−であり、本書の出版は、この異色ある山岳ドキュメントを再評価するうえで、まさに時宜にかなったものといえよう。
1977.12.15 限定版発行 ・ 発行所 碩学書房

清流梓の河畔にたたづみ、青空にそそり立つ岩壁を仰ぎつつ奇しくも展開された劇的登攀を回顧するとき、思いは遠く幻影の彼方へ羽ばたく。・・・・・・
激しかった一連の登攀はまた一場のロマンスシ−ンでもあった。
屏風岩の魔力に引きよせられてゆく著者、かねて用意されたとも見られる魅惑的なテラス、一夜の愛撫、永遠に消すことの出来ぬ形見の指輪、・・・・・・すべては千古の謎屏風岩が神秘のヴェ−ルをぬぐに相応しい場面であった。
本書が岩壁の滴によって生れたことを思えばその感が一層深いのである。
石岡 繁雄
1949.9.25 発行 ・ 発行所 碩学書房
屏風岩登攀記

技術的な限界に挑み友情への懐疑と闘いながら、5度目のアタックを敢行。
二人の教え子はついに難関をのりきったが、著者は一人岩壁にとり残された。
そして一つの岩壁に青春を賭けたことの意味を自問しつつ、朝を迎える―
日本登山史上の記念碑的手記。

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石岡 繁雄
2005.4.30 限定版発行 ・ 発行所 株式会社 あるむ A5判上製箱入 340ペ−ジ ・ 定価4000円
私は87歳になった。最近友人のすすめがあって機会をえたので、半生をふり返って思い出の大きいものを本としてまとめることにした。
本書は、私自身が折々に向き合ってきたさまざまな事柄について、登山家、物理学徒、市民として考え行動した結果を、関連する資料とともにまとめたものである。読んでくださる方がそれらの中に何か繋がりを感じられるとすれば、その繋がりが私というもののささやかな意志だと思っていただいてもよいのかも知れない。
ザイルに導かれて